NHKでなんかやってたよね。みたいなやつ。
弱肉強食の資本主義、競争社会だとかいいながら、苦しくなったら公的資金よろしくというのは、普通「ふざけるな」なわけですけど、アメリカでは「あり」なんですよね。
明らかにおかしいですよね。
NHKで資本主義の人が言ってましたけど、公的資金をいれたところは役員全員解雇、新役員もボーナスなしでいいですよね。
当り前です。
資本主義なら資本は有能な者に注がれるべきなのですからね。
AIGの役員は無能を通り越してマイナスの能力なわけで。
ていうか資本主義マンセーなら、そもそも公的資金をいれるべきではないと。
で、公的資金を入れなくていいのかというと、その場合資本主義のつもりのこの社会自体が崩壊することになると。
さんざん好き勝手にやってきておいしい思いをした者たちが、都合が悪くなったら助けろと。さもないともっとたくさんの人が困るんだぞと、脅してるわけで、こりゃ話にならない。
迷惑この上ないわけですが、これは見事な既得権益になっていますね。
そういうことなわけで、やっぱり根本的にシステムあるいは発想がおかしいんですね。
資本主義、競争社会というシステムを貫くなら、国家は暴力のコントロール以外に何もしない最小の政府でいけばいいわけですが、さすがに先進国ではそういう国はないですね。
アメリカはもっとひどいですけどね。一度競争に勝ったものをひたすら優遇し続ける国になってますが。
しかしながら、結局のところ、今の状態では政府の財政も何もかも破綻するし、政府は国民の生命は守らねばならないので、競争で負けたものをただ放置も出来ないわけですね。
だったら最初から、そこそこ資本主義のそこそこ競争社会でいいのですよ。
オ○ックスの宮○とか言う人は、ずいぶんと厳しい競争社会マンセーだったようですけど最近はすっかり、ダメダメになってますけど、引退しないんですかね。
こういう人ってたぶん自分が儲けられるうちに儲けたいってだけなんですよね。まずくなったら「助けて」ってやりますよ。
取りあえず公募増資ですか。そろそろ引退ですかね。
ちょっと個別の話になってしまいましたが、ようするに、こういうところでロールズなんですよ。
ロールズがベストということではなくてロールズが基本ということで。
ロールズの場合、不平等はある程度認めているんですね。
全体のためになる場合で、かつ最低ラインの引き上げになる場合と。
それでこのあたりについては様々な批判もあるのですが、面倒にってきたのでまたね。だはは
あれです。こういう社会のシステムについて突き詰めていこうとすると、競争社会とは離れた方向に行くのですが、それもまた次。
いつかわからないけど。
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