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受験って・・・無駄なモノ?

2015年04月26日 | 全般・イベント

大学に限らず、様々なシーンで「受験」という機会が存在します。
帰国した学生たちとお話していると、「受験」に対する感想が様々であることがわかります・・・当然ではありますが。

「なんで、わざわざ受験勉強しなくちゃならないのですか?学校の成績で(合否を)決めればいいのに・・」Aさん
「こういう機会がないと勉強しなくなるから、意味はあるんじゃないかな。」B君
「知らないことがたくさんあるから、いろいろと学ぶことは楽しみです。」Cさん

さて、上記の感想が必ずしも入試結果に直結するわけではありませんが、同じ学力・成績を有する者同士であると仮定すると、
やはり、C>B>A で合格の可能性が異なるように感じます。あるいは、それは入試においてだけではなく、多様な場面においても優位性の相違となって表れてくるものだと思います。すなわち、貪欲に学ぼうとする気持ちが有るか無いかが重要なポイントとなるわけです。

もちろん、Aさんは、学習意欲が無いのではなく、単純に「受験勉強」の必要性、あり方を問うているのかもしれません。
しかし、海外で多くのことを学んできたことの価値は変わらなくとも、日本人としての一般的レベル、あるいはアカデミックレベルにおける常識、知識が欠乏していることの事実は残るのです。例え、大学が海外の学校の成績だけで「合格」を与えてくれても、この事実は変わりありません。
そのことに気づき、「受験」という機会を通して、大いに学ぼうとする姿勢はとても大切なものであると考えます。

ややもすると、マニアックな行きすぎた知識を問う入試問題も存在するでしょう。しかしながら、帰国生大学入試では、意味のある出題が多く、ギャップイヤーのような帰国生だけに与えられる猶予期間を利用して大いに学ぶことによって、著しい成長を遂げることが可能なのです。
(Nas) 


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