6/4の日経新聞にNTTの新技術が掲載されていました。英会話の苦手な日本人が話す英語のリズムを、システムで自動修正するための基礎技術を開発したというものです。「英語を母国語とするネイティブに近いリズムに変え、伝わりやすくする」というこの技術は、個々の単語の発音に誤りがあっても、「全体として話すリズムが正しいと理解されやすい」(開発担当者)ことに着目したものだそうです。将来、携帯電話に組み込めれば、電話越しの英語での意思疎通が容易になる見込みとのこと。
NTTドコモは既に「はなして翻訳」というサービスをスタートさせています。日本語を他の言語に翻訳するサービスで、通話利用では英語・中国語・韓国語の3か国語に対応しており、対面利用では英語・中国語・韓国語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・スペイン語・ポルトガル語・タイ語・インドネシア語の10か国語に対応しています。
技術の進歩とともにますます便利になる世の中ですね。これらの技術が将来、英語教育や語学教育全般にも役立つツールとして製品化され、日本人の外国語のコミュニケーション能力の向上にも貢献してくれることを期待します。
(maw)