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君はバイリンガルか・・・・

2015年03月05日 | 全般・イベント

この数年、グローバル教育の大切さがうたわれて、多くの教育機関で急速に多様なプログラムが提供されるようになってきました。
「国内だけを見ていてはいけない」
「世界へ飛び立て!」

そうなると、注目されるのは「英語力」。それも、これまでの「使えない」英語ではなく、実戦的に「使いこなせる」英語を学べ・・・ということで、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4領域の指導・学習がトレンドとなってきました。
その結果、英語を使いこなせるよう、英語に特化した教育が「流行」していると感じざるを得ない状況となっています。大学も生き残りに必死ですから、「流行」に敏感になってしまうのは当然かもしれません。

しかし、ここで疑問に思う教育者も少なくはありません。
「もしかして、日本人なのに英語しか使わないつもり?」
「母語(日本語)が出来ない日本人って?」

一方、日本企業や、外資系でも日本人に関わる企業で求めているのは、日本語でも英語でも、論文が書けるような人材だと聞きます。
つまり、バイリンガルであるということ。日本人の場合は、日英バイリンガルが一般的なスタイルであると思いますが。
そう考えると・・・
「日本語しか話せないなら、英語を話せるようにしろ。」
「英語は堪能だけれど日本語が弱点なら日本語で学ぶことに挑め。」
という声があるのも当然ではないでしょうか。
自分はどちらであるのかをしっかりと考えて進路を選択してほしいと思います。

ある英語特化型学部の大学教授の反省の言葉が忘れられません。
「日本語がダメな学生を生みだしてしまった。」
 
(Nas) 


 


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