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SATの語彙問題

2023年02月27日 | 【海外校 アメリカ地区】

こんにちは。駿台ヒューストンです。

帰国子女大学入試で重要な意味を持つSAT。「サット」ではなく「エスエイティ」と読みます。そのSATは2016年春に問題の様式が大きく変わりましたが、今回紹介するのはその変更前の問題です。

It is not uncommon for members of the clergy to conclude a public speaking with ------.

(A) a tantrum      (B) an imprecation        (C) a benediction        (D) a precaution        (E) a fable

------ even when offstage, the famous comic, known as much for his quips as his glamorous life-style, ironically told the interviewer he lived a very ------ life.

(A) Facetious . . mundane        (B) Greedy . . pompous        (C) Asinine . . whimsical       

(D) Arrogant . . commonplace        (E) Humorous . . sonorous

「SAT以外では使うことがない」「断片的知識で実用性に乏しい」などの批判を受けてこの形式はなくなりましたが、このスタイルで出題されていた単語は、教養レベルの読書をしていれば頻繁にお目にかかるものばかりで、実は今でもSAT読解セクションに向けて必修の単語が多くあります。

「実用性」を根拠に学習のあり方を批判するのは日本でもよく聞く話ですが、そもそもその実用性の定義が曖昧なので、議論が空転していることが多いですね。

駿台ヒューストン(HO)


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