Studio Flow's こころの声 blog

2018年末左手橈骨粉砕骨折後、入院・手術・リハビリを経験。その後の気づき・思うこと、老親、勉強のことを書いていきます。

入院日記59日 リハビリ8日目

2019-03-02 21:44:22 | こころの声
土曜日も通常の院内生活。
午前・午後からリハビリ。

午前は浮腫があるので、流すためと筋拘縮を取るためほぐすことから入り、指の動き回内回外手首の動きへと進んで行く。
屈曲はまだ動くが、伸展がなかなか難しい。
関節の拘縮ももちろんあるが、筋が廃用性で衰えてもいる。
動かないことは辛いけど、いつどこまで行けるようになるか…それを楽しみに頑張るしかない。
今日の指の運動。

粘土遊び。これも大切な遊びだったのね。



今日の考察。
「寄り添う」について
トレーナーになって、講師の先生が言われていたのは、「クライアントに寄り添え」「僕たちは黒子に徹しろ」とか言われていて、それを聞いて「この先生なんて凄いんだろう」とか感動していたけれど、今で思うとそれは綺麗事だ。
入院して、落ち込んでいこうと思ったらどれだけでも落ちていけるこの状態。
私が学んでいたことは「寄り添う」ではなく「応援」だったのだと思う。
私の友人にはトレーナーが多いが、治療家さんもいる。
日々、ラインでのやり取りをしながら、治療家の友人はそっと横に居てくれる。
トレーナーの友人は正面にいる感じ。
元気というか普通の時には、正面で引っ張ってもらえるのも良いのだけれど。
ツライ状態の会員様には、私はキツすぎたな…。
寄り添うことをしている気になっていただけだ。
傲慢だ。

さて、創外固定の傷跡を毎日消毒してきたが、やっと乾いて絆創膏となる。
消毒は卒業。
今夜のシャワーから左手にカバーはせず、全部洗えるようになった。
普通にひとつ近づいた。

もう一つ。
三角筋が無くなって、腕が正面からは挙げられるが、横から持ち上げる事が出来なくなっていた。
で、ベントオーバーの姿勢で腕を横から持ち上げ、その後体幹を立て、腕はエキセントリクスで降ろす。
これを結構繰り返していたら、三角筋のくびれができてきた。
自体重だから筋肉痛が出るかどうかわからないけど、でなければ明日も、でたら1日休みでまた積み上げて行こう!
位置関係に工夫してのトレーニングは楽しいわね。
脳みそ使って工夫して、無理はできないので、少しずつ普通に近づけて行きます。