文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

総じて「書き換えられた内容」は、それがどうした?とさえ言いたいような内容だ。 

2018年03月28日 22時44分54秒 | 日記

以下は月刊誌HANADA今月号の巻頭に掲載されている九段靖之介の連載コラムからである。

いつまで続ける「悪魔の証明」

「なかったこと」を「なかった」と証明するのは不可能で、これを世に「悪魔の証明」と呼ぶ。 

朝日新聞と野党が森友問題を持ち出し、「首相の有罪」を望んでから、もう一年越しになる。

首相に説明責任を果たせというなら、野党側には挙証責任があるはずだ。 

なのに確たる証拠を挙げられぬまま、忖度と推測を押しつける同義反復の質問を繰り返し、首相は「その質問にはもう何度もお答えしましたが」などと同じ答弁を繰り返す。 

将棋でいえば、これはもう千日手だ。

千日手は一定の手数を繰り返したところで、指し直しとなる。

それまでに費やした時間を差し引いた持ち時間で以後の勝負を争う。双方が新たな攻守の手を考えなければならない。 

国会の審議もこれに倣ったらどうか。

一定の時間、同義反復の質問が繰り返されたところで審議を打ち切り、新たな攻め手を示さない限り、同じ問題で質問を認めない。 

裁判だってそうだ。

検察と弁護士が、片や有罪の証明を試み、片や無罪を主張して防御する。

検察が有罪の証明ができなければ、一事不再理で無罪が確定する。

逆に「有罪の証明」がなされた場合、弁護側がそれをひっくり返すには新たな「証拠」を提示しなければ再審法廷は開かない。 

国会の審議は攻めるも守るも共に立法府に身を置く議員同士のやり合いだ。

それにしてはリーガルマインドに欠ける。

とりわけ攻め手の野党議員にそれがいえる。

忖度や推測に基づく質問には、法廷なら即座に「オブジェクション!」(異議あり!)の声が出て、裁判長が「サスティン!」(認めます!)となりかねない。

「裁判長」とは審議を視聴する我ら国民(視聴者)だ。 

三月二日、朝日新聞が近畿財務局による森友学園への国有地売却に関する決裁文書の書き換え疑惑を報じた。

おや、これで千日手に陥った勝負の指し直しが始まるのかなと思わせた。 

ほどなく、財務省が書き換えを認めた。

大阪地検特捜部が近畿財務局から押収したパソコンにDF(復元)処理を施し、決裁文書の「原本」を探り出し、すでに一部は国交省などにコピーが渡っている。

それを知った財務省が、もはや逃れられぬと観念したらしい。 

財務相・麻生太郎によれば、書き換えは本省理財局の一部職員の手によって行われ、当時の理財局長・佐川宣寿(前国税庁長官)がその責任者で、書き換えの理由は、佐川の国会答弁と整合性を図ったものとする。 

朝日と野党の追及の核心は「誰が書き換えを指示したか?」だ。

三月十四日の国会審議で、安倍も麻生も「書き換えの指示」を否定した。

一方、野党六党が財務省理財局にヒアリング(聞き取り)をした。 「誰が書き換えを指示したのか?」 

希望の党・山井和則の問いに理財局次長・富山一成は繰り返す。 

「理財局の一存で書き換えた」 

ここでも千日手だ。

おまけに問題は「書き換え、あるいは削除された内容」だ。

たとえば書き換え前の決裁文書に、四人の政治家と並んで安倍昭恵夫人の名が記され、「昭恵夫人を現地に案内し、夫人から『ここはいい土地ですから、前に進めて下さい』というお言葉を頂いた」とある。安倍によれば、「妻に確認したところ、そのような言葉は言っていない。これは籠池氏がそう言っている、と書いてある(だけ)」

山井はこれについて富山に訊く。 

「安倍総理は、(私も妻も)関係していないことが明らかになったというけど、国民の受け止めは逆ですよ。昭恵夫人の名前が肝心のところで出て来て、籠池理事長の言葉だが、(それを)決裁文書に書くということは、担当者は軽い気持ちでは書いていないと思う。もし関係してないのであれば、なぜわざわざ削除したのか。関係しているから、昭恵夫人の名前が出ているのではないか」 

これは自らの忖度・推理を国民の名を借りて押しつける典型的な追及例だ。

小欄が「書き換えられた、あるいは削除された内容」を見る限り、安倍夫妻が森友学園への国有地売却に直接に関与した記述は見当たらない。 

四人の政治家-鴻池祥肇、平沼赳夫、鳩山邦夫らの名が列挙されているが、いずれも秘書が口利きしたもので、「どうにもならない」とハネられている。

総じて「書き換えられた内容」は、それがどうした?とさえ言いたいような内容だ。 

一体、いつまで首相に「悪魔の証明」を求めるつもりか? 

隣国の“悪魔”が核ミサイルを抱えて笑っているぞ。


四人の政治家-鴻池祥肇、平沼赳夫、鳩山邦夫らの名が列挙されているが、

2018年03月28日 22時43分42秒 | 日記

以下は月刊誌HANADA今月号の巻頭に掲載されている九段靖之介の連載コラムからである。

いつまで続ける「悪魔の証明」

「なかったこと」を「なかった」と証明するのは不可能で、これを世に「悪魔の証明」と呼ぶ。 

朝日新聞と野党が森友問題を持ち出し、「首相の有罪」を望んでから、もう一年越しになる。

首相に説明責任を果たせというなら、野党側には挙証責任があるはずだ。 

なのに確たる証拠を挙げられぬまま、忖度と推測を押しつける同義反復の質問を繰り返し、首相は「その質問にはもう何度もお答えしましたが」などと同じ答弁を繰り返す。 

将棋でいえば、これはもう千日手だ。

千日手は一定の手数を繰り返したところで、指し直しとなる。

それまでに費やした時間を差し引いた持ち時間で以後の勝負を争う。双方が新たな攻守の手を考えなければならない。 

国会の審議もこれに倣ったらどうか。

一定の時間、同義反復の質問が繰り返されたところで審議を打ち切り、新たな攻め手を示さない限り、同じ問題で質問を認めない。 

裁判だってそうだ。

検察と弁護士が、片や有罪の証明を試み、片や無罪を主張して防御する。

検察が有罪の証明ができなければ、一事不再理で無罪が確定する。

逆に「有罪の証明」がなされた場合、弁護側がそれをひっくり返すには新たな「証拠」を提示しなければ再審法廷は開かない。 

国会の審議は攻めるも守るも共に立法府に身を置く議員同士のやり合いだ。

それにしてはリーガルマインドに欠ける。

とりわけ攻め手の野党議員にそれがいえる。

忖度や推測に基づく質問には、法廷なら即座に「オブジェクション!」(異議あり!)の声が出て、裁判長が「サスティン!」(認めます!)となりかねない。

「裁判長」とは審議を視聴する我ら国民(視聴者)だ。 

三月二日、朝日新聞が近畿財務局による森友学園への国有地売却に関する決裁文書の書き換え疑惑を報じた。

おや、これで千日手に陥った勝負の指し直しが始まるのかなと思わせた。 

ほどなく、財務省が書き換えを認めた。

大阪地検特捜部が近畿財務局から押収したパソコンにDF(復元)処理を施し、決裁文書の「原本」を探り出し、すでに一部は国交省などにコピーが渡っている。

それを知った財務省が、もはや逃れられぬと観念したらしい。 

財務相・麻生太郎によれば、書き換えは本省理財局の一部職員の手によって行われ、当時の理財局長・佐川宣寿(前国税庁長官)がその責任者で、書き換えの理由は、佐川の国会答弁と整合性を図ったものとする。 

朝日と野党の追及の核心は「誰が書き換えを指示したか?」だ。

三月十四日の国会審議で、安倍も麻生も「書き換えの指示」を否定した。

一方、野党六党が財務省理財局にヒアリング(聞き取り)をした。 「誰が書き換えを指示したのか?」 

希望の党・山井和則の問いに理財局次長・富山一成は繰り返す。 

「理財局の一存で書き換えた」 

ここでも千日手だ。

おまけに問題は「書き換え、あるいは削除された内容」だ。

たとえば書き換え前の決裁文書に、四人の政治家と並んで安倍昭恵夫人の名が記され、「昭恵夫人を現地に案内し、夫人から『ここはいい土地ですから、前に進めて下さい』というお言葉を頂いた」とある。安倍によれば、「妻に確認したところ、そのような言葉は言っていない。これは籠池氏がそう言っている、と書いてある(だけ)」

山井はこれについて富山に訊く。 

「安倍総理は、(私も妻も)関係していないことが明らかになったというけど、国民の受け止めは逆ですよ。昭恵夫人の名前が肝心のところで出て来て、籠池理事長の言葉だが、(それを)決裁文書に書くということは、担当者は軽い気持ちでは書いていないと思う。もし関係してないのであれば、なぜわざわざ削除したのか。関係しているから、昭恵夫人の名前が出ているのではないか」 

これは自らの忖度・推理を国民の名を借りて押しつける典型的な追及例だ。

小欄が「書き換えられた、あるいは削除された内容」を見る限り、安倍夫妻が森友学園への国有地売却に直接に関与した記述は見当たらない。 

四人の政治家-鴻池祥肇、平沼赳夫、鳩山邦夫らの名が列挙されているが、いずれも秘書が口利きしたもので、「どうにもならない」とハネられている。

総じて「書き換えられた内容」は、それがどうした? とさえ言いたいような内容だ。 

一体、いつまで首相に「悪魔の証明」を求めるつもりか? 

隣国の“悪魔”が核ミサイルを抱えて笑っているぞ。


これは自らの忖度・推理を国民の名を借りて押しつける典型的な追及例だ。小欄が「書き換えられた、

2018年03月28日 22時42分26秒 | 日記

以下は月刊誌HANADA今月号の巻頭に掲載されている九段靖之介の連載コラムからである。

いつまで続ける「悪魔の証明」

「なかったこと」を「なかった」と証明するのは不可能で、これを世に「悪魔の証明」と呼ぶ。 

朝日新聞と野党が森友問題を持ち出し、「首相の有罪」を望んでから、もう一年越しになる。

首相に説明責任を果たせというなら、野党側には挙証責任があるはずだ。 

なのに確たる証拠を挙げられぬまま、忖度と推測を押しつける同義反復の質問を繰り返し、首相は「その質問にはもう何度もお答えしましたが」などと同じ答弁を繰り返す。 

将棋でいえば、これはもう千日手だ。

千日手は一定の手数を繰り返したところで、指し直しとなる。

それまでに費やした時間を差し引いた持ち時間で以後の勝負を争う。双方が新たな攻守の手を考えなければならない。 

国会の審議もこれに倣ったらどうか。

一定の時間、同義反復の質問が繰り返されたところで審議を打ち切り、新たな攻め手を示さない限り、同じ問題で質問を認めない。 

裁判だってそうだ。

検察と弁護士が、片や有罪の証明を試み、片や無罪を主張して防御する。

検察が有罪の証明ができなければ、一事不再理で無罪が確定する。

逆に「有罪の証明」がなされた場合、弁護側がそれをひっくり返すには新たな「証拠」を提示しなければ再審法廷は開かない。 

国会の審議は攻めるも守るも共に立法府に身を置く議員同士のやり合いだ。

それにしてはリーガルマインドに欠ける。

とりわけ攻め手の野党議員にそれがいえる。

忖度や推測に基づく質問には、法廷なら即座に「オブジェクション!」(異議あり!)の声が出て、裁判長が「サスティン!」(認めます!)となりかねない。

「裁判長」とは審議を視聴する我ら国民(視聴者)だ。 

三月二日、朝日新聞が近畿財務局による森友学園への国有地売却に関する決裁文書の書き換え疑惑を報じた。

おや、これで千日手に陥った勝負の指し直しが始まるのかなと思わせた。 

ほどなく、財務省が書き換えを認めた。

大阪地検特捜部が近畿財務局から押収したパソコンにDF(復元)処理を施し、決裁文書の「原本」を探り出し、すでに一部は国交省などにコピーが渡っている。

それを知った財務省が、もはや逃れられぬと観念したらしい。 

財務相・麻生太郎によれば、書き換えは本省理財局の一部職員の手によって行われ、当時の理財局長・佐川宣寿(前国税庁長官)がその責任者で、書き換えの理由は、佐川の国会答弁と整合性を図ったものとする。 

朝日と野党の追及の核心は「誰が書き換えを指示したか?」だ。

三月十四日の国会審議で、安倍も麻生も「書き換えの指示」を否定した。

一方、野党六党が財務省理財局にヒアリング(聞き取り)をした。 「誰が書き換えを指示したのか?」 

希望の党・山井和則の問いに理財局次長・富山一成は繰り返す。 

「理財局の一存で書き換えた」 

ここでも千日手だ。

おまけに問題は「書き換え、あるいは削除された内容」だ。

たとえば書き換え前の決裁文書に、四人の政治家と並んで安倍昭恵夫人の名が記され、「昭恵夫人を現地に案内し、夫人から『ここはいい土地ですから、前に進めて下さい』というお言葉を頂いた」とある。安倍によれば、「妻に確認したところ、そのような言葉は言っていない。これは籠池氏がそう言っている、と書いてある(だけ)」

山井はこれについて富山に訊く。 

「安倍総理は、(私も妻も)関係していないことが明らかになったというけど、国民の受け止めは逆ですよ。昭恵夫人の名前が肝心のところで出て来て、籠池理事長の言葉だが、(それを)決裁文書に書くということは、担当者は軽い気持ちでは書いていないと思う。もし関係してないのであれば、なぜわざわざ削除したのか。関係しているから、昭恵夫人の名前が出ているのではないか」 

これは自らの忖度・推理を国民の名を借りて押しつける典型的な追及例だ。

小欄が「書き換えられた、あるいは削除された内容」を見る限り、安倍夫妻が森友学園への国有地売却に直接に関与した記述は見当たらない。 

四人の政治家-鴻池祥肇、平沼赳夫、鳩山邦夫らの名が列挙されているが、いずれも秘書が口利きしたもので、「どうにもならない」とハネられている。

総じて「書き換えられた内容」は、それがどうした? とさえ言いたいような内容だ。 

一体、いつまで首相に「悪魔の証明」を求めるつもりか? 

隣国の“悪魔”が核ミサイルを抱えて笑っているぞ。


古人曰く、儼矢(強襲飛行武器)まさに至らんとす。以て 盾 無かるべからず、と。

2018年03月28日 22時17分11秒 | 日記

以下は月刊誌HANADA今月号の巻頭に掲載されている大阪大学名誉教授加地伸行氏の連載コラムからである。

儼矢…強軍(矢はミサイル)まさに至らんとす。以て(だからこそ) 盾…矢を防ぐ武具…(対抗軍備)無かるべからず。

老生、老耄(おいぼ)れて、ただただ昔の記憶の世界に沈みこんでいる。

そして世の老人の決り文句、昔は良かったと呟く日々であったが、暇つぶしにテレビの国会中継を観ていて、疑問に思った。

森友学園が公有土地売買をめぐって、あれこれ手を尽して安くしてもらおうとしたとき、財務省側(実質窓口は近畿財務局)が非常に安くした云々……に始まり、近畿財務局の公文書が改竄されているのではないか云々……となり、その総責任をとって国税庁長官が辞任という話。

これがなぜ大騒ぎとなるのか、分らない。 

分らないその訳ははっきりしている。

この騒ぎにおいて、公務員側が収賄したのか、森友学園側は贈賄したのか、そのような点等々がまったく出ていないからである。 

贈収賄もないのに、なぜ国会は問題にするのか。

となると、下世話風に言えば、何もないのに因縁をつけて脅すやくざ者の手口とほとんど同じではないか。

それこそ、品格の欠片(かけら)もない話である。 

そんな暇があるのなら、野党は贈収賄に由る公有財産の私物化を根拠にして、司法に捜査を依頼することだ。

もちろん、その際、疑惑の根拠をきちんと揃えて出す。

それが、立法・司法・行政三権の分立を守るということではないのか。 しかし、そういう正面な手順を踏むことは、まずないであろう。 

と言うのは、国会議員の多くの者の言動は、テレビの国会中継だけを意識してのものがほとんどだからである。

三権分立なんて頭のどこにもない。

ただただテレビに映る己れの映像だけが命なのである。 

なぜなら、テレビ信仰があり、テレビに出ているということ自体に宣伝価値を抱き、その映像を中心にして選挙区に御披露目、おひろめ。その程度の人問である、本性は。 

国会が議すべきものは、もっと他に数多くある。

例えば、国防問題。

となると、早速、彼らは反対する。

日本は平和を守っています、軍もありません、もしどこかの国が攻めに来ましたら、戦わず白旗掲げて仲良くし、話し合うので大丈夫云々……などという言説の下に。 

うんざりである。

もう厭(あ)き厭き、そういうお経を聞くのは。 

老生、国防問題の主柱である軍事について議論する前、現実的重大案件を先に議論すべきであると思うので、それについて述べたい。 

それは、緊急時における国家組織の安定である。

もし仮に東京が他国に由って壊滅的打撃を受け、首相以下の重要人士が不在となったとき、どうあるべきか、どうすべきか、という問題である。 

老生の結論だけを先に述べよう。

人材の多い地域-と言えば、名古屋・京阪神・福岡等であろう。

それら被害なき地が候補。 

例えば、名古屋としよう。

東京が前述のように壊滅したとき、臨時に、愛知県知事を首相代理とし、愛知県組織を現中央省庁代行とする。

そして日本国民全員が協力して、国家の運営をする。

もちろん、その間、生き残った閣僚や中央省庁職員は、東京からたとい徒歩ででも名古屋に行き合流する……。 

この第二首都・第二閣僚・第二中央省庁のみならず、安全のために、第三、第四、第五まで決めておくべきであろう。 

もちろん、これに伴なう細かな問題が数多くあるであろうが、それは徐徐に解決してゆけばよい。

なによりもまず第二首相(首相代理)・第二中央省庁以下を立法化すべきであろう。

このような立法こそ国防の第一なのである。 

こういうようなことを真剣に議論することこそ、国会の任務ではないのか。

それに比べれば、森友問題など井戸端会議あたりで扱っていい、小さな愚劣な問題である。

冷静に見よ、他国からの攻撃は、目前ではないか。 

古人曰く、儼矢(強襲飛行武器)まさに至らんとす。以て 盾 無かるべからず、と。


それに比べれば、森友問題など井戸端会議あたりで扱っていい、小さな愚劣な問題である。

2018年03月28日 22時16分05秒 | 日記

以下は月刊誌HANADA今月号の巻頭に掲載されている大阪大学名誉教授加地伸行氏の連載コラムからである。

儼矢…強軍(矢はミサイル)まさに至らんとす。以て(だからこそ) 盾…矢を防ぐ武具…(対抗軍備)無かるべからず。

老生、老耄(おいぼ)れて、ただただ昔の記憶の世界に沈みこんでいる。

そして世の老人の決り文句、昔は良かったと呟く日々であったが、暇つぶしにテレビの国会中継を観ていて、疑問に思った。

森友学園が公有土地売買をめぐって、あれこれ手を尽して安くしてもらおうとしたとき、財務省側(実質窓口は近畿財務局)が非常に安くした云々……に始まり、近畿財務局の公文書が改竄されているのではないか云々……となり、その総責任をとって国税庁長官が辞任という話。

これがなぜ大騒ぎとなるのか、分らない。 

分らないその訳ははっきりしている。

この騒ぎにおいて、公務員側が収賄したのか、森友学園側は贈賄したのか、そのような点等々がまったく出ていないからである。 

贈収賄もないのに、なぜ国会は問題にするのか。

となると、下世話風に言えば、何もないのに因縁をつけて脅すやくざ者の手口とほとんど同じではないか。

それこそ、品格の欠片(かけら)もない話である。 

そんな暇があるのなら、野党は贈収賄に由る公有財産の私物化を根拠にして、司法に捜査を依頼することだ。

もちろん、その際、疑惑の根拠をきちんと揃えて出す。

それが、立法・司法・行政三権の分立を守るということではないのか。 しかし、そういう正面な手順を踏むことは、まずないであろう。 

と言うのは、国会議員の多くの者の言動は、テレビの国会中継だけを意識してのものがほとんどだからである。

三権分立なんて頭のどこにもない。

ただただテレビに映る己れの映像だけが命なのである。 

なぜなら、テレビ信仰があり、テレビに出ているということ自体に宣伝価値を抱き、その映像を中心にして選挙区に御披露目、おひろめ。その程度の人問である、本性は。 

国会が議すべきものは、もっと他に数多くある。

例えば、国防問題。

となると、早速、彼らは反対する。

日本は平和を守っています、軍もありません、もしどこかの国が攻めに来ましたら、戦わず白旗掲げて仲良くし、話し合うので大丈夫云々……などという言説の下に。 

うんざりである。

もう厭(あ)き厭き、そういうお経を聞くのは。 

老生、国防問題の主柱である軍事について議論する前、現実的重大案件を先に議論すべきであると思うので、それについて述べたい。 

それは、緊急時における国家組織の安定である。

もし仮に東京が他国に由って壊滅的打撃を受け、首相以下の重要人士が不在となったとき、どうあるべきか、どうすべきか、という問題である。 

老生の結論だけを先に述べよう。

人材の多い地域-と言えば、名古屋・京阪神・福岡等であろう。

それら被害なき地が候補。 

例えば、名古屋としよう。

東京が前述のように壊滅したとき、臨時に、愛知県知事を首相代理とし、愛知県組織を現中央省庁代行とする。

そして日本国民全員が協力して、国家の運営をする。

もちろん、その間、生き残った閣僚や中央省庁職員は、東京からたとい徒歩ででも名古屋に行き合流する……。 

この第二首都・第二閣僚・第二中央省庁のみならず、安全のために、第三、第四、第五まで決めておくべきであろう。 

もちろん、これに伴なう細かな問題が数多くあるであろうが、それは徐徐に解決してゆけばよい。

なによりもまず第二首相(首相代理)・第二中央省庁以下を立法化すべきであろう。

このような立法こそ国防の第一なのである。 

こういうようなことを真剣に議論することこそ、国会の任務ではないのか。

それに比べれば、森友問題など井戸端会議あたりで扱っていい、小さな愚劣な問題である。

冷静に見よ、他国からの攻撃は、目前ではないか。 

古人曰く、儼矢(強襲飛行武器)まさに至らんとす。以て 盾 無かるべからず、と。


もし仮に東京が他国に由って壊滅的打撃を受け、首相以下の重要人士が不在となったとき、どうあるべきか、どうすべきか

2018年03月28日 22時14分27秒 | 日記

以下は月刊誌HANADA今月号の巻頭に掲載されている大阪大学名誉教授加地伸行氏の連載コラムからである。

儼矢…強軍(矢はミサイル)まさに至らんとす。以て(だからこそ) 盾…矢を防ぐ武具…(対抗軍備)無かるべからず。

老生、老耄(おいぼ)れて、ただただ昔の記憶の世界に沈みこんでいる。

そして世の老人の決り文句、昔は良かったと呟く日々であったが、暇つぶしにテレビの国会中継を観ていて、疑問に思った。

森友学園が公有土地売買をめぐって、あれこれ手を尽して安くしてもらおうとしたとき、財務省側(実質窓口は近畿財務局)が非常に安くした云々……に始まり、近畿財務局の公文書が改竄されているのではないか云々……となり、その総責任をとって国税庁長官が辞任という話。

これがなぜ大騒ぎとなるのか、分らない。 

分らないその訳ははっきりしている。

この騒ぎにおいて、公務員側が収賄したのか、森友学園側は贈賄したのか、そのような点等々がまったく出ていないからである。 

贈収賄もないのに、なぜ国会は問題にするのか。

となると、下世話風に言えば、何もないのに因縁をつけて脅すやくざ者の手口とほとんど同じではないか。

それこそ、品格の欠片(かけら)もない話である。 

そんな暇があるのなら、野党は贈収賄に由る公有財産の私物化を根拠にして、司法に捜査を依頼することだ。

もちろん、その際、疑惑の根拠をきちんと揃えて出す。

それが、立法・司法・行政三権の分立を守るということではないのか。 しかし、そういう正面な手順を踏むことは、まずないであろう。 

と言うのは、国会議員の多くの者の言動は、テレビの国会中継だけを意識してのものがほとんどだからである。

三権分立なんて頭のどこにもない。

ただただテレビに映る己れの映像だけが命なのである。 

なぜなら、テレビ信仰があり、テレビに出ているということ自体に宣伝価値を抱き、その映像を中心にして選挙区に御披露目、おひろめ。その程度の人問である、本性は。 

国会が議すべきものは、もっと他に数多くある。

例えば、国防問題。

となると、早速、彼らは反対する。

日本は平和を守っています、軍もありません、もしどこかの国が攻めに来ましたら、戦わず白旗掲げて仲良くし、話し合うので大丈夫云々……などという言説の下に。 

うんざりである。

もう厭(あ)き厭き、そういうお経を聞くのは。 

老生、国防問題の主柱である軍事について議論する前、現実的重大案件を先に議論すべきであると思うので、それについて述べたい。 

それは、緊急時における国家組織の安定である。

もし仮に東京が他国に由って壊滅的打撃を受け、首相以下の重要人士が不在となったとき、どうあるべきか、どうすべきか、という問題である。 

老生の結論だけを先に述べよう。

人材の多い地域-と言えば、名古屋・京阪神・福岡等であろう。

それら被害なき地が候補。 

例えば、名古屋としよう。

東京が前述のように壊滅したとき、臨時に、愛知県知事を首相代理とし、愛知県組織を現中央省庁代行とする。

そして日本国民全員が協力して、国家の運営をする。

もちろん、その間、生き残った閣僚や中央省庁職員は、東京からたとい徒歩ででも名古屋に行き合流する……。 

この第二首都・第二閣僚・第二中央省庁のみならず、安全のために、第三、第四、第五まで決めておくべきであろう。 

もちろん、これに伴なう細かな問題が数多くあるであろうが、それは徐徐に解決してゆけばよい。

なによりもまず第二首相(首相代理)・第二中央省庁以下を立法化すべきであろう。

このような立法こそ国防の第一なのである。 

こういうようなことを真剣に議論することこそ、国会の任務ではないのか。

それに比べれば、森友問題など井戸端会議あたりで扱っていい、小さな愚劣な問題である。

冷静に見よ、他国からの攻撃は、目前ではないか。 

古人曰く、儼矢(強襲飛行武器)まさに至らんとす。以て 盾 無かるべからず、と。


日本は平和を守っています、軍もありません、もしどこかの国が攻めに来ましたら、戦わず白旗掲げて仲良くし、

2018年03月28日 22時06分13秒 | 日記

以下は月刊誌HANADA今月号の巻頭に掲載されている大阪大学名誉教授加地伸行氏の連載コラムからである。

儼矢…強軍(矢はミサイル)まさに至らんとす。以て(だからこそ) 盾…矢を防ぐ武具…(対抗軍備)無かるべからず。

老生、老耄(おいぼ)れて、ただただ昔の記憶の世界に沈みこんでいる。

そして世の老人の決り文句、昔は良かったと呟く日々であったが、暇つぶしにテレビの国会中継を観ていて、疑問に思った。

森友学園が公有土地売買をめぐって、あれこれ手を尽して安くしてもらおうとしたとき、財務省側(実質窓口は近畿財務局)が非常に安くした云々……に始まり、近畿財務局の公文書が改竄されているのではないか云々……となり、その総責任をとって国税庁長官が辞任という話。

これがなぜ大騒ぎとなるのか、分らない。 

分らないその訳ははっきりしている。

この騒ぎにおいて、公務員側が収賄したのか、森友学園側は贈賄したのか、そのような点等々がまったく出ていないからである。 

贈収賄もないのに、なぜ国会は問題にするのか。

となると、下世話風に言えば、何もないのに因縁をつけて脅すやくざ者の手口とほとんど同じではないか。

それこそ、品格の欠片(かけら)もない話である。 

そんな暇があるのなら、野党は贈収賄に由る公有財産の私物化を根拠にして、司法に捜査を依頼することだ。

もちろん、その際、疑惑の根拠をきちんと揃えて出す。

それが、立法・司法・行政三権の分立を守るということではないのか。 しかし、そういう正面な手順を踏むことは、まずないであろう。 

と言うのは、国会議員の多くの者の言動は、テレビの国会中継だけを意識してのものがほとんどだからである。

三権分立なんて頭のどこにもない。

ただただテレビに映る己れの映像だけが命なのである。 

なぜなら、テレビ信仰があり、テレビに出ているということ自体に宣伝価値を抱き、その映像を中心にして選挙区に御披露目、おひろめ。その程度の人問である、本性は。 

国会が議すべきものは、もっと他に数多くある。

例えば、国防問題。

となると、早速、彼らは反対する。

日本は平和を守っています、軍もありません、もしどこかの国が攻めに来ましたら、戦わず白旗掲げて仲良くし、話し合うので大丈夫云々……などという言説の下に。 

うんざりである。

もう厭(あ)き厭き、そういうお経を聞くのは。 

老生、国防問題の主柱である軍事について議論する前、現実的重大案件を先に議論すべきであると思うので、それについて述べたい。 

それは、緊急時における国家組織の安定である。

もし仮に東京が他国に由って壊滅的打撃を受け、首相以下の重要人士が不在となったとき、どうあるべきか、どうすべきか、という問題である。 

老生の結論だけを先に述べよう。

人材の多い地域-と言えば、名古屋・京阪神・福岡等であろう。

それら被害なき地が候補。 

例えば、名古屋としよう。

東京が前述のように壊滅したとき、臨時に、愛知県知事を首相代理とし、愛知県組織を現中央省庁代行とする。

そして日本国民全員が協力して、国家の運営をする。

もちろん、その間、生き残った閣僚や中央省庁職員は、東京からたとい徒歩ででも名古屋に行き合流する……。 

この第二首都・第二閣僚・第二中央省庁のみならず、安全のために、第三、第四、第五まで決めておくべきであろう。 

もちろん、これに伴なう細かな問題が数多くあるであろうが、それは徐徐に解決してゆけばよい。

なによりもまず第二首相(首相代理)・第二中央省庁以下を立法化すべきであろう。

このような立法こそ国防の第一なのである。 

こういうようなことを真剣に議論することこそ、国会の任務ではないのか。

それに比べれば、森友問題など井戸端会議あたりで扱っていい、小さな愚劣な問題である。

冷静に見よ、他国からの攻撃は、目前ではないか。 

古人曰く、儼矢(強襲飛行武器)まさに至らんとす。以て 盾 無かるべからず、と。


その映像を中心にして選挙区に御披露目、おひろめ。その程度の人問である、本性は。 

2018年03月28日 22時04分08秒 | 日記

以下は月刊誌HANADA今月号の巻頭に掲載されている大阪大学名誉教授加地伸行氏の連載コラムからである。

儼矢…強軍(矢はミサイル)まさに至らんとす。以て(だからこそ) 盾…矢を防ぐ武具…(対抗軍備)無かるべからず。

老生、老耄(おいぼ)れて、ただただ昔の記憶の世界に沈みこんでいる。

そして世の老人の決り文句、昔は良かったと呟く日々であったが、暇つぶしにテレビの国会中継を観ていて、疑問に思った。

森友学園が公有土地売買をめぐって、あれこれ手を尽して安くしてもらおうとしたとき、財務省側(実質窓口は近畿財務局)が非常に安くした云々……に始まり、近畿財務局の公文書が改竄されているのではないか云々……となり、その総責任をとって国税庁長官が辞任という話。

これがなぜ大騒ぎとなるのか、分らない。 

分らないその訳ははっきりしている。

この騒ぎにおいて、公務員側が収賄したのか、森友学園側は贈賄したのか、そのような点等々がまったく出ていないからである。 

贈収賄もないのに、なぜ国会は問題にするのか。

となると、下世話風に言えば、何もないのに因縁をつけて脅すやくざ者の手口とほとんど同じではないか。

それこそ、品格の欠片(かけら)もない話である。 

そんな暇があるのなら、野党は贈収賄に由る公有財産の私物化を根拠にして、司法に捜査を依頼することだ。

もちろん、その際、疑惑の根拠をきちんと揃えて出す。

それが、立法・司法・行政三権の分立を守るということではないのか。 しかし、そういう正面な手順を踏むことは、まずないであろう。 

と言うのは、国会議員の多くの者の言動は、テレビの国会中継だけを意識してのものがほとんどだからである。

三権分立なんて頭のどこにもない。

ただただテレビに映る己れの映像だけが命なのである。 

なぜなら、テレビ信仰があり、テレビに出ているということ自体に宣伝価値を抱き、その映像を中心にして選挙区に御披露目、おひろめ。その程度の人問である、本性は。 

国会が議すべきものは、もっと他に数多くある。

例えば、国防問題。

となると、早速、彼らは反対する。

日本は平和を守っています、軍もありません、もしどこかの国が攻めに来ましたら、戦わず白旗掲げて仲良くし、話し合うので大丈夫云々……などという言説の下に。 

うんざりである。

もう厭(あ)き厭き、そういうお経を聞くのは。 

老生、国防問題の主柱である軍事について議論する前、現実的重大案件を先に議論すべきであると思うので、それについて述べたい。 

それは、緊急時における国家組織の安定である。

もし仮に東京が他国に由って壊滅的打撃を受け、首相以下の重要人士が不在となったとき、どうあるべきか、どうすべきか、という問題である。 

老生の結論だけを先に述べよう。

人材の多い地域-と言えば、名古屋・京阪神・福岡等であろう。

それら被害なき地が候補。 

例えば、名古屋としよう。

東京が前述のように壊滅したとき、臨時に、愛知県知事を首相代理とし、愛知県組織を現中央省庁代行とする。

そして日本国民全員が協力して、国家の運営をする。

もちろん、その間、生き残った閣僚や中央省庁職員は、東京からたとい徒歩ででも名古屋に行き合流する……。 

この第二首都・第二閣僚・第二中央省庁のみならず、安全のために、第三、第四、第五まで決めておくべきであろう。 

もちろん、これに伴なう細かな問題が数多くあるであろうが、それは徐徐に解決してゆけばよい。

なによりもまず第二首相(首相代理)・第二中央省庁以下を立法化すべきであろう。

このような立法こそ国防の第一なのである。 

こういうようなことを真剣に議論することこそ、国会の任務ではないのか。

それに比べれば、森友問題など井戸端会議あたりで扱っていい、小さな愚劣な問題である。

冷静に見よ、他国からの攻撃は、目前ではないか。 

古人曰く、儼矢(強襲飛行武器)まさに至らんとす。以て 盾 無かるべからず、と。


三権分立なんて頭のどこにもない。ただただテレビに映る己れの映像だけが命なのである。 

2018年03月28日 22時02分52秒 | 日記

以下は月刊誌HANADA今月号の巻頭に掲載されている大阪大学名誉教授加地伸行氏の連載コラムからである。

儼矢…強軍(矢はミサイル)まさに至らんとす。以て(だからこそ) 盾…矢を防ぐ武具…(対抗軍備)無かるべからず。

老生、老耄(おいぼ)れて、ただただ昔の記憶の世界に沈みこんでいる。

そして世の老人の決り文句、昔は良かったと呟く日々であったが、暇つぶしにテレビの国会中継を観ていて、疑問に思った。

森友学園が公有土地売買をめぐって、あれこれ手を尽して安くしてもらおうとしたとき、財務省側(実質窓口は近畿財務局)が非常に安くした云々……に始まり、近畿財務局の公文書が改竄されているのではないか云々……となり、その総責任をとって国税庁長官が辞任という話。

これがなぜ大騒ぎとなるのか、分らない。 

分らないその訳ははっきりしている。

この騒ぎにおいて、公務員側が収賄したのか、森友学園側は贈賄したのか、そのような点等々がまったく出ていないからである。 

贈収賄もないのに、なぜ国会は問題にするのか。

となると、下世話風に言えば、何もないのに因縁をつけて脅すやくざ者の手口とほとんど同じではないか。

それこそ、品格の欠片(かけら)もない話である。 

そんな暇があるのなら、野党は贈収賄に由る公有財産の私物化を根拠にして、司法に捜査を依頼することだ。

もちろん、その際、疑惑の根拠をきちんと揃えて出す。

それが、立法・司法・行政三権の分立を守るということではないのか。 しかし、そういう正面な手順を踏むことは、まずないであろう。 

と言うのは、国会議員の多くの者の言動は、テレビの国会中継だけを意識してのものがほとんどだからである。

三権分立なんて頭のどこにもない。

ただただテレビに映る己れの映像だけが命なのである。 

なぜなら、テレビ信仰があり、テレビに出ているということ自体に宣伝価値を抱き、その映像を中心にして選挙区に御披露目、おひろめ。その程度の人問である、本性は。 

国会が議すべきものは、もっと他に数多くある。

例えば、国防問題。

となると、早速、彼らは反対する。

日本は平和を守っています、軍もありません、もしどこかの国が攻めに来ましたら、戦わず白旗掲げて仲良くし、話し合うので大丈夫云々……などという言説の下に。 

うんざりである。

もう厭(あ)き厭き、そういうお経を聞くのは。 

老生、国防問題の主柱である軍事について議論する前、現実的重大案件を先に議論すべきであると思うので、それについて述べたい。 

それは、緊急時における国家組織の安定である。

もし仮に東京が他国に由って壊滅的打撃を受け、首相以下の重要人士が不在となったとき、どうあるべきか、どうすべきか、という問題である。 

老生の結論だけを先に述べよう。

人材の多い地域-と言えば、名古屋・京阪神・福岡等であろう。

それら被害なき地が候補。 

例えば、名古屋としよう。

東京が前述のように壊滅したとき、臨時に、愛知県知事を首相代理とし、愛知県組織を現中央省庁代行とする。

そして日本国民全員が協力して、国家の運営をする。

もちろん、その間、生き残った閣僚や中央省庁職員は、東京からたとい徒歩ででも名古屋に行き合流する……。 

この第二首都・第二閣僚・第二中央省庁のみならず、安全のために、第三、第四、第五まで決めておくべきであろう。 

もちろん、これに伴なう細かな問題が数多くあるであろうが、それは徐徐に解決してゆけばよい。

なによりもまず第二首相(首相代理)・第二中央省庁以下を立法化すべきであろう。

このような立法こそ国防の第一なのである。 

こういうようなことを真剣に議論することこそ、国会の任務ではないのか。

それに比べれば、森友問題など井戸端会議あたりで扱っていい、小さな愚劣な問題である。

冷静に見よ、他国からの攻撃は、目前ではないか。 

古人曰く、儼矢(強襲飛行武器)まさに至らんとす。以て 盾 無かるべからず、と。


それこそ、品格の欠片(かけら)もない話である。

2018年03月28日 22時00分44秒 | 日記

以下は月刊誌HANADA今月号の巻頭に掲載されている大阪大学名誉教授加地伸行氏の連載コラムからである。

儼矢…強軍(矢はミサイル)まさに至らんとす。以て(だからこそ) 盾…矢を防ぐ武具…(対抗軍備)無かるべからず。

老生、老耄(おいぼ)れて、ただただ昔の記憶の世界に沈みこんでいる。

そして世の老人の決り文句、昔は良かったと呟く日々であったが、暇つぶしにテレビの国会中継を観ていて、疑問に思った。

森友学園が公有土地売買をめぐって、あれこれ手を尽して安くしてもらおうとしたとき、財務省側(実質窓口は近畿財務局)が非常に安くした云々……に始まり、近畿財務局の公文書が改竄されているのではないか云々……となり、その総責任をとって国税庁長官が辞任という話。

これがなぜ大騒ぎとなるのか、分らない。 

分らないその訳ははっきりしている。

この騒ぎにおいて、公務員側が収賄したのか、森友学園側は贈賄したのか、そのような点等々がまったく出ていないからである。 

贈収賄もないのに、なぜ国会は問題にするのか。

となると、下世話風に言えば、何もないのに因縁をつけて脅すやくざ者の手口とほとんど同じではないか。

それこそ、品格の欠片(かけら)もない話である。 

そんな暇があるのなら、野党は贈収賄に由る公有財産の私物化を根拠にして、司法に捜査を依頼することだ。

もちろん、その際、疑惑の根拠をきちんと揃えて出す。

それが、立法・司法・行政三権の分立を守るということではないのか。 しかし、そういう正面な手順を踏むことは、まずないであろう。 

と言うのは、国会議員の多くの者の言動は、テレビの国会中継だけを意識してのものがほとんどだからである。

三権分立なんて頭のどこにもない。

ただただテレビに映る己れの映像だけが命なのである。 

なぜなら、テレビ信仰があり、テレビに出ているということ自体に宣伝価値を抱き、その映像を中心にして選挙区に御披露目、おひろめ。その程度の人問である、本性は。 

国会が議すべきものは、もっと他に数多くある。

例えば、国防問題。

となると、早速、彼らは反対する。

日本は平和を守っています、軍もありません、もしどこかの国が攻めに来ましたら、戦わず白旗掲げて仲良くし、話し合うので大丈夫云々……などという言説の下に。 

うんざりである。

もう厭(あ)き厭き、そういうお経を聞くのは。 

老生、国防問題の主柱である軍事について議論する前、現実的重大案件を先に議論すべきであると思うので、それについて述べたい。 

それは、緊急時における国家組織の安定である。

もし仮に東京が他国に由って壊滅的打撃を受け、首相以下の重要人士が不在となったとき、どうあるべきか、どうすべきか、という問題である。 

老生の結論だけを先に述べよう。

人材の多い地域-と言えば、名古屋・京阪神・福岡等であろう。

それら被害なき地が候補。 

例えば、名古屋としよう。

東京が前述のように壊滅したとき、臨時に、愛知県知事を首相代理とし、愛知県組織を現中央省庁代行とする。

そして日本国民全員が協力して、国家の運営をする。

もちろん、その間、生き残った閣僚や中央省庁職員は、東京からたとい徒歩ででも名古屋に行き合流する……。 

この第二首都・第二閣僚・第二中央省庁のみならず、安全のために、第三、第四、第五まで決めておくべきであろう。 

もちろん、これに伴なう細かな問題が数多くあるであろうが、それは徐徐に解決してゆけばよい。

なによりもまず第二首相(首相代理)・第二中央省庁以下を立法化すべきであろう。

このような立法こそ国防の第一なのである。 

こういうようなことを真剣に議論することこそ、国会の任務ではないのか。

それに比べれば、森友問題など井戸端会議あたりで扱っていい、小さな愚劣な問題である。

冷静に見よ、他国からの攻撃は、目前ではないか。 

古人曰く、儼矢(強襲飛行武器)まさに至らんとす。以て 盾 無かるべからず、と。


儼矢…強軍(矢はミサイル)まさに至らんとす。以て(だからこそ) 盾…矢を防ぐ武具…(対抗軍備)無かるべからず

2018年03月28日 21時45分40秒 | 日記

以下は月刊誌HANADA今月号の巻頭に掲載されている大阪大学名誉教授加地伸行氏の連載コラムからである。

儼矢…強軍(矢はミサイル)まさに至らんとす。以て(だからこそ) 盾…矢を防ぐ武具…(対抗軍備)無かるべからず。

老生、老耄(おいぼ)れて、ただただ昔の記憶の世界に沈みこんでいる。

そして世の老人の決り文句、昔は良かったと呟く日々であったが、暇つぶしにテレビの国会中継を観ていて、疑問に思った。

森友学園が公有土地売買をめぐって、あれこれ手を尽して安くしてもらおうとしたとき、財務省側(実質窓口は近畿財務局)が非常に安くした云々……に始まり、近畿財務局の公文書が改竄されているのではないか云々……となり、その総責任をとって国税庁長官が辞任という話。

これがなぜ大騒ぎとなるのか、分らない。 

分らないその訳ははっきりしている。

この騒ぎにおいて、公務員側が収賄したのか、森友学園側は贈賄したのか、そのような点等々がまったく出ていないからである。 

贈収賄もないのに、なぜ国会は問題にするのか。

となると、下世話風に言えば、何もないのに因縁をつけて脅すやくざ者の手口とほとんど同じではないか。

それこそ、品格の欠片(かけら)もない話である。 

そんな暇があるのなら、野党は贈収賄に由る公有財産の私物化を根拠にして、司法に捜査を依頼することだ。

もちろん、その際、疑惑の根拠をきちんと揃えて出す。

それが、立法・司法・行政三権の分立を守るということではないのか。 しかし、そういう正面な手順を踏むことは、まずないであろう。 

と言うのは、国会議員の多くの者の言動は、テレビの国会中継だけを意識してのものがほとんどだからである。

三権分立なんて頭のどこにもない。

ただただテレビに映る己れの映像だけが命なのである。 

なぜなら、テレビ信仰があり、テレビに出ているということ自体に宣伝価値を抱き、その映像を中心にして選挙区に御披露目、おひろめ。その程度の人問である、本性は。 

国会が議すべきものは、もっと他に数多くある。

例えば、国防問題。

となると、早速、彼らは反対する。

日本は平和を守っています、軍もありません、もしどこかの国が攻めに来ましたら、戦わず白旗掲げて仲良くし、話し合うので大丈夫云々……などという言説の下に。 

うんざりである。

もう厭(あ)き厭き、そういうお経を聞くのは。 

老生、国防問題の主柱である軍事について議論する前、現実的重大案件を先に議論すべきであると思うので、それについて述べたい。 

それは、緊急時における国家組織の安定である。

もし仮に東京が他国に由って壊滅的打撃を受け、首相以下の重要人士が不在となったとき、どうあるべきか、どうすべきか、という問題である。 

老生の結論だけを先に述べよう。

人材の多い地域-と言えば、名古屋・京阪神・福岡等であろう。

それら被害なき地が候補。 

例えば、名古屋としよう。

東京が前述のように壊滅したとき、臨時に、愛知県知事を首相代理とし、愛知県組織を現中央省庁代行とする。

そして日本国民全員が協力して、国家の運営をする。

もちろん、その間、生き残った閣僚や中央省庁職員は、東京からたとい徒歩ででも名古屋に行き合流する……。 

この第二首都・第二閣僚・第二中央省庁のみならず、安全のために、第三、第四、第五まで決めておくべきであろう。 

もちろん、これに伴なう細かな問題が数多くあるであろうが、それは徐徐に解決してゆけばよい。

なによりもまず第二首相(首相代理)・第二中央省庁以下を立法化すべきであろう。

このような立法こそ国防の第一なのである。 

こういうようなことを真剣に議論することこそ、国会の任務ではないのか。

それに比べれば、森友問題など井戸端会議あたりで扱っていい、小さな愚劣な問題である。

冷静に見よ、他国からの攻撃は、目前ではないか。 

古人曰く、儼矢(強襲飛行武器)まさに至らんとす。以て 盾 無かるべからず、と。


彼らがやっている事は日本を憎み日本を貶め国際社会に於いて中国と朝鮮半島の反日プロパガンダのために

2018年03月28日 10時49分49秒 | 日記

昨年、森友問題が最初に国会で取り上げられた時、たまたま、私は国会中継を見ていた。

その時、民進党の議員…頭に手拭いを巻いて安来節のドジョウ掬いでもさせるのが一番お似合いだろう人間が、この土地を、良い住宅地である、などとぬけぬけと言ったのである。…私が、これに対して、この土地は二束三文の土地であり、こんなところに住む馬鹿はいないと信長の大音声を響かせたことは読者はご存知のとおり。

こんな嘘八百を国会で平然と言って政府攻撃=日本国攻撃を行うような人物を、あろうことか国会議員に選出した選挙区の人間達は、辻本清美を選出した大阪の選挙区の人間達と並んで、日本国民として最低レベルの人間達であるだけではなく、もはや日本国民などとは言えない、中国や朝鮮半島の諜報工作に完全に踊らされている、或いは朝日新聞に洗脳されている人間たちなのだろう。

彼らがやっている事は日本を憎み日本を貶め国際社会に於いて中国と朝鮮半島の反日プロパガンダのために日本を政治的な囚人として置こうとしている事であり彼らはそういう人間達なのである事を日本国民と世界中の人が知るべき時はとうに来ている。

つまり中国や朝鮮半島に国を売り、国を裏切る…2,600年の日本史に初めて登場している恥ずべき人間達の集団であると言っても全く過言ではない。


中国や朝鮮半島の諜報工作に完全に踊らされている、或いは朝日新聞に洗脳されている人間たちなのだろう

2018年03月28日 10時48分27秒 | 日記

昨年、森友問題が最初に国会で取り上げられた時、たまたま、私は国会中継を見ていた。

その時、民進党の議員…頭に手拭いを巻いて安来節のドジョウ掬いでもさせるのが一番お似合いだろう人間が、この土地を、良い住宅地である、などとぬけぬけと言ったのである。…私が、これに対して、この土地は二束三文の土地であり、こんなところに住む馬鹿はいないと信長の大音声を響かせたことは読者はご存知のとおり。

こんな嘘八百を国会で平然と言って政府攻撃=日本国攻撃を行うような人物を、あろうことか国会議員に選出した選挙区の人間達は、辻本清美を選出した大阪の選挙区の人間達と並んで、日本国民として最低レベルの人間達であるだけではなく、もはや日本国民などとは言えない、中国や朝鮮半島の諜報工作に完全に踊らされている、或いは朝日新聞に洗脳されている人間たちなのだろう。

彼らがやっている事は日本を憎み日本を貶め国際社会に於いて中国と朝鮮半島の反日プロパガンダのために日本を政治的な囚人として置こうとしている事であり彼らはそういう人間達なのである事を日本国民と世界中の人が知るべき時はとうに来ている。

つまり中国や朝鮮半島に国を売り、国を裏切る…2,600年の日本史に初めて登場している恥ずべき人間達の集団であると言っても全く過言ではない。


あろうことか国会議員に選出した選挙区の人間達は、辻本清美を選出した大阪の選挙区の人間達と並んで、

2018年03月28日 10時47分30秒 | 日記

昨年、森友問題が最初に国会で取り上げられた時、たまたま、私は国会中継を見ていた。

その時、民進党の議員…頭に手拭いを巻いて安来節のドジョウ掬いでもさせるのが一番お似合いだろう人間が、この土地を、良い住宅地である、などとぬけぬけと言ったのである。…私が、これに対して、この土地は二束三文の土地であり、こんなところに住む馬鹿はいないと信長の大音声を響かせたことは読者はご存知のとおり。

こんな嘘八百を国会で平然と言って政府攻撃=日本国攻撃を行うような人物を、あろうことか国会議員に選出した選挙区の人間達は、辻本清美を選出した大阪の選挙区の人間達と並んで、日本国民として最低レベルの人間達であるだけではなく、もはや日本国民などとは言えない、中国や朝鮮半島の諜報工作に完全に踊らされている、或いは朝日新聞に洗脳されている人間たちなのだろう。

彼らがやっている事は日本を憎み日本を貶め国際社会に於いて中国と朝鮮半島の反日プロパガンダのために日本を政治的な囚人として置こうとしている事であり彼らはそういう人間達なのである事を日本国民と世界中の人が知るべき時はとうに来ている。

つまり中国や朝鮮半島に国を売り、国を裏切る…2,600年の日本史に初めて登場している恥ずべき人間達の集団であると言っても全く過言ではない。


二束三文の土地であり、こんなところに住む馬鹿はいないと信長の大音声を響かせたことは読者はご存知のとおり

2018年03月28日 10時45分53秒 | 日記

昨年、森友問題が最初に国会で取り上げられた時、たまたま、私は国会中継を見ていた。

その時、民進党の議員…頭に手拭いを巻いて安来節のドジョウ掬いでもさせるのが一番お似合いだろう人間が、この土地を、良い住宅地である、などとぬけぬけと言ったのである。…私が、これに対して、この土地は二束三文の土地であり、こんなところに住む馬鹿はいないと信長の大音声を響かせたことは読者はご存知のとおり。

こんな嘘八百を国会で平然と言って政府攻撃=日本国攻撃を行うような人物を、あろうことか国会議員に選出した選挙区の人間達は、辻本清美を選出した大阪の選挙区の人間達と並んで、日本国民として最低レベルの人間達であるだけではなく、もはや日本国民などとは言えない、中国や朝鮮半島の諜報工作に完全に踊らされている、或いは朝日新聞に洗脳されている人間たちなのだろう。

彼らがやっている事は日本を憎み日本を貶め国際社会に於いて中国と朝鮮半島の反日プロパガンダのために日本を政治的な囚人として置こうとしている事であり彼らはそういう人間達なのである事を日本国民と世界中の人が知るべき時はとうに来ている。

つまり中国や朝鮮半島に国を売り、国を裏切る…2,600年の日本史に初めて登場している恥ずべき人間達の集団であると言っても全く過言ではない。