文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

おまけに石破は平然と内閣に立証責任があるだなと、本当に戯けた事を言うのである。

2018年04月10日 22時17分54秒 | 日記

しかしNHKの報道番組編成部の酷さは目に余る。

安倍政権打倒、安倍首相の3選阻止、憲法改正阻止に向けて発狂していると言っても良い態様なのだから。

昨夜は意図的に世論調査を行い(彼らの意図通りに誘導していないとは誰も言えないだろう)、先日の産経新聞とFNNの世論調査では理財局の書き換え騒動によってダウンした支持率が持ち直し、45%であると報道されたのに対して、昨夜のNHKの世論調査では支持率35%であるとNHKは夜のニュースで報道したのである。

私は、これはもう明らかな憲法改正反対、安倍首相の3選阻止に向かっている偏向報道だなと確信していたのだが。

今夜は愛媛県の職員の備忘録に首相案件と書いてあったなどと真贋不明の…正に怪文書の類だろうが、事は怪文書だろうが、実際の文書だろうが、そんな事は全く問題ではないのである。

NHKがやっている事は…多分朝日新聞も全く一緒の事を行っているのだろう…民主主義を利用して民主主義を壊す、という、共産党一党独裁国家である中国のやり方そのものであり、彼らは民主主主義を重大に棄損しているのである。

考えても見たまえ。

こんなメディアの暴走をいつまでも座視しているなら、私たちの国は、どこかの小役人の行為一つで…挙句に不審な自殺などまで周到に用意されたりして…内閣が総辞職させられるなどという、中国や朝鮮半島以下の、とんでもない国に、今、成り下がっている事を、日本国民全員は気が着いて、立ち上がり、NHKや朝日新聞に対して、「いい加減にしろ!北朝鮮の核問題、中国の横暴、これらに対してどう対応するのかという重大問題から国民の目を逸らして、何を企んでいるのだ!…」織田信長の大音声をあげなければならない時はとうに来ているのである。

もう幼稚園児の学芸会なみの見え見えの世論操作なのだから本当に、あきれ果てた、見下げ果てた連中である。

私は7時のニュースの鈴木アナはまだしも河野アナとwatch9をしかしていた時に、当たり前の平衡感覚、常識が醸成されたとおもっていたのだが、…過激派の牙城である法政大学で醸成された反日、スメルジャコフとしての日本国と日本に対する憎しみが報道部を支配している連中に自ら同調しだのだろう。

桑子よりはまだましだが、カメラをにらむ印象操作で、こんなことが日本国にとって重大案件であるが如くに報道していたのである。

もうNHKにはつける薬はない。

だがこんな連中を実質的には日本国営放送に携わる国家公務員として雇用している態様は、国家としては、これ以上ないナンセンスである。

訳の分からない小役人の備忘録を、どこからどのようにして引っ張り出して来たのかは知らぬが、これに朝鮮半島や中国のエージェントと言っても全く過言ではないような辻本清美を尊大な顔をして登場させ、内閣総辞職に値するなどと…それこそが民主主義に対する冒とくである事すら知らない、これ以上ないほどに愚かなだけではなく、これまでも今も、ずっと日本の国益を損ない続けて来たような女を大写しにして発言させる、

続いて、当時の国交省大臣である事を隠れ蓑にして安倍首相の三選を阻止したい彼らの頼みの綱である石破茂を登場させる。

もうこれ以上ないほどの三文芝居であり、これ以上ないほどに臭気を発した演出なのである。

おまけに石破は平然と内閣に立証責任があるだなと、本当に戯けた事を言うのである。現今の北朝鮮を取り巻いて目まぐるしく動いている国際情勢……特に日米首脳会談を控えている今、こんな愛媛県の小役人の備忘録として書き残したなどという一片の書面を、何故か、こんな時期にもちだして…ひょっとすると石破も彼等とグルなのか?…政権に立証責任があるなどと、あろうことか、喫緊の重大案件に取り組むことを国民から請託されている内閣と愛媛県の一介の小役人のメモを同列に置いた石破に、首相に成る資格など全くないどころか、己の野望の為なら平気で国益を無視する究極の売国奴、それが石破茂の実相だろう。


中国や朝鮮半島以下の、とんでもない国に、今、成り下がっている事を、日本国民全員は気が着いて、立ち上がり、

2018年04月10日 22時06分48秒 | 日記

しかしNHKの報道番組編成部の酷さは目に余る。

安倍政権打倒、安倍首相の3選阻止、憲法改正阻止に向けて発狂していると言っても良い態様なのだから。

昨夜は意図的に世論調査を行い(彼らの意図通りに誘導していないとは誰も言えないだろう)、先日の産経新聞とFNNの世論調査では理財局の書き換え騒動によってダウンした支持率が持ち直し、45%であると報道されたのに対して、昨夜のNHKの世論調査では支持率35%であるとNHKは夜のニュースで報道したのである。

私は、これはもう明らかな憲法改正反対、安倍首相の3選阻止に向かっている偏向報道だなと確信していたのだが。

今夜は愛媛県の職員の備忘録に首相案件と書いてあったなどと真贋不明の…正に怪文書の類だろうが、事は怪文書だろうが、実際の文書だろうが、そんな事は全く問題ではないのである。

NHKがやっている事は…多分朝日新聞も全く一緒の事を行っているのだろう…民主主義を利用して民主主義を壊す、という、共産党一党独裁国家である中国のやり方そのものであり、彼らは民主主主義を重大に棄損しているのである。

考えても見たまえ。

こんなメディアの暴走をいつまでも座視しているなら、私たちの国は、どこかの小役人の行為一つで…挙句に不審な自殺などまで周到に用意されたりして…内閣が総辞職させられるなどという、中国や朝鮮半島以下の、とんでもない国に、今、成り下がっている事を、日本国民全員は気が着いて、立ち上がり、NHKや朝日新聞に対して、「いい加減にしろ!北朝鮮の核問題、中国の横暴、これらに対してどう対応するのかという重大問題から国民の目を逸らして、何を企んでいるのだ!…」織田信長の大音声をあげなければならない時はとうに来ているのである。

もう幼稚園児の学芸会なみの見え見えの世論操作なのだから本当に、あきれ果てた、見下げ果てた連中である。

私は7時のニュースの鈴木アナはまだしも河野アナとwatch9をしかしていた時に、当たり前の平衡感覚、常識が醸成されたとおもっていたのだが、…過激派の牙城である法政大学で醸成された反日、スメルジャコフとしての日本国と日本に対する憎しみが報道部を支配している連中に自ら同調しだのだろう。

桑子よりはまだましだが、カメラをにらむ印象操作で、こんなことが日本国にとって重大案件であるが如くに報道していたのである。

もうNHKにはつける薬はない。

だがこんな連中を実質的には日本国営放送に携わる国家公務員として雇用している態様は、国家としては、これ以上ないナンセンスである。

訳の分からない小役人の備忘録を、どこからどのようにして引っ張り出して来たのかは知らぬが、これに朝鮮半島や中国のエージェントと言っても全く過言ではないような辻本清美を尊大な顔をして登場させ、内閣総辞職に値するなどと…それこそが民主主義に対する冒とくである事すら知らない、これ以上ないほどに愚かなだけではなく、これまでも今も、ずっと日本の国益を損ない続けて来たような女を大写しにして発言させる、

続いて、当時の国交省大臣である事を隠れ蓑にして安倍首相の三選を阻止したい彼らの頼みの綱である石破茂を登場させる。

もうこれ以上ないほどの三文芝居であり、これ以上ないほどに臭気を発した演出なのである。

おまけに石破は平然と内閣に立証責任があるだなと、本当に戯けた事を言うのである。現今の北朝鮮を取り巻いて目まぐるしく動いている国際情勢……特に日米首脳会談を控えている今、こんな愛媛県の小役人の備忘録として書き残したなどという一片の書面を、何故か、こんな時期にもちだして…ひょっとすると石破も彼等とグルなのか?…政権に立証責任があるなどと、あろうことか、喫緊の重大案件に取り組むことを国民から請託されている内閣と愛媛県の一介の小役人のメモを同列に置いた石破に、首相に成る資格など全くないどころか、己の野望の為なら平気で国益を無視する究極の売国奴、それが石破茂の実相だろう。


考えても見たまえ。こんなメディアの暴走をいつまでも座視しているなら、私たちの国は、どこかの小役人の行為一つで

2018年04月10日 22時04分31秒 | 日記

しかしNHKの報道番組編成部の酷さは目に余る。

安倍政権打倒、安倍首相の3選阻止、憲法改正阻止に向けて発狂していると言っても良い態様なのだから。

昨夜は意図的に世論調査を行い(彼らの意図通りに誘導していないとは誰も言えないだろう)、先日の産経新聞とFNNの世論調査では理財局の書き換え騒動によってダウンした支持率が持ち直し、45%であると報道されたのに対して、昨夜のNHKの世論調査では支持率35%であるとNHKは夜のニュースで報道したのである。

私は、これはもう明らかな憲法改正反対、安倍首相の3選阻止に向かっている偏向報道だなと確信していたのだが。

今夜は愛媛県の職員の備忘録に首相案件と書いてあったなどと真贋不明の…正に怪文書の類だろうが、事は怪文書だろうが、実際の文書だろうが、そんな事は全く問題ではないのである。

NHKがやっている事は…多分朝日新聞も全く一緒の事を行っているのだろう…民主主義を利用して民主主義を壊す、という、共産党一党独裁国家である中国のやり方そのものであり、彼らは民主主主義を重大に棄損しているのである。

考えても見たまえ。

こんなメディアの暴走をいつまでも座視しているなら、私たちの国は、どこかの小役人の行為一つで…挙句に不審な自殺などまで周到に用意されたりして…内閣が総辞職させられるなどという、中国や朝鮮半島以下の、とんでもない国に、今、成り下がっている事を、日本国民全員は気が着いて、立ち上がり、NHKや朝日新聞に対して、「いい加減にしろ!北朝鮮の核問題、中国の横暴、これらに対してどう対応するのかという重大問題から国民の目を逸らして、何を企んでいるのだ!…」織田信長の大音声をあげなければならない時はとうに来ているのである。

もう幼稚園児の学芸会なみの見え見えの世論操作なのだから本当に、あきれ果てた、見下げ果てた連中である。

私は7時のニュースの鈴木アナはまだしも河野アナとwatch9をしかしていた時に、当たり前の平衡感覚、常識が醸成されたとおもっていたのだが、…過激派の牙城である法政大学で醸成された反日、スメルジャコフとしての日本国と日本に対する憎しみが報道部を支配している連中に自ら同調しだのだろう。

桑子よりはまだましだが、カメラをにらむ印象操作で、こんなことが日本国にとって重大案件であるが如くに報道していたのである。

もうNHKにはつける薬はない。

だがこんな連中を実質的には日本国営放送に携わる国家公務員として雇用している態様は、国家としては、これ以上ないナンセンスである。

訳の分からない小役人の備忘録を、どこからどのようにして引っ張り出して来たのかは知らぬが、これに朝鮮半島や中国のエージェントと言っても全く過言ではないような辻本清美を尊大な顔をして登場させ、内閣総辞職に値するなどと…それこそが民主主義に対する冒とくである事すら知らない、これ以上ないほどに愚かなだけではなく、これまでも今も、ずっと日本の国益を損ない続けて来たような女を大写しにして発言させる、

続いて、当時の国交省大臣である事を隠れ蓑にして安倍首相の三選を阻止したい彼らの頼みの綱である石破茂を登場させる。

もうこれ以上ないほどの三文芝居であり、これ以上ないほどに臭気を発した演出なのである。

おまけに石破は平然と内閣に立証責任があるだなと、本当に戯けた事を言うのである。現今の北朝鮮を取り巻いて目まぐるしく動いている国際情勢……特に日米首脳会談を控えている今、こんな愛媛県の小役人の備忘録として書き残したなどという一片の書面を、何故か、こんな時期にもちだして…ひょっとすると石破も彼等とグルなのか?…政権に立証責任があるなどと、あろうことか、喫緊の重大案件に取り組むことを国民から請託されている内閣と愛媛県の一介の小役人のメモを同列に置いた石破に、首相に成る資格など全くないどころか、己の野望の為なら平気で国益を無視する究極の売国奴、それが石破茂の実相だろう。


NHKがやっている事は…多分朝日新聞も全く一緒の事を行っているのだろう…民主主義を利用して民主主義を壊す、

2018年04月10日 22時03分08秒 | 日記

しかしNHKの報道番組編成部の酷さは目に余る。

安倍政権打倒、安倍首相の3選阻止、憲法改正阻止に向けて発狂していると言っても良い態様なのだから。

昨夜は意図的に世論調査を行い(彼らの意図通りに誘導していないとは誰も言えないだろう)、先日の産経新聞とFNNの世論調査では理財局の書き換え騒動によってダウンした支持率が持ち直し、45%であると報道されたのに対して、昨夜のNHKの世論調査では支持率35%であるとNHKは夜のニュースで報道したのである。

私は、これはもう明らかな憲法改正反対、安倍首相の3選阻止に向かっている偏向報道だなと確信していたのだが。

今夜は愛媛県の職員の備忘録に首相案件と書いてあったなどと真贋不明の…正に怪文書の類だろうが、事は怪文書だろうが、実際の文書だろうが、そんな事は全く問題ではないのである。

NHKがやっている事は…多分朝日新聞も全く一緒の事を行っているのだろう…民主主義を利用して民主主義を壊す、という、共産党一党独裁国家である中国のやり方そのものであり、彼らは民主主主義を重大に棄損しているのである。

考えても見たまえ。

こんなメディアの暴走をいつまでも座視しているなら、私たちの国は、どこかの小役人の行為一つで…挙句に不審な自殺などまで周到に用意されたりして…内閣が総辞職させられるなどという、中国や朝鮮半島以下の、とんでもない国に、今、成り下がっている事を、日本国民全員は気が着いて、立ち上がり、NHKや朝日新聞に対して、「いい加減にしろ!北朝鮮の核問題、中国の横暴、これらに対してどう対応するのかという重大問題から国民の目を逸らして、何を企んでいるのだ!…」織田信長の大音声をあげなければならない時はとうに来ているのである。

もう幼稚園児の学芸会なみの見え見えの世論操作なのだから本当に、あきれ果てた、見下げ果てた連中である。

私は7時のニュースの鈴木アナはまだしも河野アナとwatch9をしかしていた時に、当たり前の平衡感覚、常識が醸成されたとおもっていたのだが、…過激派の牙城である法政大学で醸成された反日、スメルジャコフとしての日本国と日本に対する憎しみが報道部を支配している連中に自ら同調しだのだろう。

桑子よりはまだましだが、カメラをにらむ印象操作で、こんなことが日本国にとって重大案件であるが如くに報道していたのである。

もうNHKにはつける薬はない。

だがこんな連中を実質的には日本国営放送に携わる国家公務員として雇用している態様は、国家としては、これ以上ないナンセンスである。

訳の分からない小役人の備忘録を、どこからどのようにして引っ張り出して来たのかは知らぬが、これに朝鮮半島や中国のエージェントと言っても全く過言ではないような辻本清美を尊大な顔をして登場させ、内閣総辞職に値するなどと…それこそが民主主義に対する冒とくである事すら知らない、これ以上ないほどに愚かなだけではなく、これまでも今も、ずっと日本の国益を損ない続けて来たような女を大写しにして発言させる、

続いて、当時の国交省大臣である事を隠れ蓑にして安倍首相の三選を阻止したい彼らの頼みの綱である石破茂を登場させる。

もうこれ以上ないほどの三文芝居であり、これ以上ないほどに臭気を発した演出なのである。

おまけに石破は平然と内閣に立証責任があるだなと、本当に戯けた事を言うのである。現今の北朝鮮を取り巻いて目まぐるしく動いている国際情勢……特に日米首脳会談を控えている今、こんな愛媛県の小役人の備忘録として書き残したなどという一片の書面を、何故か、こんな時期にもちだして…ひょっとすると石破も彼等とグルなのか?…政権に立証責任があるなどと、あろうことか、喫緊の重大案件に取り組むことを国民から請託されている内閣と愛媛県の一介の小役人のメモを同列に置いた石破に、首相に成る資格など全くないどころか、己の野望の為なら平気で国益を無視する究極の売国奴、それが石破茂の実相だろう。


その歴史的資料とは、「Mitrokhin Archives」(ミトロヒン文書)と呼ばれるものである

2018年04月10日 20時53分24秒 | 日記

以下は、これも今日ネットで発見した論文からである。

http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/archives/2386

言志、Vol. 4, pp. 81-87, 2012.

メディア対する海外の諜報機関工作――ミトロヒン文書を読み解く
藤井聡

外患を招くマスメディア

日本人はどういう訳か、新聞やテレビで報道されているものは、正しいものだと思いこんでしまう傾向が強い。

もちろん、国民の中に新聞・テレビに対する懐疑の念が皆無だというわけではないのだが、その懐疑の念が、多くの先進諸国の中でもとりわけ「弱い」のである。

例えば、マスメディアの影響を分析対象としてきた政治心理学の実証的な分析によれば、日本人は欧米諸国のおおよそ倍程度の水準でマスメディアの情報を「信頼」してしまうと報告されている。

逆に言うなら、日本人のマスメディアに対する「懐疑の念」は、先進諸外国の半分程度しかない、という訳だ。
それだけ懐疑心が弱いということは、メディアに対する国民の監視の目が脆弱だ、という事を意味している。
そうなると始まるのが、メディアの「暴走」だ。
その代表的な事件が、朝日新聞の記者の「珊瑚礁損傷についての捏造記事」の事件だ。

「沖縄のダイバーが珊瑚礁に落書きをした、なんと非道い事をするのか」という義憤に燃えた記事を朝日新聞の記者が新聞掲載したのだが、実はそれは真っ赤なウソであったことが後で発覚する。

それはなんと、記者が自ら珊瑚礁に落書きをし、事実をでっち上げて作った捏造記事だったのである。
もうこの一点だけで、普通の感覚を持った国民なら、朝日新聞を読む気が失せても良さそうなものだが、残念ながら、未だに朝日新聞を購読している読者は後を絶たない。

そして、未だに、世論に強力な影響を及ぼし続けている。

それもこれも日本国民が、メディアに対する懐疑の念が薄い事が根源的な原因だ。 

もちろん、どれだけ日本国民がお人好しだといっても、そんな捏造事件に繰り返し触れてさえいれば、徐々にメディアに対する懐疑の念は膨らんでいく事となるだろう。
が、無論、現実はそうなっていない。
それがなぜかといえば、日本国民が増える情報の内容を決定しているのがマスメディア自身だからである。

つまり一応は、自らの捏造事件を報道することは報道するのだが、それを少々報道し、経営陣を少々変えれば「禊ぎ」が済んでしまったということにして、後は何も無かったかのように何食わぬ顔をして国民に情報を提供し続けているのである。

そうなるとまた、国民の中に少々芽生えたメディアに対する懐疑の念も、「風化」していってしまう訳である。
もう以上の議論だけで、マスメディアを信用せず無視、控えめに言うなら懐疑するのが道理だ、という結論を導きうるものではあるのだが――残念ながら──実態は、それよりもずっと「深刻」だ。なぜなら、日本国民の利益、あるいは、国益を意図的に「侵害」し「奪い取り」、奪い取った利益を外国に「売り飛ばす」という「売国」と言われる行為、あるいは、法律用語で言うなら広義の「外患」の幇助(外国と通謀して日本に対し武力を行使させる罪、あるいは、日本に対して外国から武力の行使があったときにこれに加担してその軍務に服しその他これに軍事上の利益を与える罪)と言って差し支えない行為に、日本の多くのマスメディア関係者が直接的に従事しているという「事実」を指し示す歴史的資料の存在が今、明らかにされているからである。
その歴史的資料とは、「Mitrokhin Archives」(ミトロヒン文書)と呼ばれるものである(本稿におけるミトロヒン文書についての全ての記述は、「The KGB and the World: The Mitrokhin Archive II、by Christopher Andrew、Penguin、2005」に依るものである。

なお、以下の文章で『』内の文章はいずれも、この書籍の直接翻訳文章である)。

この稿続く。


日本に対して外国から武力の行使があったときにこれに加担してその軍務に服しその他これに軍事上の利益を与える罪)

2018年04月10日 20時51分48秒 | 日記

以下は、これも今日ネットで発見した論文からである。

http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/archives/2386

言志、Vol. 4, pp. 81-87, 2012.

メディア対する海外の諜報機関工作――ミトロヒン文書を読み解く
藤井聡

外患を招くマスメディア

日本人はどういう訳か、新聞やテレビで報道されているものは、正しいものだと思いこんでしまう傾向が強い。

もちろん、国民の中に新聞・テレビに対する懐疑の念が皆無だというわけではないのだが、その懐疑の念が、多くの先進諸国の中でもとりわけ「弱い」のである。

例えば、マスメディアの影響を分析対象としてきた政治心理学の実証的な分析によれば、日本人は欧米諸国のおおよそ倍程度の水準でマスメディアの情報を「信頼」してしまうと報告されている。

逆に言うなら、日本人のマスメディアに対する「懐疑の念」は、先進諸外国の半分程度しかない、という訳だ。
それだけ懐疑心が弱いということは、メディアに対する国民の監視の目が脆弱だ、という事を意味している。
そうなると始まるのが、メディアの「暴走」だ。
その代表的な事件が、朝日新聞の記者の「珊瑚礁損傷についての捏造記事」の事件だ。

「沖縄のダイバーが珊瑚礁に落書きをした、なんと非道い事をするのか」という義憤に燃えた記事を朝日新聞の記者が新聞掲載したのだが、実はそれは真っ赤なウソであったことが後で発覚する。

それはなんと、記者が自ら珊瑚礁に落書きをし、事実をでっち上げて作った捏造記事だったのである。
もうこの一点だけで、普通の感覚を持った国民なら、朝日新聞を読む気が失せても良さそうなものだが、残念ながら、未だに朝日新聞を購読している読者は後を絶たない。

そして、未だに、世論に強力な影響を及ぼし続けている。

それもこれも日本国民が、メディアに対する懐疑の念が薄い事が根源的な原因だ。 

もちろん、どれだけ日本国民がお人好しだといっても、そんな捏造事件に繰り返し触れてさえいれば、徐々にメディアに対する懐疑の念は膨らんでいく事となるだろう。
が、無論、現実はそうなっていない。
それがなぜかといえば、日本国民が増える情報の内容を決定しているのがマスメディア自身だからである。

つまり一応は、自らの捏造事件を報道することは報道するのだが、それを少々報道し、経営陣を少々変えれば「禊ぎ」が済んでしまったということにして、後は何も無かったかのように何食わぬ顔をして国民に情報を提供し続けているのである。

そうなるとまた、国民の中に少々芽生えたメディアに対する懐疑の念も、「風化」していってしまう訳である。
もう以上の議論だけで、マスメディアを信用せず無視、控えめに言うなら懐疑するのが道理だ、という結論を導きうるものではあるのだが――残念ながら──実態は、それよりもずっと「深刻」だ。なぜなら、日本国民の利益、あるいは、国益を意図的に「侵害」し「奪い取り」、奪い取った利益を外国に「売り飛ばす」という「売国」と言われる行為、あるいは、法律用語で言うなら広義の「外患」の幇助(外国と通謀して日本に対し武力を行使させる罪、あるいは、日本に対して外国から武力の行使があったときにこれに加担してその軍務に服しその他これに軍事上の利益を与える罪)と言って差し支えない行為に、日本の多くのマスメディア関係者が直接的に従事しているという「事実」を指し示す歴史的資料の存在が今、明らかにされているからである。
その歴史的資料とは、「Mitrokhin Archives」(ミトロヒン文書)と呼ばれるものである(本稿におけるミトロヒン文書についての全ての記述は、「The KGB and the World: The Mitrokhin Archive II、by Christopher Andrew、Penguin、2005」に依るものである。

なお、以下の文章で『』内の文章はいずれも、この書籍の直接翻訳文章である)。

この稿続く。


国益を意図的に「侵害」し「奪い取り」、奪い取った利益を外国に「売り飛ばす」という「売国」と言われる行為、

2018年04月10日 20時49分41秒 | 日記

以下は、これも今日ネットで発見した論文からである。

http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/archives/2386

言志、Vol. 4, pp. 81-87, 2012.

メディア対する海外の諜報機関工作――ミトロヒン文書を読み解く
藤井聡

外患を招くマスメディア

日本人はどういう訳か、新聞やテレビで報道されているものは、正しいものだと思いこんでしまう傾向が強い。

もちろん、国民の中に新聞・テレビに対する懐疑の念が皆無だというわけではないのだが、その懐疑の念が、多くの先進諸国の中でもとりわけ「弱い」のである。

例えば、マスメディアの影響を分析対象としてきた政治心理学の実証的な分析によれば、日本人は欧米諸国のおおよそ倍程度の水準でマスメディアの情報を「信頼」してしまうと報告されている。

逆に言うなら、日本人のマスメディアに対する「懐疑の念」は、先進諸外国の半分程度しかない、という訳だ。
それだけ懐疑心が弱いということは、メディアに対する国民の監視の目が脆弱だ、という事を意味している。
そうなると始まるのが、メディアの「暴走」だ。
その代表的な事件が、朝日新聞の記者の「珊瑚礁損傷についての捏造記事」の事件だ。

「沖縄のダイバーが珊瑚礁に落書きをした、なんと非道い事をするのか」という義憤に燃えた記事を朝日新聞の記者が新聞掲載したのだが、実はそれは真っ赤なウソであったことが後で発覚する。

それはなんと、記者が自ら珊瑚礁に落書きをし、事実をでっち上げて作った捏造記事だったのである。
もうこの一点だけで、普通の感覚を持った国民なら、朝日新聞を読む気が失せても良さそうなものだが、残念ながら、未だに朝日新聞を購読している読者は後を絶たない。

そして、未だに、世論に強力な影響を及ぼし続けている。

それもこれも日本国民が、メディアに対する懐疑の念が薄い事が根源的な原因だ。 

もちろん、どれだけ日本国民がお人好しだといっても、そんな捏造事件に繰り返し触れてさえいれば、徐々にメディアに対する懐疑の念は膨らんでいく事となるだろう。
が、無論、現実はそうなっていない。
それがなぜかといえば、日本国民が増える情報の内容を決定しているのがマスメディア自身だからである。

つまり一応は、自らの捏造事件を報道することは報道するのだが、それを少々報道し、経営陣を少々変えれば「禊ぎ」が済んでしまったということにして、後は何も無かったかのように何食わぬ顔をして国民に情報を提供し続けているのである。

そうなるとまた、国民の中に少々芽生えたメディアに対する懐疑の念も、「風化」していってしまう訳である。
もう以上の議論だけで、マスメディアを信用せず無視、控えめに言うなら懐疑するのが道理だ、という結論を導きうるものではあるのだが――残念ながら──実態は、それよりもずっと「深刻」だ。なぜなら、日本国民の利益、あるいは、国益を意図的に「侵害」し「奪い取り」、奪い取った利益を外国に「売り飛ばす」という「売国」と言われる行為、あるいは、法律用語で言うなら広義の「外患」の幇助(外国と通謀して日本に対し武力を行使させる罪、あるいは、日本に対して外国から武力の行使があったときにこれに加担してその軍務に服しその他これに軍事上の利益を与える罪)と言って差し支えない行為に、日本の多くのマスメディア関係者が直接的に従事しているという「事実」を指し示す歴史的資料の存在が今、明らかにされているからである。
その歴史的資料とは、「Mitrokhin Archives」(ミトロヒン文書)と呼ばれるものである(本稿におけるミトロヒン文書についての全ての記述は、「The KGB and the World: The Mitrokhin Archive II、by Christopher Andrew、Penguin、2005」に依るものである。

なお、以下の文章で『』内の文章はいずれも、この書籍の直接翻訳文章である)。

この稿続く。


もう以上の議論だけで、マスメディアを信用せず無視、控えめに言うなら懐疑するのが道理だ、という結論を導きうる

2018年04月10日 20時38分07秒 | 日記

以下は、これも今日ネットで発見した論文からである。

http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/archives/2386

言志、Vol. 4, pp. 81-87, 2012.

メディア対する海外の諜報機関工作――ミトロヒン文書を読み解く
藤井聡

外患を招くマスメディア

日本人はどういう訳か、新聞やテレビで報道されているものは、正しいものだと思いこんでしまう傾向が強い。

もちろん、国民の中に新聞・テレビに対する懐疑の念が皆無だというわけではないのだが、その懐疑の念が、多くの先進諸国の中でもとりわけ「弱い」のである。

例えば、マスメディアの影響を分析対象としてきた政治心理学の実証的な分析によれば、日本人は欧米諸国のおおよそ倍程度の水準でマスメディアの情報を「信頼」してしまうと報告されている。

逆に言うなら、日本人のマスメディアに対する「懐疑の念」は、先進諸外国の半分程度しかない、という訳だ。
それだけ懐疑心が弱いということは、メディアに対する国民の監視の目が脆弱だ、という事を意味している。
そうなると始まるのが、メディアの「暴走」だ。
その代表的な事件が、朝日新聞の記者の「珊瑚礁損傷についての捏造記事」の事件だ。

「沖縄のダイバーが珊瑚礁に落書きをした、なんと非道い事をするのか」という義憤に燃えた記事を朝日新聞の記者が新聞掲載したのだが、実はそれは真っ赤なウソであったことが後で発覚する。

それはなんと、記者が自ら珊瑚礁に落書きをし、事実をでっち上げて作った捏造記事だったのである。
もうこの一点だけで、普通の感覚を持った国民なら、朝日新聞を読む気が失せても良さそうなものだが、残念ながら、未だに朝日新聞を購読している読者は後を絶たない。

そして、未だに、世論に強力な影響を及ぼし続けている。

それもこれも日本国民が、メディアに対する懐疑の念が薄い事が根源的な原因だ。 

もちろん、どれだけ日本国民がお人好しだといっても、そんな捏造事件に繰り返し触れてさえいれば、徐々にメディアに対する懐疑の念は膨らんでいく事となるだろう。
が、無論、現実はそうなっていない。
それがなぜかといえば、日本国民が増える情報の内容を決定しているのがマスメディア自身だからである。

つまり一応は、自らの捏造事件を報道することは報道するのだが、それを少々報道し、経営陣を少々変えれば「禊ぎ」が済んでしまったということにして、後は何も無かったかのように何食わぬ顔をして国民に情報を提供し続けているのである。

そうなるとまた、国民の中に少々芽生えたメディアに対する懐疑の念も、「風化」していってしまう訳である。
もう以上の議論だけで、マスメディアを信用せず無視、控えめに言うなら懐疑するのが道理だ、という結論を導きうるものではあるのだが――残念ながら──実態は、それよりもずっと「深刻」だ。なぜなら、日本国民の利益、あるいは、国益を意図的に「侵害」し「奪い取り」、奪い取った利益を外国に「売り飛ばす」という「売国」と言われる行為、あるいは、法律用語で言うなら広義の「外患」の幇助(外国と通謀して日本に対し武力を行使させる罪、あるいは、日本に対して外国から武力の行使があったときにこれに加担してその軍務に服しその他これに軍事上の利益を与える罪)と言って差し支えない行為に、日本の多くのマスメディア関係者が直接的に従事しているという「事実」を指し示す歴史的資料の存在が今、明らかにされているからである。
その歴史的資料とは、「Mitrokhin Archives」(ミトロヒン文書)と呼ばれるものである(本稿におけるミトロヒン文書についての全ての記述は、「The KGB and the World: The Mitrokhin Archive II、by Christopher Andrew、Penguin、2005」に依るものである。

なお、以下の文章で『』内の文章はいずれも、この書籍の直接翻訳文章である)。

この稿続く。


「禊ぎ」が済んでしまったということにして、後は何も無かったかのように何食わぬ顔をして国民に情報を提供し続けているのである

2018年04月10日 20時36分58秒 | 日記

以下は、これも今日ネットで発見した論文からである。

http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/archives/2386

言志、Vol. 4, pp. 81-87, 2012.

メディア対する海外の諜報機関工作――ミトロヒン文書を読み解く
藤井聡

外患を招くマスメディア

日本人はどういう訳か、新聞やテレビで報道されているものは、正しいものだと思いこんでしまう傾向が強い。

もちろん、国民の中に新聞・テレビに対する懐疑の念が皆無だというわけではないのだが、その懐疑の念が、多くの先進諸国の中でもとりわけ「弱い」のである。

例えば、マスメディアの影響を分析対象としてきた政治心理学の実証的な分析によれば、日本人は欧米諸国のおおよそ倍程度の水準でマスメディアの情報を「信頼」してしまうと報告されている。

逆に言うなら、日本人のマスメディアに対する「懐疑の念」は、先進諸外国の半分程度しかない、という訳だ。
それだけ懐疑心が弱いということは、メディアに対する国民の監視の目が脆弱だ、という事を意味している。
そうなると始まるのが、メディアの「暴走」だ。
その代表的な事件が、朝日新聞の記者の「珊瑚礁損傷についての捏造記事」の事件だ。

「沖縄のダイバーが珊瑚礁に落書きをした、なんと非道い事をするのか」という義憤に燃えた記事を朝日新聞の記者が新聞掲載したのだが、実はそれは真っ赤なウソであったことが後で発覚する。

それはなんと、記者が自ら珊瑚礁に落書きをし、事実をでっち上げて作った捏造記事だったのである。
もうこの一点だけで、普通の感覚を持った国民なら、朝日新聞を読む気が失せても良さそうなものだが、残念ながら、未だに朝日新聞を購読している読者は後を絶たない。

そして、未だに、世論に強力な影響を及ぼし続けている。

それもこれも日本国民が、メディアに対する懐疑の念が薄い事が根源的な原因だ。 

もちろん、どれだけ日本国民がお人好しだといっても、そんな捏造事件に繰り返し触れてさえいれば、徐々にメディアに対する懐疑の念は膨らんでいく事となるだろう。
が、無論、現実はそうなっていない。
それがなぜかといえば、日本国民が増える情報の内容を決定しているのがマスメディア自身だからである。

つまり一応は、自らの捏造事件を報道することは報道するのだが、それを少々報道し、経営陣を少々変えれば「禊ぎ」が済んでしまったということにして、後は何も無かったかのように何食わぬ顔をして国民に情報を提供し続けているのである。

そうなるとまた、国民の中に少々芽生えたメディアに対する懐疑の念も、「風化」していってしまう訳である。
もう以上の議論だけで、マスメディアを信用せず無視、控えめに言うなら懐疑するのが道理だ、という結論を導きうるものではあるのだが――残念ながら──実態は、それよりもずっと「深刻」だ。なぜなら、日本国民の利益、あるいは、国益を意図的に「侵害」し「奪い取り」、奪い取った利益を外国に「売り飛ばす」という「売国」と言われる行為、あるいは、法律用語で言うなら広義の「外患」の幇助(外国と通謀して日本に対し武力を行使させる罪、あるいは、日本に対して外国から武力の行使があったときにこれに加担してその軍務に服しその他これに軍事上の利益を与える罪)と言って差し支えない行為に、日本の多くのマスメディア関係者が直接的に従事しているという「事実」を指し示す歴史的資料の存在が今、明らかにされているからである。
その歴史的資料とは、「Mitrokhin Archives」(ミトロヒン文書)と呼ばれるものである(本稿におけるミトロヒン文書についての全ての記述は、「The KGB and the World: The Mitrokhin Archive II、by Christopher Andrew、Penguin、2005」に依るものである。

なお、以下の文章で『』内の文章はいずれも、この書籍の直接翻訳文章である)。

この稿続く。


それがなぜかといえば、日本国民が増える情報の内容を決定しているのがマスメディア自身だからである。

2018年04月10日 20時35分55秒 | 日記

以下は、これも今日ネットで発見した論文からである。

http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/archives/2386

言志、Vol. 4, pp. 81-87, 2012.

メディア対する海外の諜報機関工作――ミトロヒン文書を読み解く
藤井聡

外患を招くマスメディア

日本人はどういう訳か、新聞やテレビで報道されているものは、正しいものだと思いこんでしまう傾向が強い。

もちろん、国民の中に新聞・テレビに対する懐疑の念が皆無だというわけではないのだが、その懐疑の念が、多くの先進諸国の中でもとりわけ「弱い」のである。

例えば、マスメディアの影響を分析対象としてきた政治心理学の実証的な分析によれば、日本人は欧米諸国のおおよそ倍程度の水準でマスメディアの情報を「信頼」してしまうと報告されている。

逆に言うなら、日本人のマスメディアに対する「懐疑の念」は、先進諸外国の半分程度しかない、という訳だ。
それだけ懐疑心が弱いということは、メディアに対する国民の監視の目が脆弱だ、という事を意味している。
そうなると始まるのが、メディアの「暴走」だ。
その代表的な事件が、朝日新聞の記者の「珊瑚礁損傷についての捏造記事」の事件だ。

「沖縄のダイバーが珊瑚礁に落書きをした、なんと非道い事をするのか」という義憤に燃えた記事を朝日新聞の記者が新聞掲載したのだが、実はそれは真っ赤なウソであったことが後で発覚する。

それはなんと、記者が自ら珊瑚礁に落書きをし、事実をでっち上げて作った捏造記事だったのである。
もうこの一点だけで、普通の感覚を持った国民なら、朝日新聞を読む気が失せても良さそうなものだが、残念ながら、未だに朝日新聞を購読している読者は後を絶たない。

そして、未だに、世論に強力な影響を及ぼし続けている。

それもこれも日本国民が、メディアに対する懐疑の念が薄い事が根源的な原因だ。 

もちろん、どれだけ日本国民がお人好しだといっても、そんな捏造事件に繰り返し触れてさえいれば、徐々にメディアに対する懐疑の念は膨らんでいく事となるだろう。
が、無論、現実はそうなっていない。
それがなぜかといえば、日本国民が増える情報の内容を決定しているのがマスメディア自身だからである。

つまり一応は、自らの捏造事件を報道することは報道するのだが、それを少々報道し、経営陣を少々変えれば「禊ぎ」が済んでしまったということにして、後は何も無かったかのように何食わぬ顔をして国民に情報を提供し続けているのである。

そうなるとまた、国民の中に少々芽生えたメディアに対する懐疑の念も、「風化」していってしまう訳である。
もう以上の議論だけで、マスメディアを信用せず無視、控えめに言うなら懐疑するのが道理だ、という結論を導きうるものではあるのだが――残念ながら──実態は、それよりもずっと「深刻」だ。なぜなら、日本国民の利益、あるいは、国益を意図的に「侵害」し「奪い取り」、奪い取った利益を外国に「売り飛ばす」という「売国」と言われる行為、あるいは、法律用語で言うなら広義の「外患」の幇助(外国と通謀して日本に対し武力を行使させる罪、あるいは、日本に対して外国から武力の行使があったときにこれに加担してその軍務に服しその他これに軍事上の利益を与える罪)と言って差し支えない行為に、日本の多くのマスメディア関係者が直接的に従事しているという「事実」を指し示す歴史的資料の存在が今、明らかにされているからである。
その歴史的資料とは、「Mitrokhin Archives」(ミトロヒン文書)と呼ばれるものである(本稿におけるミトロヒン文書についての全ての記述は、「The KGB and the World: The Mitrokhin Archive II、by Christopher Andrew、Penguin、2005」に依るものである。

なお、以下の文章で『』内の文章はいずれも、この書籍の直接翻訳文章である)。

この稿続く。


もちろん、どれだけ日本国民がお人好しだといっても、そんな捏造事件に繰り返し触れてさえいれば、

2018年04月10日 20時34分40秒 | 日記

以下は、これも今日ネットで発見した論文からである。

http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/archives/2386

言志、Vol. 4, pp. 81-87, 2012.

メディア対する海外の諜報機関工作――ミトロヒン文書を読み解く
藤井聡

外患を招くマスメディア

日本人はどういう訳か、新聞やテレビで報道されているものは、正しいものだと思いこんでしまう傾向が強い。

もちろん、国民の中に新聞・テレビに対する懐疑の念が皆無だというわけではないのだが、その懐疑の念が、多くの先進諸国の中でもとりわけ「弱い」のである。

例えば、マスメディアの影響を分析対象としてきた政治心理学の実証的な分析によれば、日本人は欧米諸国のおおよそ倍程度の水準でマスメディアの情報を「信頼」してしまうと報告されている。

逆に言うなら、日本人のマスメディアに対する「懐疑の念」は、先進諸外国の半分程度しかない、という訳だ。
それだけ懐疑心が弱いということは、メディアに対する国民の監視の目が脆弱だ、という事を意味している。
そうなると始まるのが、メディアの「暴走」だ。
その代表的な事件が、朝日新聞の記者の「珊瑚礁損傷についての捏造記事」の事件だ。

「沖縄のダイバーが珊瑚礁に落書きをした、なんと非道い事をするのか」という義憤に燃えた記事を朝日新聞の記者が新聞掲載したのだが、実はそれは真っ赤なウソであったことが後で発覚する。

それはなんと、記者が自ら珊瑚礁に落書きをし、事実をでっち上げて作った捏造記事だったのである。
もうこの一点だけで、普通の感覚を持った国民なら、朝日新聞を読む気が失せても良さそうなものだが、残念ながら、未だに朝日新聞を購読している読者は後を絶たない。

そして、未だに、世論に強力な影響を及ぼし続けている。

それもこれも日本国民が、メディアに対する懐疑の念が薄い事が根源的な原因だ。 

もちろん、どれだけ日本国民がお人好しだといっても、そんな捏造事件に繰り返し触れてさえいれば、徐々にメディアに対する懐疑の念は膨らんでいく事となるだろう。
が、無論、現実はそうなっていない。
それがなぜかといえば、日本国民が増える情報の内容を決定しているのがマスメディア自身だからである。

つまり一応は、自らの捏造事件を報道することは報道するのだが、それを少々報道し、経営陣を少々変えれば「禊ぎ」が済んでしまったということにして、後は何も無かったかのように何食わぬ顔をして国民に情報を提供し続けているのである。

そうなるとまた、国民の中に少々芽生えたメディアに対する懐疑の念も、「風化」していってしまう訳である。
もう以上の議論だけで、マスメディアを信用せず無視、控えめに言うなら懐疑するのが道理だ、という結論を導きうるものではあるのだが――残念ながら──実態は、それよりもずっと「深刻」だ。なぜなら、日本国民の利益、あるいは、国益を意図的に「侵害」し「奪い取り」、奪い取った利益を外国に「売り飛ばす」という「売国」と言われる行為、あるいは、法律用語で言うなら広義の「外患」の幇助(外国と通謀して日本に対し武力を行使させる罪、あるいは、日本に対して外国から武力の行使があったときにこれに加担してその軍務に服しその他これに軍事上の利益を与える罪)と言って差し支えない行為に、日本の多くのマスメディア関係者が直接的に従事しているという「事実」を指し示す歴史的資料の存在が今、明らかにされているからである。
その歴史的資料とは、「Mitrokhin Archives」(ミトロヒン文書)と呼ばれるものである(本稿におけるミトロヒン文書についての全ての記述は、「The KGB and the World: The Mitrokhin Archive II、by Christopher Andrew、Penguin、2005」に依るものである。

なお、以下の文章で『』内の文章はいずれも、この書籍の直接翻訳文章である)。

この稿続く。


そして、未だに、世論に強力な影響を及ぼし続けている。

2018年04月10日 20時33分41秒 | 日記

以下は、これも今日ネットで発見した論文からである。

http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/archives/2386

言志、Vol. 4, pp. 81-87, 2012.

メディア対する海外の諜報機関工作――ミトロヒン文書を読み解く
藤井聡

外患を招くマスメディア

日本人はどういう訳か、新聞やテレビで報道されているものは、正しいものだと思いこんでしまう傾向が強い。

もちろん、国民の中に新聞・テレビに対する懐疑の念が皆無だというわけではないのだが、その懐疑の念が、多くの先進諸国の中でもとりわけ「弱い」のである。

例えば、マスメディアの影響を分析対象としてきた政治心理学の実証的な分析によれば、日本人は欧米諸国のおおよそ倍程度の水準でマスメディアの情報を「信頼」してしまうと報告されている。

逆に言うなら、日本人のマスメディアに対する「懐疑の念」は、先進諸外国の半分程度しかない、という訳だ。
それだけ懐疑心が弱いということは、メディアに対する国民の監視の目が脆弱だ、という事を意味している。
そうなると始まるのが、メディアの「暴走」だ。
その代表的な事件が、朝日新聞の記者の「珊瑚礁損傷についての捏造記事」の事件だ。

「沖縄のダイバーが珊瑚礁に落書きをした、なんと非道い事をするのか」という義憤に燃えた記事を朝日新聞の記者が新聞掲載したのだが、実はそれは真っ赤なウソであったことが後で発覚する。

それはなんと、記者が自ら珊瑚礁に落書きをし、事実をでっち上げて作った捏造記事だったのである。
もうこの一点だけで、普通の感覚を持った国民なら、朝日新聞を読む気が失せても良さそうなものだが、残念ながら、未だに朝日新聞を購読している読者は後を絶たない。

そして、未だに、世論に強力な影響を及ぼし続けている。

それもこれも日本国民が、メディアに対する懐疑の念が薄い事が根源的な原因だ。 

もちろん、どれだけ日本国民がお人好しだといっても、そんな捏造事件に繰り返し触れてさえいれば、徐々にメディアに対する懐疑の念は膨らんでいく事となるだろう。
が、無論、現実はそうなっていない。
それがなぜかといえば、日本国民が増える情報の内容を決定しているのがマスメディア自身だからである。

つまり一応は、自らの捏造事件を報道することは報道するのだが、それを少々報道し、経営陣を少々変えれば「禊ぎ」が済んでしまったということにして、後は何も無かったかのように何食わぬ顔をして国民に情報を提供し続けているのである。

そうなるとまた、国民の中に少々芽生えたメディアに対する懐疑の念も、「風化」していってしまう訳である。
もう以上の議論だけで、マスメディアを信用せず無視、控えめに言うなら懐疑するのが道理だ、という結論を導きうるものではあるのだが――残念ながら──実態は、それよりもずっと「深刻」だ。なぜなら、日本国民の利益、あるいは、国益を意図的に「侵害」し「奪い取り」、奪い取った利益を外国に「売り飛ばす」という「売国」と言われる行為、あるいは、法律用語で言うなら広義の「外患」の幇助(外国と通謀して日本に対し武力を行使させる罪、あるいは、日本に対して外国から武力の行使があったときにこれに加担してその軍務に服しその他これに軍事上の利益を与える罪)と言って差し支えない行為に、日本の多くのマスメディア関係者が直接的に従事しているという「事実」を指し示す歴史的資料の存在が今、明らかにされているからである。
その歴史的資料とは、「Mitrokhin Archives」(ミトロヒン文書)と呼ばれるものである(本稿におけるミトロヒン文書についての全ての記述は、「The KGB and the World: The Mitrokhin Archive II、by Christopher Andrew、Penguin、2005」に依るものである。

なお、以下の文章で『』内の文章はいずれも、この書籍の直接翻訳文章である)。

この稿続く。


もうこの一点だけで、普通の感覚を持った国民なら、朝日新聞を読む気が失せても良さそうなものだが、

2018年04月10日 20時32分46秒 | 日記

以下は、これも今日ネットで発見した論文からである。

http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/archives/2386

言志、Vol. 4, pp. 81-87, 2012.

メディア対する海外の諜報機関工作――ミトロヒン文書を読み解く
藤井聡

外患を招くマスメディア

日本人はどういう訳か、新聞やテレビで報道されているものは、正しいものだと思いこんでしまう傾向が強い。

もちろん、国民の中に新聞・テレビに対する懐疑の念が皆無だというわけではないのだが、その懐疑の念が、多くの先進諸国の中でもとりわけ「弱い」のである。

例えば、マスメディアの影響を分析対象としてきた政治心理学の実証的な分析によれば、日本人は欧米諸国のおおよそ倍程度の水準でマスメディアの情報を「信頼」してしまうと報告されている。

逆に言うなら、日本人のマスメディアに対する「懐疑の念」は、先進諸外国の半分程度しかない、という訳だ。
それだけ懐疑心が弱いということは、メディアに対する国民の監視の目が脆弱だ、という事を意味している。
そうなると始まるのが、メディアの「暴走」だ。
その代表的な事件が、朝日新聞の記者の「珊瑚礁損傷についての捏造記事」の事件だ。

「沖縄のダイバーが珊瑚礁に落書きをした、なんと非道い事をするのか」という義憤に燃えた記事を朝日新聞の記者が新聞掲載したのだが、実はそれは真っ赤なウソであったことが後で発覚する。

それはなんと、記者が自ら珊瑚礁に落書きをし、事実をでっち上げて作った捏造記事だったのである。
もうこの一点だけで、普通の感覚を持った国民なら、朝日新聞を読む気が失せても良さそうなものだが、残念ながら、未だに朝日新聞を購読している読者は後を絶たない。

そして、未だに、世論に強力な影響を及ぼし続けている。

それもこれも日本国民が、メディアに対する懐疑の念が薄い事が根源的な原因だ。 

もちろん、どれだけ日本国民がお人好しだといっても、そんな捏造事件に繰り返し触れてさえいれば、徐々にメディアに対する懐疑の念は膨らんでいく事となるだろう。
が、無論、現実はそうなっていない。
それがなぜかといえば、日本国民が増える情報の内容を決定しているのがマスメディア自身だからである。

つまり一応は、自らの捏造事件を報道することは報道するのだが、それを少々報道し、経営陣を少々変えれば「禊ぎ」が済んでしまったということにして、後は何も無かったかのように何食わぬ顔をして国民に情報を提供し続けているのである。

そうなるとまた、国民の中に少々芽生えたメディアに対する懐疑の念も、「風化」していってしまう訳である。
もう以上の議論だけで、マスメディアを信用せず無視、控えめに言うなら懐疑するのが道理だ、という結論を導きうるものではあるのだが――残念ながら──実態は、それよりもずっと「深刻」だ。なぜなら、日本国民の利益、あるいは、国益を意図的に「侵害」し「奪い取り」、奪い取った利益を外国に「売り飛ばす」という「売国」と言われる行為、あるいは、法律用語で言うなら広義の「外患」の幇助(外国と通謀して日本に対し武力を行使させる罪、あるいは、日本に対して外国から武力の行使があったときにこれに加担してその軍務に服しその他これに軍事上の利益を与える罪)と言って差し支えない行為に、日本の多くのマスメディア関係者が直接的に従事しているという「事実」を指し示す歴史的資料の存在が今、明らかにされているからである。
その歴史的資料とは、「Mitrokhin Archives」(ミトロヒン文書)と呼ばれるものである(本稿におけるミトロヒン文書についての全ての記述は、「The KGB and the World: The Mitrokhin Archive II、by Christopher Andrew、Penguin、2005」に依るものである。

なお、以下の文章で『』内の文章はいずれも、この書籍の直接翻訳文章である)。

この稿続く。


朝日新聞の記者が新聞掲載したのだが、実はそれは真っ赤なウソであったことが後で発覚する。

2018年04月10日 20時31分37秒 | 日記

以下は、これも今日ネットで発見した論文からである。

http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/archives/2386

言志、Vol. 4, pp. 81-87, 2012.

メディア対する海外の諜報機関工作――ミトロヒン文書を読み解く
藤井聡

外患を招くマスメディア

日本人はどういう訳か、新聞やテレビで報道されているものは、正しいものだと思いこんでしまう傾向が強い。

もちろん、国民の中に新聞・テレビに対する懐疑の念が皆無だというわけではないのだが、その懐疑の念が、多くの先進諸国の中でもとりわけ「弱い」のである。

例えば、マスメディアの影響を分析対象としてきた政治心理学の実証的な分析によれば、日本人は欧米諸国のおおよそ倍程度の水準でマスメディアの情報を「信頼」してしまうと報告されている。

逆に言うなら、日本人のマスメディアに対する「懐疑の念」は、先進諸外国の半分程度しかない、という訳だ。
それだけ懐疑心が弱いということは、メディアに対する国民の監視の目が脆弱だ、という事を意味している。
そうなると始まるのが、メディアの「暴走」だ。
その代表的な事件が、朝日新聞の記者の「珊瑚礁損傷についての捏造記事」の事件だ。

「沖縄のダイバーが珊瑚礁に落書きをした、なんと非道い事をするのか」という義憤に燃えた記事を朝日新聞の記者が新聞掲載したのだが、実はそれは真っ赤なウソであったことが後で発覚する。

それはなんと、記者が自ら珊瑚礁に落書きをし、事実をでっち上げて作った捏造記事だったのである。
もうこの一点だけで、普通の感覚を持った国民なら、朝日新聞を読む気が失せても良さそうなものだが、残念ながら、未だに朝日新聞を購読している読者は後を絶たない。

そして、未だに、世論に強力な影響を及ぼし続けている。

それもこれも日本国民が、メディアに対する懐疑の念が薄い事が根源的な原因だ。 

もちろん、どれだけ日本国民がお人好しだといっても、そんな捏造事件に繰り返し触れてさえいれば、徐々にメディアに対する懐疑の念は膨らんでいく事となるだろう。
が、無論、現実はそうなっていない。
それがなぜかといえば、日本国民が増える情報の内容を決定しているのがマスメディア自身だからである。

つまり一応は、自らの捏造事件を報道することは報道するのだが、それを少々報道し、経営陣を少々変えれば「禊ぎ」が済んでしまったということにして、後は何も無かったかのように何食わぬ顔をして国民に情報を提供し続けているのである。

そうなるとまた、国民の中に少々芽生えたメディアに対する懐疑の念も、「風化」していってしまう訳である。
もう以上の議論だけで、マスメディアを信用せず無視、控えめに言うなら懐疑するのが道理だ、という結論を導きうるものではあるのだが――残念ながら──実態は、それよりもずっと「深刻」だ。なぜなら、日本国民の利益、あるいは、国益を意図的に「侵害」し「奪い取り」、奪い取った利益を外国に「売り飛ばす」という「売国」と言われる行為、あるいは、法律用語で言うなら広義の「外患」の幇助(外国と通謀して日本に対し武力を行使させる罪、あるいは、日本に対して外国から武力の行使があったときにこれに加担してその軍務に服しその他これに軍事上の利益を与える罪)と言って差し支えない行為に、日本の多くのマスメディア関係者が直接的に従事しているという「事実」を指し示す歴史的資料の存在が今、明らかにされているからである。
その歴史的資料とは、「Mitrokhin Archives」(ミトロヒン文書)と呼ばれるものである(本稿におけるミトロヒン文書についての全ての記述は、「The KGB and the World: The Mitrokhin Archive II、by Christopher Andrew、Penguin、2005」に依るものである。

なお、以下の文章で『』内の文章はいずれも、この書籍の直接翻訳文章である)。

この稿続く。


その代表的な事件が、朝日新聞の記者の「珊瑚礁損傷についての捏造記事」の事件だ。

2018年04月10日 20時30分21秒 | 日記

以下は、これも今日ネットで発見した論文からである。

http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/tba/archives/2386

言志、Vol. 4, pp. 81-87, 2012.

メディア対する海外の諜報機関工作――ミトロヒン文書を読み解く
藤井聡

外患を招くマスメディア

日本人はどういう訳か、新聞やテレビで報道されているものは、正しいものだと思いこんでしまう傾向が強い。

もちろん、国民の中に新聞・テレビに対する懐疑の念が皆無だというわけではないのだが、その懐疑の念が、多くの先進諸国の中でもとりわけ「弱い」のである。

例えば、マスメディアの影響を分析対象としてきた政治心理学の実証的な分析によれば、日本人は欧米諸国のおおよそ倍程度の水準でマスメディアの情報を「信頼」してしまうと報告されている。

逆に言うなら、日本人のマスメディアに対する「懐疑の念」は、先進諸外国の半分程度しかない、という訳だ。
それだけ懐疑心が弱いということは、メディアに対する国民の監視の目が脆弱だ、という事を意味している。
そうなると始まるのが、メディアの「暴走」だ。
その代表的な事件が、朝日新聞の記者の「珊瑚礁損傷についての捏造記事」の事件だ。「沖縄のダイバーが珊瑚礁に落書きをした、なんと非道い事をするのか」という義憤に燃えた記事を朝日新聞の記者が新聞掲載したのだが、実はそれは真っ赤なウソであったことが後で発覚する。

それはなんと、記者が自ら珊瑚礁に落書きをし、事実をでっち上げて作った捏造記事だったのである。
もうこの一点だけで、普通の感覚を持った国民なら、朝日新聞を読む気が失せても良さそうなものだが、残念ながら、未だに朝日新聞を購読している読者は後を絶たない。

そして、未だに、世論に強力な影響を及ぼし続けている。

それもこれも日本国民が、メディアに対する懐疑の念が薄い事が根源的な原因だ。 

もちろん、どれだけ日本国民がお人好しだといっても、そんな捏造事件に繰り返し触れてさえいれば、徐々にメディアに対する懐疑の念は膨らんでいく事となるだろう。
が、無論、現実はそうなっていない。
それがなぜかといえば、日本国民が増える情報の内容を決定しているのがマスメディア自身だからである。

つまり一応は、自らの捏造事件を報道することは報道するのだが、それを少々報道し、経営陣を少々変えれば「禊ぎ」が済んでしまったということにして、後は何も無かったかのように何食わぬ顔をして国民に情報を提供し続けているのである。

そうなるとまた、国民の中に少々芽生えたメディアに対する懐疑の念も、「風化」していってしまう訳である。
もう以上の議論だけで、マスメディアを信用せず無視、控えめに言うなら懐疑するのが道理だ、という結論を導きうるものではあるのだが――残念ながら──実態は、それよりもずっと「深刻」だ。なぜなら、日本国民の利益、あるいは、国益を意図的に「侵害」し「奪い取り」、奪い取った利益を外国に「売り飛ばす」という「売国」と言われる行為、あるいは、法律用語で言うなら広義の「外患」の幇助(外国と通謀して日本に対し武力を行使させる罪、あるいは、日本に対して外国から武力の行使があったときにこれに加担してその軍務に服しその他これに軍事上の利益を与える罪)と言って差し支えない行為に、日本の多くのマスメディア関係者が直接的に従事しているという「事実」を指し示す歴史的資料の存在が今、明らかにされているからである。
その歴史的資料とは、「Mitrokhin Archives」(ミトロヒン文書)と呼ばれるものである(本稿におけるミトロヒン文書についての全ての記述は、「The KGB and the World: The Mitrokhin Archive II、by Christopher Andrew、Penguin、2005」に依るものである。

なお、以下の文章で『』内の文章はいずれも、この書籍の直接翻訳文章である)。

この稿続く。