ある程度の規模をもつ病院には救急センターがあり、突然の事故や病気に対応する救命医が詰めています。駿台国際教育センターの近くには、たくさんの病院が集っていますが、例えば、東京医科歯科大学の救命救急センターは、30床の集中治療室と20名以上の専任救急医を擁する国内屈指の規模を誇っています(同大学は帰国入試は実施してはおりません)。
救命医は外科、内科、循環器科、耳鼻科、あらゆる分野に対応できる力が必要です。それだけに救命医としての仕事はとても厳しいものですが、医師としての使命感を充足できる仕事かもしれません。救命医療は医の原点といわれるのはこのような理由からかもしれません。昨今は一般生も帰国生の医学部志望の受験生も、将来、救命医を志望するケースが多く見受けられます。
医学部志望の受験生の皆さん、自分の夢を達成するためにしっかりと励んでください。ちなみに、救命医療に携わる医師は「救命救急医」、医師の指示のもとに病院への搬送中の緊急車両の中で救命措置を施す業務を行う人たちは「救急救命士」という名称となっています。
(yos)