入院日記73日 リハビリ22日目

今日の朝。
朝目覚めたら、内臓を温めるためにお湯を飲む。
で、カップを左手も添えながら両手でお湯を飲むことができた。
怪我をしてみて、手ってどれだけ複雑な動きをしてきたのだろう。
よく出来ている。本当に凄い！
素晴らしいものだとつくづく思う。

さて、本日前の病棟からご一緒だったYさんがご退院。
おめでたいのだけれど、寂しい…。
まだ、次の方はおられず部屋は開いたまま。
まあ、病院の経営はさておいて、怪我人が少ないことは喜ばしいことだと思う。



開いたベット…私の正面。
寂しいけど。

午後のリハビリ。
昨日の伸展用スプリントを作ってくださった作業療法士さん。受傷後初めて担当頂く。
やり方、伸ばす方向、1b抑制と今までの作業療法士さんとは違う。上手い！
こんな方ばかりなら患者としては嬉しいことだと。
で、1bは私も自分でかけれるし、伸筋も屈筋も硬くなってしまっているので、1bも使用しつつ弱い力で長く安全に伸ばしていきましょうという事になる。
まずは私の出来ること、時間を決めて伸筋・屈筋交互に実施していきます。

しかし…日にちが経つほど、スタッフの方と話をすればするほど私の骨折は本当に酷かったのね…と自覚するしかない。
そうして、私はそれを多くの方々のお力をお借りして、乗り越えていかなければならない。
我なんて張ってはいられません。

では、明日は入院後、初の外出です。
ちゃんと伸展用スプリントも持参して行ってきます！

野口さん。
今日はありがとうございます。
また、お願いせざるを得ないことがあると思います。
どうぞよろしくお願い致します。