COP18、COP11・・・

一昨日の12/9に、「COP18」が閉幕、というニュースがありました。
この「COP」という言葉、2012年においては、「COP11」という表現でもニュースに取り上げられています。実は、「COP」というのは、ある国際条約における締約国会議（Conference of the Parties）のことで、話し合いで物事を決定する国際条約上の最高決定機関といえるのです。
そして、「COP」に付随する数字は「第～回」をさします。すなわち、「COP18」は、「第18回締約国会議」というわけです。

ところで、2012年に「COP18」と「COP11」といった開催数の隔たった会議が存在することに疑問が浮かぶかもしれませんね。その理由は、「第18回気候変動枠組み条約＝COP18」、「第11回生物の多様性に関する条約＝COP11」、「第11回ラムサール条約＝COP11」があったからなのです。
つまり、回数だけが見出しになることが多く、混乱しやすい、誤解しやすい状況を生んでいます。
　
帰国入試では、よく取り上げられる地球規模、国際的なテーマとして、「貧困」や「環境」等、があります。それゆえ、過去に何度か、「COP」が取り上げられています。一度、調べてみるとよいテーマと言えます。
（Nas）