駿台海外校・駿台国際教育センター【公式ブログ】

海外教育、帰国生入試、留学・英語資格対策のトップブランドが皆様に役立つ情報をご提供します!

最強の単語勉強法

2021年09月03日 | 【海外校 ヨーロッパ地区】

皆様いかがお過ごしでしょうか、駿台デュッセルドルフ校です。

早いものでヨーロッパでは既に夏が終わり、日も短くなっていくのを身をもって感じるようになりました。
夏が終わるという事は受験勉強も必然的に熱が入ってくるでしょう。

そこで、私からは受験勉強をより効率的にするための、特に「単語の勉強法」をお伝えいたします。
英単語や、古典単語にて実践して頂けます。

単語を覚える、というのは勉強において基礎中の基礎です。言葉を知らずして勉強がはかどるはずがありません。
知っている言葉が多ければ、少々文法が分からずとも、英文、古文の意味を理解することが出来ます。

単語学習は勉強の入り口と言っても過言ではないでしょう。ですから、受験勉強で何から手を付けていいか分からないそこのあなた、まず単語帳を開くことから始めましょう。

さて現在皆さんはどのような方法で単語を学習しているでしょうか。ひたすら書き込む、家じゅうの目につくところに単語をはって覚えるなど様々な方法があると思います。

学校や塾で週1回のミニテストのために勉強している人が多いのではないでしょうか。しかし、、、
2か月前のミニテストの単語を今思い出すことが出来ますか?これが出来ない人が意外と多くいるように思います。
1度学習したのにもう思い出せない、こんなに非効率でもったいないことがありますか。しかし、1週間だけ頑張って覚えた単語はそう簡単に脳みそにとどまってはくれません。ではどうすればよいのか。

答えは「もっとたくさんふれる」です。

当たり前すぎて拍子抜けした人もいるでしょう。しかし、この当たり前を確実に実践すれば1日15~20分の学習により
1か月で500単語は軽く覚えることが可能です。

具体的な方法をお伝えいたします。1か月で500単語を覚えるとします。まずは100単語ずつ5グループに分けます。
1日目、1~100の単語を声に出して読みましょう。この時例文ごと読むのがおすすめです。
※自分の知らない単語にはチェックを付けておきましょう。え、、、1日に100単語も?と感じられたでしょう。しかし、この1日目ですべて覚える必要はありません。あくまで「覚えようとする行為」が重要なのです。また、この100単語覚える行為はおおよそ20分で完了します。もしくはそれ以下かもしれません。そして2日目は101~200、3日目は201~300と行っていき、5日目で500単語すべてを一度「覚えようとした」ことになります。

6日目からは1日目に行ったことを繰り返していきます。そうすると1か月、30日で同じ単語を6度「覚えようとする」ことになります。そうすると1か月後には500単語がしっかり脳みそに叩き込まれているはずです。さらに初めは、20分程度かかっている単語学習も、回数を重ねるごとに覚えた単語も増えていくため、学習時間も短くなっていきます。そうすると他の勉強にも時間を使えるようになっていきますよ。

人間はその日”初めて”覚えたものの約70%を次の日には忘れてしまいます。
1週間たつと約75%は忘れてしまうようです。
しかしこれが2回目になると忘れる割合がかなり減ります。そして1か月のうちに6回覚えようとすることで記憶はほぼ確実になります。思い返してみてください、初めての通学路のことを。複雑な通学路でもだいたい1週間で道順を確実に覚えたのではないですか。1か月のうちに同じことを6度はしているからですね。

一般的な高校受験用の単語帳は1500語から2000語が収録されています。ですので単純計算で4カ月あれば単語は完璧にできます。さらに初めの500単語はhelloやgoodなど超初級の単語たちが多く含まれていますから、3か月でマスターできると思います。

この方法を是非お試しください。試すというか1か月やりきってください。

1番大切なのは24時間ごとに絶対行う、毎日欠かさないことです。

毎日やらないと全く意味がありません。この世のすべてのことに対して言えることですが、毎日の少しの積み重ねを行っている人が一番強いです。毎日行うためには習慣化させる必要がありますから、ご家庭でお子様と話し合い、毎日何時から何時まで単語学習を、誰かが見ているところで行うと”一緒に”決めてください。家族全員がお子様の単語学習の時間を把握しておくと習慣になりやすいです。この際保護者の方もお子様が単語学習をしている隣で何か新しいことを始めるのもいいかもしれませんね。私の個人的なオススメは朝起きた後の20分もしくは夜寝る前の20分です。もちろん両方行っていただいても良いですよ。効果倍増です。

単語学習を通して継続する力、語彙力を身につけ第1志望へとともに突き進みましょう。

 

駿台デュッセルドルフ校 S.F.


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 外山滋比古と徒然草 | トップ | 知識は身近なものから増えていく »
最新の画像もっと見る

【海外校 ヨーロッパ地区】」カテゴリの最新記事