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桜みくじ

2014年04月16日 | 全般・イベント

京都の平安神宮では、春になると、『桜みくじ』と書いた「”はな”みくじ」を引くことができます。このおみくじは、名前のとおり、おみくじの色が白色ではなく薄紅色をしていて、桜を連想させます。

 普通のおみくじの運勢は、大吉、中吉、小吉、末吉、凶などとなりますが、桜みくじはユニークで、「つぼみ」から始まり、「つぼみふくらむ」 「咲初む」「三分咲き」「五分咲き」「八分咲き」「満開」となっています。桜みくじを引く人は、大吉を表す「満開」よりも「つぼみ」や「五分咲き」などの方が嬉しいようです。すでに「満開」だと、あとは散りゆくだけで、嬉しさよりももの寂しさを感じ、「つぼみ」や「五分咲き」等の方が、夢や目標がこれから花開くと考えられるからです。

この桜みくじは、絵馬同様に願い事を書くこともでき、願い事を書いた桜みくじを『結び木』に結ぶことで願いが叶うと言われています。この『結び木』に薄紅色の桜みくじを結ぶことにより、木に桜の花が咲いたようになり、結ばれるおみくじが増えていくことで、三分咲き→五部咲き→八部咲き→満開の姿へと移り変わっていきます。この結び木が満開になるころ、桜が旬を過ぎ葉桜になっていきます。日本には四季があり、その四季折々に趣向を凝らした行事が各地で行われ、昔ながらの日本の風流を感じることができます。海外にいる受験生の皆さんも日本に戻ったら、日本の風流を感じてください。そして、日本の心を感じてください。

<ots>


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