いわゆるAO入試でありながら、多くの帰国生が受験する入試として、早稲田大学政治経済学部のグローバル入試が挙げられます。今年度までは英語外部試験のスコアを所持していれば、一般生でも受験できる形態の入試だったため、入試会場では毎年高校の制服を着た受験生が数多く見受けられました。しかし、2021年度からは対象を「海外就学経験者」に絞るとして、変更が発表されています。
その結果、おそらく受験者数は減少することが見込まれます。また、それに伴い、募集定員の削減の可能性もあると大学側は公表しています。
多くの帰国生にとっては出願資格が認められるため、受験機会がなくなる可能性は低いでしょう。しかし、駿台国際教育センターで「国内高3生」として受け入れているような方、本帰国が早く、日本の高校に編入された方にとっては貴重な機会を失うことになるかもしれません。
大学側から詳しい情報が発表され次第、ブログやメールマガジンでお知らせいたします。
(ala)