竜頭蛇尾といえば、初めは勢いがあってよいが、次第に尻すぼみになることをさします。頭が竜のように立派なのに、後ろの方はただの蛇のしっぽのように先細っていることに例えています。
学生たちの面接対策を担当していると、初めは、プレゼンのように主体的に主張し始めながらも、だんだんと勢いがなくなって、声が小さく、滑舌(かつぜつ)も悪くなってくる場面によく遭遇します。まさに竜頭蛇尾といったところでしょうか。
さらに、受験勉強自体においても同様のことが言えることが少なくはありません。
どちらの場合でも言えることは、自信を持つということ。そして、訓練、すなわち練習や演習をしっかりとこなすということが大切です。
そのためには、第一志望校への思いも竜頭蛇尾とならないようにしたいものです。
現在、受験継続中の皆さん。2012年の辰年(竜)から、2013年の巳年(蛇)へ、まさに竜頭蛇尾にならないようにね!
(Nas)