帰国生入試において、多くの学校で求められるのが英語の能力です。
英語力の証明として帰国生入試で最も取り入れられているのがTOEFL iBTでしょう。
リーディング(Reading)、リスニング(Listening)、スピーキング(Speaking)、ライティング(Writing)の4部から構成されており、0~120点のスコアとして判定されます。
TOEFLに続き、多くの入試で取り入れられているのが、IELTSです。
イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドではTOEFLよりも広く採用されており、帰国生でもIELTSのスコアを保持している生徒が増えてきました。
IELTSはバンドスコアと呼ばれる1~9の数値で示され、スコアは0.5刻みとなります。IELTSもTOEFL同様4技能のセクションで構成されています。
また、日本国内や就職活動の場でおいて最も用いられているTOEICですが、上智大学や国際基督教大学(ICU)をはじめ帰国生入試でも採用する大学が増えており、AO入試では多くの大学が出願要件または自己推薦要件としてTOEICを採用しています。
なお、TOEICは第210回公開テスト(2016年5月29日実施)より出題形式を一部変更することを発表していますので、受験を予定している生徒は事前に確認をお勧めします。
ここ数年、日本の大学で増加しているのが、TEAPを採用した入試です。
TEAPは、上智大学と日本英語検定協会が共同で開発した英語テストで、Reading/Listening(同時受験)、Writing、Speakingの3つのセクションで構成されます。現在の英語力を「スコア」および「バンド」でフィードバックし、入試や学力測定の際には非常に便利とされています。
2016年度入試においては上智大学の他、立教大学、青山学院大学や中央大学の一部の学部でも導入予定です。さらに2017年度は、明治大学経営学部や筑波大学医学類の推薦入試、早稲田大学文化構想学部・文学部の一般入試で導入するなど、ますます採用の場は増えています。自分の英語力を高めるために、今までとは異なる英語試験を受験してみるのも一つの方法です。
TEAP採用大学一覧
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