今日(3/22)は放送記念日。日本でラジオ放送が仮放送としてスタートした日です。
ラジオと聞いて、思わず・・・「あぁ、もう何年も聞いていないなぁ」
24時間まさに四六時中ラジオを聞き流していた学生時代があったことを思い出しました。
寝てもさめてもでしたので、夢うつつの状態でも、耳に入ってきたパーソナリティ(トーク番組の進行担当者)の声で、また内容で、「今、何時何分くらいか」が、即座に分かったものでした。
放送記念日の今日、久しぶりにラジオ放送を聞いてみました。当然、番組名も知らないものばかりでしたが、知らない放送局まであって、時の流れを感じました。それとともに、自分のいる社会のことを知っているようで、いつの間にかに知らない世界を作ってしまっているのだなと思ったのです。
世の中、まるで放送局のようにいろいろなことが発信されています。それを受け止めるTUNERを持っていない、そして、電波を合わせようとしないと、受信できないことも多いのですね。
ところで、本当のラジオ放送局は、先週より、IPサイマル放送の試験放送を開始しています。
(3/15~8/31。本放送は秋以降の予定)
これは、インターネットを介してラジオ放送を同時(サイマル)配信するというものです。著作権やデジタルである等の事情により、聴取できる地域が制限されたり、番組内容も全く同一ではないとのことですが、ラジオがなくてもラジオ放送が聞けるという画期的なものです。(えっ!TUNERいらない? でもPCが必要です。)
ちなみに聴取するには、下記のサイトへアクセスします。(地域制限があるはずです。)
http://radiko.jp/
↑ ラジコ(Radiko) といいます。ラジ男とラジ子ということでしょうか。
実は、今日、久しぶりに聞いたラジオ放送というのは、このラジコでした。
凋落の一途とされたラジオ放送業界ですが、Twitterとの融合による双方向的な番組制作の可能性や、本来得意?とする「ながら族」からの支持の回復等、その復権に大きな期待が寄せられています。(Nas)