サンフランシスコの議会関係者には、普通の人間なら誰でも持っている見識や、想像力すらも
2015-10-20
米国人はいい意味でも悪い意味でも大雑把である。そこは中国人と似ている、と、中国では有名な大学教授を父に持ち、日本の同志社大学を卒業して、日本で就職して働いている人間が、私に言った事を思い出す。
だがサンフランシスコ議会の態様や、マグロウヒル社の教科書の記述は、そんなレベルで済まされる話ではない。
米国の知性のレベル、米国の公正さ、もっと言えば、米国の民主主義の真正さが問われている事態である。
サンフランシスコの議会関係者には、普通の人間なら誰でも持っている見識や、想像力すらもないのだろうか。
20世紀は戦争の世紀だった。黄色人種として初めて列強の中の大国だったロシアを打ち破り、列強の仲間入りした日本を、米国は快く思っていなかった。
何故なら、列強の中では遅れて、中国に権益を拡大したかった米国と、植民地化されていたアジアを解放しようという日本の動きは、衝突することが必然だった。
時は石油の時代の戦争の世紀。米英は、資源のない国である日本に対して、最終的に石油の禁輸を開始した。
つまり日本を経済的に封鎖したのである。
これに対して、鬼畜米英、即刻、これを打つべし、戦争を開始せよと、猛烈に世論を煽り、
当時、圧倒的に世界一の富裕な国だった米国を相手にすることの無謀を知っていた軍部の優秀者たちでも、もはや、後戻りできな状況に追い込んだのが、今、あなたたちが、その新聞(今は左翼やくざのような新聞である)を日本の良心だなどと勘違いしている朝日新聞である。、
あなたたちのGHQに洗脳された思想に、左翼の思想と、似非モラリズムが、ぐちゃぐちゃに混ざって、もはや幼稚園児以下のレベルの低能に在ると言っても全く過言ではない新聞社である。
彼らは、日本国と日本政府を攻撃する格好の題材だとして、嘘をつくために生まれて来たような男の話に飛びついて、この従軍慰安婦という嘘を作り出した。
何回かの大スクープ記事扱いを含めて、16回も掲載して世界に発信したのである。
そのほかにも南京大虐殺30万人などを筆頭にした、数々の嘘を作って来た。
GHQの占領政策が完璧に成功した結果として、元軍人を名乗る人間たちが、吉田清治と同様の嘘を語りだしたのである。
朝日新聞が格好の日本国と日本政府に対する攻撃材料だとして、喜んで飛びついてくることを知っていたからである。
だが、あなたたちには知識も想像力もないのだろうか?
米国の占領軍が、ごくわずかな短期間の間に、膨大な性犯罪を冒し続けていたことを。
史上最高級の独裁者でもあったマッカーサーが、握りつぶして、公表させなかっただけで。
先日の読者欄には、ノルマンディー作戦は、同時に、米兵のフランス女性凌辱の歴史でもあったことを、フランスの専門学者が書いた本の書評があった。
それらのことをさておいても、
如何に、世界最高に規律がとれて、強かった日本軍であっても、軍需物資の全てが途絶えてしまっては、どうにもならず、誰の目にも敗戦は明らかだった戦争末期に、
サンフランシスコの議会関係者よ、
あなたの国は、日本全国の127都市に対して、人道に反する攻撃である無差別爆撃を行ったのである。
この攻撃で、ごくわずかな短期間に約300万人の人間が殺された。
その大半は言うまでもなく非戦闘員。
つまり、女、子供、老人だったのである。
それだけではなく、これまた人道に反する兵器である焼夷弾を用いて、127都市を、焼け野原としたのである。
それでも飽き足らず、あなたの国は、広島と長崎に原爆を落として、この美しい都市を、一瞬の内に、地獄とした。
わたしたちは、貴方たちに何の文句も言わずに、戦後70年を送って来た。
それだけではなく、私も含めて、あなたの国を最も愛して来た国と言っても全く過言ではない。
中国や韓国は、明瞭な嘘を拵え、或は、朝日新聞の嘘に飛びついて、執拗に、世界のいたるところで、日本を誹謗中傷、賠償金を払えとまで言っている。
私たちが、彼らと同様の国民だったら、あなたの国はどうなる?
存続すらできないのではないか。
考えてもみたまえ、
あなたの国が、これ以上、低能と無礼を振り回すのならば、私たちは、上記の2件について、世界に向かって東京裁判を招集しなければないらないだろう。
その結果がもたらすものは、先年のトヨタに対するデタラメと、嘘に拠るバッシングで、トヨタからせしめた賠償金などの額では、到底、収まらず、あなたの国を破産させ、あなたの国が永久に浮かび上がる事はない、人類史上最大級の、人類に対する罪に対する断罪と、損害賠償請求が行われることになるだろう。
あなたたちが全く知らない中国人と日本人の違いについて、北京大学の哲学科を出て、日本の神戸大学で学び、日本に帰化して28年、中国の本当のエリートだった、石平さんが、月刊誌VOICEに連載していた大論文、日本に「近代」を学んだ中国人、の最終回からの、彼の見事な論説を、サンフランシスコの議会の議員たちのために、次章にて、紹介する。