本日の山陰は曇りです、時々雨がパラパラしていますが雨が降ったとは言えないような・・・。
空には鉛色の雲がありますが時々晴れ間が出たりしても寒い1日でした。
いかにも山陰の冬って感じです・・・改めてタマネギの定植が終わっていて良かった〜という感じですね。
同じ種類の玉ねぎなのですが左側3列はポットセルで育苗した苗です、右の2列は普通の苗で根が切れているのです。
植えた時間は長く見積もっても2日間くらいですがもうこんなに違うのです。
今日も朝から雑用と修理です。
S木さんのデカールを作り直します。
昨日も同じものを印刷したのですが多少の色飛びがありまして・・・もう一度やり直しています。
GTRのホイールの方はChromeを塗っています。
Chromeの上にはクリアーも何も塗っていないのでピッカピカ!!
乾燥機で硬化促進させたらスポークとリムに部分をシンナーを含ませた綿棒で拭き取ります。
この部分だけChromeではなくゴールドなんですよ。
なので・・・ウレタンクリアーを塗っていたのです。
そして最後にスモークブラックを混ぜたウレタンクリアーを塗りまして・・・こんな感じかな・・・。
実物はこんな感じ・・・
雰囲気違うかな〜??ゴールドがちょっと濃かったですね〜。
ウレタンクリアーにオレンジを入れずイエローだけにした方が良かったかも・・・
でも大丈夫です。
このホイールは没になりました(笑)
どうやら資料画像が違っていたみたいです・・・(滝汗!!)
このホイールは3Dプリント製なのです、シンナーにつけて塗料を剥がすと劣化してしまうような気がするのは私だけでしょうか?
S木さんにお願いしてもう一台分プリントをお願いしようかな・・・。
続いてこちらです
少し前に塗ったムルシエラゴですが車高を2mmくらい下げてほしいということで戻ってきました。
でも2mm下げるとタイヤがホイールアーチに干渉しそうなんですけどね。
まあできる限り下げるということで作業を開始します。
これは元々のミニカーの設計にも関わる部分なのですが本当に下げるなら塗装前にホイールアーチの内側のホイールアーチを削っておかないとタイヤの内側が当たる可能性も出てきますからね〜。
先日塗り直すときに分解していますので分解はお手のものです(笑)
そしてホイールを支えている車軸の取り外しですがエポキシ系の接着剤を使っていますからそう簡単ではありません。
グルーならドライヤーで加熱すれば分解できるのですけどね〜。
こんな場合は車軸に熱したハンダゴテを当てて接着剤が柔らかくなるのを待ちましょう。
今回は大きめのハンダゴテを使っています。
ハンダゴテってハンダ付けだけに使う訳ではありませんよ(笑)
シャフトを熱しますと最初にホイールが外れます。
続きましてシャフトをペンチでクルクルと回しますとシャフトも外れます。
これはリアのシャフトが収まる部分の画像なのですが・・・
気がつかれますかね〜??
シャフトの入る部分が薄らと黒く見えていますね。
これはレジンのエンジンルームの部品の厚みがもう無いですよ〜!!と言うサインなのです。
つまり透けて見えているんですね。
このシャフトが通る部分ですが斜めに切られているのはMRコレクションさんが切られた部分です・・・私ではないですね(笑)
その薄くなった部分をリューターで削ってゆきます削らないと車高を2.0mm下げる事ができないのです。
今部分が当たってしまうんですよ。
余りにも心配なので0.5mmのピンバイスで小さな穴を開けてみました。
やはりプスっという音と共に簡単に貫通してしまいました。
黒い小さな穴がありますよね〜!!
シャフトが通る穴を一生懸命削りますと・・・
これくらい車高が低くなります。
下がガラスなのでわかりにくいですが、ホイールアーチの上の部分を見て頂きますとタイヤにホイールアーチが被っていますのでいかに車高が低くなっているのかご理解いただけるでしょう。
フロントを拡大しますと・・・
リア側もこんな感じです。
実車でもこれ以上は下げられないのがご理解いただけますかね〜(笑)
ちなみにまだ車軸は接着していません・・・お客様からのご返事を待っています。
接着してしまうと元に戻れなくなってしまう恐れがありますからね〜
このような加工はお客様とお話をしながら進める必要があるのです。
待ち時間には他の仕事を進めましょう。
メイクアップ製の1/18のLF-Aですね・・・。
一見したところ何の問題もなさそうですが・・・
下の写真では見えにくいですがリアの下側のディフューザーが外れています。
一見したところペタッと貼れば終わりだと思われるでしょ?
確かにペタッと貼れば終わりなんですが・・・
先にしなければならない事があります。
下の写真・・・わかりますか?
展示ベースの裏のカバーを剥がさなければ修理ができないのです・・・つまりこれを剥がさないとミニカーを止めているビスが緩められない・・・。
リアのディフューザーを接着するためにはミニカーを台から外して作業をする必要があるのです。
もちろんビスの部分に穴を開けてビスを緩めてミニカーを外すという方法もありますが修理というのは完了後には元と同じ状態に戻すのが原則だと考えているのです。
ビスの部分に穴を開けて作業をしますとその穴の部分の補修は同じ色のパッチを貼っておくくらいしかない訳でして・・・。
それでは元と同じ状態とは言えないのです(私の中ではね)
外れていたディフューザーを接着しまして気がついたのがカーボンデカールの上についた2箇所の黒い塗料です。
綿棒にエナメルシンナーを含ませて拭き取りました。
ちょっと時間はかかりますが綺麗になりましたね。
見えないところではありますが・・・
剥がした黒い布!?を新しく貼り直します。
私が使ったのはアルカンタラ調の布です・・・元よりも良くなった!?(笑)
ここで時間になってしまいました。
明日もまだ雑用がありますのでそちらを進めましょう・・・それでも少しアトリエの足元が広くなった様な気がしますね。