先日、津田塾大学帰国生入試の合格発表があり、駿台国際からも幾人の生徒から喜びの報告がありました。合格した生徒からは、「面接では経歴や学びたいことを深く問われ、今までで最も高度な質問をされた。教授たちの真剣さが伝わってきて、より入学したくなった!」という報告がありました。
津田塾大学は東京都小平市にある私立の女子大学です。小規模な単科大学のため、名前を聞いたことのない帰国生もいるかもしれませんが、日本の女子教育の先駆者とされる津田梅子によって設立され、100年以上の歴史を持つ伝統があります。特に英語教育に力を入れている大学で、英文学科には「翻訳コース」と「通訳コース」が設置されており、多くの翻訳者と通訳者を輩出しています。映画字幕翻訳家として著名な戸田奈津子氏も同学科の出身です。英文学科と並び、帰国生に人気が高いのが現代社会における様々な問題を総合的に考察することができる国際関係学科です。今年は両方の学科に合格が出て嬉しい限りですが、2017年4月からは総合政策学部も新設され、帰国生もAO入試で受験することが可能です。いずれの学部も、入学後には真面目に学問に取り組める環境があり、就職率が高いのも魅力の一つです。来年以降、日本の大学を検討している女子生徒の皆さんは、選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
(con)