文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

Top 10 real-time searches 2021/10/27, 22:57

2021年10月27日 22時57分40秒 | 全般

1

メディアに一歩も退かない高市は、安倍晋三とオーバーラップする。鮮明に覚えているのが民主党政権末期、2012年の党首討論だ。

2

疑惑と言っているだけで事実がこうだとは言っていないから、誤報とは責められない。それがモリ・カケ・サクラだった。

3

こうなると私怨の塊だ。徹底して安倍を倒し、「安倍的なもの」もすべて排除していかないと朝日復権はないと信じているんだろう。

4

そんななか、高市はマスコミに忖度せず、ズバズバ切り込んでいった。痛快至極だったね。

5

朝日の思惑と裏腹に、総裁選では安倍色が濃い高市早苗という政治家が脚光を浴びて、114の議員票を獲得した。

6

ただ一方で、安倍さんの支援がなければ高市さんは推薦人すら集められなかったことも事実です…またもや安倍が日本を救ってくれた。

7

慰安婦強制連行みたいな「ありもしない事実」とか「NHK番組改編を迫った」とかあげつらっても、それが嘘がとバレれば誤報じゃすまない。

8

その2年後、朝日は慰安婦報道のウソを認め、記事を削除しました。安倍晋三こそ、朝日と真っ向から戦って勝利した政治家にほかならない。

9

戦後史の大転換…福島第一原発の「吉田調書」をめぐる誤報も重なって、社長・木村伊量のクビが飛んだ。

10

その点、日本には日の丸や君が代に反対したり、日本の国柄そのものといえる皇室の解体を企んだりしている共産党がそれなりの議席を持っていて、共産党との選挙協力を打ち出す野党第一党がある。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

枝野クン、このカラクリ、わかるかな。わからんやろうなあ、あんたアホやから。

2021年10月27日 22時43分58秒 | 全般

昨日発売された月刊誌WiLLは当然ながら毎日配達されている全国紙とは発行部数は段違いに少ない。
だが、それはノーベル賞を受賞するような人たちは頻繁にマスメディアに登場したりする人達では全くない、言わば、ごく少数派であるのと同様なのである。
つまり本当の研究を為している人達、本物の知性は、ごく少数の中にいるのである。
昨日発売された月刊誌WiLLに掲載されている九段靖之助の連載コラムは、10月31日に投票を控えている日本国民全員のみならず世界中の人たちが必読。
日本国民は、投票する前に、この対談特集を読まなければならない。
本欄の読者の方々は、出来るだけ多くの周囲の人たちに、伝えて下さい。
枝野幸男クン、あんたアホや
国会は10月14日、万歳三唱で解散した。総理が全議員のクビをチョン斬る、それが解散だ。
猿は木から落ちても猿だが、失職した代議士は「猿以下のタダの人」となる(大野伴睦の言葉)。
なのに、なぜ万歳なのか、恒例とはいえ、なにやらヤケクソ万歳に聞こえて毎度、笑ってしまう。以来、テレビは総選挙報道一色。
見るともなしに見ていると、公明党代表・山口那津男が記者会見に応じて言う「自民党には幅の広いいろいろな主張がある。公明党の役割はアクセルとブレーキを適切に踏み分けることと、ハンドルをしっかり握ること。道幅を右にそれたり、左にそれたりしないようにコントロールする役目がある。まさにそうした役割が大事だということを強調していきたい」 
これ、ちょっと言い過ぎじゃないの。だってハンドルを握る運転手は自民党総裁・岸田文雄のはずでしょ。
なのに不肖・山口がハンドルを握って自民党をコントロールしてみせますだと? 
日中関係が緊張するたびに、CCTV(中国国営放送)のアナウンサーが次のように言うのを何度か聞いた。
「日本から公明党代表・山口那津男氏が訪中されました。中日関係の改善を願ってのことと思われます」 
山口は日中関係のトラブルシューターを何度か務め、その都度、なぜか日本が譲歩している。
今回、山口は中国の人権侵害や海洋侵出については触れない。
憲法改正についても触れない。公明党は自民党の憲法改正案に反対し、「加憲」を唱える。仕方なく安倍晋三は憲法九条に「自衛隊の明記」を加える提案をした。
論争の火種を増やして憲法改正問題は前に進まない。
石原慎太郎は自民党を去るときに言い残した。「これから自民党は、なにかと公明党に足を引っ張られるぞ」 
中国は日本の憲法改正を望まない。山口・公明党は中国が望む抑止力の役目を果たしている。山口の「ブレーキを適切に踏む」とは言い得て妙だ。
さて、今回の総選挙戦で最も面妖なのは立憲民主党と日本共産党、国民民主党の「三党合意」だ。
これについて自民党幹事長・甘利明は言う。「立憲民主党は共産党と候補者を一本化して戦うと言っている。勝ったほうが総理大臣(政権)を取るわけだから、われわれ(自民党)が持っている自由民主主義のもとで運営される政権と、社会主義(共産主義の意)が初めて入ってくる政権と、どちらを選びますかという政権選択の選挙だということが最大の焦点だ」まさにそのとおりで、総選挙は政権選択そのものだ。
だからこそ共産党委員長・志位和夫は言う。「日本の政治を変えるには、自公政治そのものを終わりにする政権交代が必要だ。立憲民主党との候補者一本化の合意が確認された。最大限の協力を追求し、自民、公明と補完勢力を全部で打ち破って、全部で勝利する」 
総選挙は政策を掲げて国民の信任を問う。なのに三党が掲げる政策はそれぞれ違う。
たとえば共産党は「日米安保条約破棄、自衛隊は違憲」だ。政策の違いを不問にしての野合で、面妖と言うしかない。
志位は「三党全部で勝利する」、つまりは三党全部で自公の過半数(二百三十三議席)を阻止し、政権を取ると吠えるが、仮にそうなった場合、枝野政権の実体は全く不明となる。
いや、「閣外協力だから問題ない」と枝野も志位も言うに違いない。つまり志位ら共産党幹部が入閣することはない、だから安心(?)してくれと言いたい。
そこで想起するのはソ連共産党の権力構図だ。政治局委員九人は内閣の上に君臨し、政治責任は負わない。首相以下の内閣が負う。
かくて政治局のトップ、書記長・スターリンは無答責の存在となる。このシステムを踏襲したのが毛沢東らの中国共産党だ。
毛沢東の粛清の被害者となった鄧小平は、復権するや集団指導制に切り替えた。
それをまたぞろ元に戻し、終身・無答責の国家主席を目論むのが習近平だ。 
仮に枝野が政権を取ったとする。志位は「政権を維持したいならオレの言うことを聞け」と、閣外から枝野を操り、自分は結果責任を一切負わない。
旧民主党で権力の旨味を知った枝野は志位に従わざるを得ない。かくて志位和夫はスターリンや毛沢東よろしく無答責の存在として日本の政治を左右できる。
枝野クン、このカラクリ、わかるかな。わからんやろうなあ、あんたアホやから。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私は小泉政権時代、官邸記者でした。官房長官の福田康夫さんを間近で見てきましたが、完全に中国に取り込まれた政治家です。

2021年10月27日 22時26分56秒 | 全般

昨日発売された月刊誌WiLLは当然ながら毎日配達されている全国紙とは発行部数は段違いに少ない。
だが、それはノーベル賞を受賞するような人たちは頻繁にマスメディアに登場したりする人達では全くない、言わば、ごく少数派であるのと同様なのである。
つまり本当の研究を為している人達、本物の知性は、ごく少数の中にいるのである。
昨日発売された月刊誌WiLLに掲載されている高山正之と山口敬之の対談特集は、10月31日に投票を控えている日本国民全員のみならず世界中の人たちが必読。
日本国民は、投票する前に、この対談特集を読まなければならない。
本欄の読者の方々は、出来るだけ多くの周囲の人たちに、伝えて下さい。
以下は前章の続きである。
綛理になれない家系

高山 
河野太郎は父親よりマシだとしても、もともと河野家は三代続けて総理になれない血筋だ。祖父一郎も父洋平も副総理どまり。
太郎も身から出たサビで、最大のチャンスを逃してしまった。ちなみに、吉田茂は河野一郎が大嫌いだった。
李承晩とスカルノ、河野一郎の三人は顔も見たくないと言っていた(笑)。
野村秋介が平塚の河野邸を焼き討ちしたとき、吉田は大喜びしていたと、ちょうどそのとき大磯の吉田邸に行った三木武夫が目撃している。
「随分ご機嫌ですね」と尋ねると「知らんのか いま河野の家が燃えてるんだよ!」と、はるか彼方に立ち上る煙を指さしたと堤堯の『昭和の三傑』だかにあった。 
河野家と対照的なのが福田家だ。赳夫、康夫はダメ官僚みたいな風貌で能力もないのに、どちらも首相にまで上り詰めた。
「党風一新の会」をつくって派閥に異を唱えた福田達夫は、当選三回にして総務会長に大抜擢された。
山口 
私は小泉政権時代、官邸記者でした。官房長官の福田康夫さんを間近で見てきましたが、完全に中国に取り込まれた政治家です。
2001年の総裁選で、小泉さんは8月15日に靖國参拝すると明言していました。その後、小泉さんは総理になって福田さんを官房長官に任命した。
すると、福田さんと山崎拓さんが小泉さんに、8月15日だけは避けるよう進言したんです。「8月15日じゃない限り、中国は文句を言わないから」と。
小泉さんは素直に従って日付をズラして参拝しましたが、中国は大激怒。
高山 
小泉は福田に騙されたわけだ。……
山囗
結局、小泉政権の5年間に対中外交はボロボロになりました。
大物政治家の二代目、三代目は劣化コピーになることが多い。その典型が河野さんや福田さん、そして小泉進次郎さんなんです。
高山 
安倍みたいに、三代続けて有能なケースは珍しい。
山口
世襲議員の劣化は深刻な問題です。なぜなら、大物政治家の二世は中国の工作ターゲットになりやすいから。
これまで中国共産党は野党を通じて日本政治に介入してきました。
高山 
今、野党が政権を奪取する可能性は極めて低い。そんななか、自民党の政治家に近づくほうが得策と考えているんだろうか。
山口 
おっしゃる通り。いずれ閣僚や党幹部を歴任するであろう世襲議員や保守系有力議員に狙いを定めるのが効率的です。
わかりやすい例が、稲田朋美さん。安倍さんがあれほど期待していた保守政治家が、なぜ急にジェンダー政策重視に舵を切ったか。
彼女が夫婦別姓やLGBTに力を入れ出した背後に、中国に近いリベラル勢力の影が見え隠れします。
高山 
稲田が「女性初の総理」レースから脱落して、代わりに高市が最有力候補として台頭した。
そう考えれば、稲田の左旋回も悪いことばかりじゃなかった。結果オーライだね(笑)。
12億円で総理は買える
高山 
河野太郎は敗北後、「新規党員を100万人増やす。100万人が河野太郎に入れてくれれば党員票で圧勝する」と言っていた。
山口
河野さんの発言は、図らずも党員投票の危うさを示唆しています。現在、自民党員は約110万人。
河野さんは今回、第1回投票で党員・党友票で55%とることを目標にしていた。ところが実際は約40%。
河野支持の党員を30万人増やすと、次回の総裁選では60%が河野に投票する計算になります。
自民党の党費は年間4000円だから、12億を払えば河野さんが選ばれる。
高山 
たった12億円で総理大臣のポストを買えるわけか。
山口 
高市さんが総裁になれば、敵基地攻撃能力も持つだろうし、米軍の中距離ミサイル配備も進めるでしょう。
そうすると、中国が何兆円、何10兆円もかけて開発してきた核ミサイルへの投資は水の泡。
それに比べれば、12億円なんて“はした金゛です。
高山 
アメリカ大統領選におけるトランプ落選に、中国が一枚も二枚も噛んでいたことがわかっている。
山口 
例えば、トランプを「人種差別主義者」と糾弾するBLM(ブラッ・ライブズ・マター)運動を指揮したのは、黒人未来研究所という組織。
そして、黒人未来研究所のホームページには、「華人進歩会」なる中国系組織の資金提供を受けていることが記されている。
高山 
アメリカの国政選挙すら動かした中国共産党にとって、自民党総裁選を操作するなんて朝飯前だ。
山口
総裁選の投票方法は、党員のもとに往復ハガキが送られてきて、記名して事務局に返送するというものです。
事務局の集計貝や平河町の郵便局員、アルバイトの配達員に工作員を紛れ込ませれば、「高市早苗」と書かれたハガキを捨てることもできます。
高山 
郵便投票は不正の温床だ。だからこそ、下院議長のナンシー・ペロシをはじめ、民主党はずいぶん前から郵便投票を拡大しようと活動していた。
山ロ
アメリカの国政選挙は、相当厳重な不正防止策が施されている。
にもかかわらず、選挙の登録、投票用紙の配布や回収、集票の過程で不正が行われていたことが明らかになっています。
自民党総裁選の投票システムは、大統領選よりもはるかにザルです。不正をしようと思えば、いくらでもできるでしょうね。
韓国は中国の手駒
高山
山口さんは『中国に侵略されたアメリカ』(ワック)で、アメリカ社会がいかに中国共産党に浸透されつくしているかを詳しくレポートされている。
山ロ 
アメリカには、河野太郎みたいな政治家がたくさんいます(笑)。民主党議員を人口にアメリカ政治に影響を及ぼそうとしている。 
対米工作の拠点となっているのが、カリフォルニア州サンフランシスコにほかなりません。
ここにはアメリカ最古にして最大のチャイナタウンがある。
カリフォルニア州選出の上院議員、ダイアン・ファインスタインの秘書を20年務めた中国系アメリカ人が、中国共産党のスパイだったことは有名です。
カリフォルニア州選出といえば下院議長ナンシー・ペロシ。さらに、カマラー・ハリスの選挙区も力リフォルニア州でした。
高山 
こっちがロサンゼルス特派員をやっていたころ、サンフランシスコ市議会選挙があって、11人の議員のうち10人がゲイかレズ。
正常というかヘテロが1人だったとニュースになっていた。
中国の持ち込む麻薬フェンタニルも、まずカリフォルニア州だった。リバー・フェニックスがそれで死んだ。
そういうヘンなものは、まずこの州から始まった。
そう言えば、90年代から中国系や韓国系の市民が反日デモをやっていた。慰安婦像もこの州にまず建てられているね。
山ロ 
アメリカで慰安婦像を建てているのは、中国系の団体です。
これは車要なポイントで、中国共産党が日米分断工作の一環として韓国の慰安婦問題を利用しているということ。
親玉である中国が、現場の兵隊として韓国を使っているんです。その証拠に、アメリカで南京大虐殺の銅像を建てる動きは見られない。
高山 
そういえば最近、日本のテレビや新聞で韓国の話題を見なくなった。
大統領選が来年に控えているから、小さく報じられはするけど。
山口 
中国にとって韓国の利用価値がなくなったから捨てられたんです。
慰安婦をめぐる日韓合意を覆したり、自衛隊にレーダー照射したり、徴用工で意味不明な判決を下したり…あまりに韓国がムチャクチャだから、日本の世論全体が嫌韓に傾いた。韓国が何をやっても日本国民は嫌悪感しか覚えないから、これ以上は利用できないことを中国も悟ったんでしょう。
高山 
なるほど。韓国が新聞やテレビから消えた背景に、そんな事情があったとは。
山口 
河野談話は慰安婦問題に関するものですが、河野洋平さんは親韓というより親中。これも一つの答え合わせですね。
高山 
知れば知るほど闇が深い。高市には親中メディアと媚中政治家を一掃してほしい。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小泉は常識もなければ勉強もしない。口先三寸で世をわたれると思っているおバカさんということを有権者に見抜かれている。

2021年10月27日 22時02分57秒 | 全般

昨日発売された月刊誌WiLLは当然ながら毎日配達されている全国紙とは発行部数は段違いに少ない。
だが、それはノーベル賞を受賞するような人たちは頻繁にマスメディアに登場したりする人達では全くない、言わば、ごく少数派であるのと同様なのである。
つまり本当の研究を為している人達、本物の知性は、ごく少数の中にいるのである。
昨日発売された月刊誌WiLLに掲載されている高山正之と山口敬之の対談特集は、10月31日に投票を控えている日本国民全員のみならず世界中の人たちが必読。
日本国民は、投票する前に、この対談特集を読まなければならない。
本欄の読者の方々は、出来るだけ多くの周囲の人たちに、伝えて下さい。
以下は前章の続きである。
河野太郎の「日本端子」疑惑

高山 
河野太郎は「日本端子」をめぐる疑惑を説明しなければならない。
日本端子は河野の弟が社長を務め、河野洋平が大株主。河野太郎白身も株を保有している。
太陽光パネルや電気自動車の部品を製造していて、北京に合弁会社をつくって儲けていたことが判明した。
山口 
しかも、安倍政権で河野さんが外務大臣を務めていた時期に、日本端子は中国で事業拡大しています。
高山 
「日本端子がどうであれ、私の政治活動に影響はない」と言っていたけど、誰も信じないだろう。……
山口 
彼は高市さんを念頭に、「敵基地攻撃能力は昭和の概念」と言い放ち、これまでも反原発や女系天皇容認を唱えてきた。すべて中国が喜ぶことばかりです。
ファミリー企業の中国ビジネスが親中的な政治スタンスに影響していると疑われても仕方がない。
高山 
選挙戦の序盤、河野と石破と小泉が組んだ「小石河」連合なら、メディアの後押しもあって圧勝だという空気があった。
朝日も嬉しそうに人気の高い三人が、みたいな報道をしていたけれど、あれはヘンだ。石破に国民的な人気など絶対ない。
防衛相時代に漁船と自衛艦の衝突事故では原因が不明なのに遺族に頭を下げに行った。朝日新聞に迎合する実にいやらしい景色だった。
小泉は常識もなければ勉強もしない。口先三寸で世をわたれると思っているおバカさんということを有権者に見抜かれている。
河野は血筋が悪い。父・洋平の悪評は「太郎が父に生体肝移植した」美談を越える。
それも知らず、洋平の慰安婦談話を支持すると言った時点で自民党どころか代議士失格だと国民の多くは考えたよ。
河野があんな低い票数だったのはそういう空気を反映している。
山口 
本人が一番驚いたんじゃないでしょうか。私も取材を重ねて票読みをしていましたが、第一回投票で少なくとも、議員票を100票は獲ると予測していた。
ところが、フタを開けると86票。つまり、河野支持とされた議員が10人以上、直前になって逃げたわけです。
高山 
ネットを中心に日本端子が話題になり始めて、同僚議員もさすがに「コイツはヤバイ」と思ったか。
山口 
河野さんを顔にすれば、総選予が戦いやすいーそんな軽い気持ちで河野さんを支持する議員が多かった。
河野さんの理念に共鳴しているわけでも、人物に惹かれているわけでもない。
そもそも、「小石河」人気はメディアの幻想にすぎません。
石破さんが朝日に評価されているのは、自民党にいながら安倍政権を後ろから撃つ役割を果たしてくれるから。
小泉さんと河野さんは太陽光発電の推進など、親中的な政策が評価されたのかもしれない。
ハッキリ言って、売国メディアにゲタを履かせてもらった三人です。
この稿続く。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝日も嬉しそうに人気の高い三人が、みたいな報道をしていたけれど、あれはヘンだ。石破に国民的な人気など絶対ない。

2021年10月27日 21時59分34秒 | 全般

昨日発売された月刊誌WiLLは当然ながら毎日配達されている全国紙とは発行部数は段違いに少ない。
だが、それはノーベル賞を受賞するような人たちは頻繁にマスメディアに登場したりする人達では全くない、言わば、ごく少数派であるのと同様なのである。
つまり本当の研究を為している人達、本物の知性は、ごく少数の中にいるのである。
昨日発売された月刊誌WiLLに掲載されている高山正之と山口敬之の対談特集は、10月31日に投票を控えている日本国民全員のみならず世界中の人たちが必読。
日本国民は、投票する前に、この対談特集を読まなければならない。
本欄の読者の方々は、出来るだけ多くの周囲の人たちに、伝えて下さい。
以下は前章の続きである。
河野太郎の「日本端子」疑惑

高山 
河野太郎は「日本端子」をめぐる疑惑を説明しなければならない。
日本端子は河野の弟が社長を務め、河野洋平が大株主。河野太郎白身も株を保有している。
太陽光パネルや電気自動車の部品を製造していて、北京に合弁会社をつくって儲けていたことが判明した。
山口 
しかも、安倍政権で河野さんが外務大臣を務めていた時期に、日本端子は中国で事業拡大しています。
高山 
「日本端子がどうであれ、私の政治活動に影響はない」と言っていたけど、誰も信じないだろう。……
山口 
彼は高市さんを念頭に、「敵基地攻撃能力は昭和の概念」と言い放ち、これまでも反原発や女系天皇容認を唱えてきた。すべて中国が喜ぶことばかりです。
ファミリー企業の中国ビジネスが親中的な政治スタンスに影響していると疑われても仕方がない。
高山 
選挙戦の序盤、河野と石破と小泉が組んだ「小石河」連合なら、メディアの後押しもあって圧勝だという空気があった。
朝日も嬉しそうに人気の高い三人が、みたいな報道をしていたけれど、あれはヘンだ。石破に国民的な人気など絶対ない。
防衛相時代に漁船と自衛艦の衝突事故では原因が不明なのに遺族に頭を下げに行った。朝日新聞に迎合する実にいやらしい景色だった。
小泉は常識もなければ勉強もしない。口先三寸で世をわたれると思っているおバカさんということを有権者に見抜かれている。
河野は血筋が悪い。父・洋平の悪評は「太郎が父に生体肝移植した」美談を越える。
それも知らず、洋平の慰安婦談話を支持すると言った時点で自民党どころか代議士失格だと国民の多くは考えたよ。
河野があんな低い票数だったのはそういう空気を反映している。
山口 
本人が一番驚いたんじゃないでしょうか。私も取材を重ねて票読みをしていましたが、第一回投票で少なくとも、議員票を100票は獲ると予測していた。
ところが、フタを開けると86票。つまり、河野支持とされた議員が10人以上、直前になって逃げたわけです。
高山 
ネットを中心に日本端子が話題になり始めて、同僚議員もさすがに「コイツはヤバイ」と思ったか。
山口 
河野さんを顔にすれば、総選予が戦いやすいーそんな軽い気持ちで河野さんを支持する議員が多かった。
河野さんの理念に共鳴しているわけでも、人物に惹かれているわけでもない。
そもそも、「小石河」人気はメディアの幻想にすぎません。
石破さんが朝日に評価されているのは、自民党にいながら安倍政権を後ろから撃つ役割を果たしてくれるから。
小泉さんと河野さんは太陽光発電の推進など、親中的な政策が評価されたのかもしれない。
ハッキリ言って、売国メディアにゲタを履かせてもらった三人です。
この稿続く。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Top 10 real-time searches 2021/10/27, 19:02

2021年10月27日 19時02分17秒 | 全般

1

メディアに一歩も退かない高市は、安倍晋三とオーバーラップする。鮮明に覚えているのが民主党政権末期、2012年の党首討論だ。

2

行政サービスをすべてストップすれば、プライマリー・バランスは守られます。その代わり、街は失業者で溢れ、就職先が見つからない若者が路頭に迷うことになる。

3

まったく当たりません。相対的貧困率も下がり、生活保護受給は現役世代で16万世帯も減っている。

4

日本が信用されているからこそ、海外の投資家が金利ほぼゼロにもかかわらず10年物の日本国債を買っているのです。

5

政府と日銀の連結バランスシートを見ると、千五百兆円の資産に対して、負債は国債の千五百兆円と銀行券等の五百兆円。

6

第二に主張の誤りです。矢野さんは、一般会計における税収と歳出の不均衡と債務残高をもとに、財政危機を論じています。

7

Top 10 real-time searches 2021/10/27, 16:25

8

一度やろうと決めたら、とことんまでやり遂げる性分なもので。

9

疑惑と言っているだけで事実がこうだとは言っていないから、誤報とは責められない。それがモリ・カケ・サクラだった。

10

しかし、私はあえてマクロ経済政策を大々的に掲げて選挙を戦いました。金融政策が雇用を左右するというのは世界の常識です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝日と真っ向勝負に挑んだ安倍さんや高市さんが特殊なだけで、岸田さんみたいな政治家がほとんどです。

2021年10月27日 17時54分22秒 | 全般

昨日発売された月刊誌WiLLは当然ながら毎日配達されている全国紙とは発行部数は段違いに少ない。
だが、それはノーベル賞を受賞するような人たちは頻繁にマスメディアに登場したりする人達では全くない、言わば、ごく少数派であるのと同様なのである。
つまり本当の研究を為している人達、本物の知性は、ごく少数の中にいるのである。
昨日発売された月刊誌WiLLに掲載されている高山正之と山口敬之の対談特集は、10月31日に投票を控えている日本国民全員のみならず世界中の人たちが必読。
日本国民は、投票する前に、この対談特集を読まなければならない。
本欄の読者の方々は、出来るだけ多くの周囲の人たちに、伝えて下さい。
以下は前章の続きである。
「安倍の傀儡」なのか
高山 
岸田の閣僚人事と党幹部人事についても聞いてみたい。
山口 
2パターンの報じ方がありました。一つ目が「岸田政権は安倍の傀儡」というもの。二つ目が「岸田と安倍に不協和音」というもの。
朝日や毎日など左派メディアは前者、ロイターや日経など比較的ニュートラルなメディアは後者のスタンスで報じていました。
高山 
どっちが正しいんだろう。
山口
間違いなく後者です。岸田政権の人事が「安倍の傀儡」だなんて、妄想にすぎません。ロクに取材していないはずです。
朝日は「萩生田官房長官」という大誤報を出して政治部長が謝罪に行ったくらい、取材力が劣化しています。
高山 
田原総一朗も「岸田は安倍のイエスマン」と評していた。
山口 
田原さんは「生きた化石」みたいな人ですから(笑)。
彼らは岸田政権に「安倍・麻生の傀儡」とレッテル貼りして、総選挙で野党を有利にしようと考えているんです。
その証拠に、共産党の機関紙・赤旗には、「あんまりだ 安倍・菅直系―岸田政権 露骨な岸田新総裁は安倍・菅直系―何から何まで路線継承」といった見出しが躍っていました。
高山 
安倍が岸田の組閣人事に不快感を示している、という記事もあった。
山口
その記事が正しい。さきほど述べたように、安倍さんは相当なリスクを冒して高市支持を表明し、そのおかげで岸田さんは勝利することができた。
つまり、安倍さんこそ岸田政権の生みの親にほかならない。ところが、岸田さんの人事には安倍さんの希望が反映されなかった。
甘利さんの幹事長をはじめ、麻生派が優遇されたことが安倍さんにとっては不満だったんです。
政調会長は閑職ではない
高山 
安倍は何を望んでいたんだろうか。
山口 
ズバリ、安倍さんが欲しかったのは幹事長ポストだと思います。
しかも、細田派なら誰でもいいわけではなく、安倍さんの意中の人は、最も信頼している萩生田光一さんだったでしょう。
官房長官に抜擢された松野博一さんは細田派ですが、高市さんではなく岸田さんに入れた。
国対委員長の高木毅さんも清和会でありながら岸田に投票しました。
さらに、派閥に縛られず自主投票を求める「党風一新の会」をつくって、事実上の派閥のオーナーである安倍さんに牙を剥いた福田達夫さんを総務会長という重要ポストに据えた。
高市出馬がなければ河野さんに勝てなかったはずの岸田さんが、高市さんを支持した連中を人事で排除した。
清和会の分断を深刻化させるような岸田人事こそ、安倍さんの不快感の根源です。
高山
高市が官房長官や外務人臣といった華やかなポストに就くんじゃないかと思っていた。
でも、フタを開ければ政調会長。安倍政権時代、高市はすでに政調会長を務めた経験がある。
人気のライバルを封じ込めるための「封じ込め人事」だとする意見もあるけど、どうなんだろう。
山口 
政調会長は、政策立案能力に秀でた高市さんに相応しいポストです。例えば、コロナ経済対策の補正予算も、政調会長がまとめて政府に持っていく。
霞が関が最も恐れる存在が政調会長。
保守派の反対に遭って頓挫したLGBT理解増進法にしても、高市さんが政調会長なら最初から潰されて議論にすらならなかったでしょう。
並の大臣より大きな権限を持っているんです。
高山
リベラルな岸田と保守の高市、二人の主張がぶつかることはないんだろうか。
山口 
岸田さんは宏池会の伝統を継承するリベラルで、分配政策に重きを置いている。他方、外交・安全保障分野で親中というわけではない。
皇位継承やジェンダー、LGBTでは岸田さんと高市さんは一致できるはずです。
野党のパワハラこそ検証せよ
高山 
岸田政権はイマイチ期待できない。
総裁選に立候補した直後、岸田は森友問題について「さらなる説明をしなければならない課題だ。国民が納得するまで説明を続ける」と発言した。
すぐに発言を撤回しだけど、これじゃあ朝日と野党の思うツボだ。
土地売却に安倍が関与していないことはわかっているはずなのに、朝日のご機嫌をとるために自ら「負け犬」になろうとしたわけだ。
山口 
朝日と真っ向勝負に挑んだ安倍さんや高市さんが特殊なだけで、岸田さんみたいな政治家がほとんどです。
高山 
やっぱりメディアから叩かれるるとツライんだろうか。
あの高橋洋一ですら、「さざ波」で袋叩きに遭って内閣官房参与を辞任したんだから(笑)。
山口 
正論を唱えたはずが、なぜかメディアにバッシングされて謝罪するーそんな光景はもう飽き飽きです。
高橋さんの「さざ波」発言は何ら問題ない。
菅さんは高橋さんを切り捨てましたが、安倍さんなら体を張って高橋さんを守ったはず。
「さざ波」騒動の頃から、菅さんの迷走は始まっていました。
高山 
せっかく安倍が戦後レジームの岩盤にドリルで穴を開けたんだから、その流れに続く政治家が現れてもいいんだけど……。
山口 
野党がまたぞろ持ち出した赤木文書には、「現場として森友学園を厚遇した事実はない」と書かれている。
追及されるべきは野党ですよ。
赤木さんが自殺した前日、立憲民主党の杉尾秀哉議員と小西博之議員がマスコミを連れて財務省に乗り込み、「決裁文書を出せ」と恫喝まがいの要求をしている。
高山 
つまり、野党が自殺に追い込んだということになる。
山口 
そこまで明言はできませんが、野党のパワハラと赤木さん自殺の因果関係こそ調査しなければならない。
少なくとも、野党議員が財務省に乗り込むパフォーマンスを演じた翌日に赤木さんが自殺したことは厳然たる事実です。
高山 
野田聖子も森友問題の解明チームを設置すると明言した。でも、野田には解明してもらわないといけない問題がある。
『週刊新潮』が、野田の夫は指定暴力団・会津小鉄会の構成員だったと報じた。『週刊新潮』は名誉棄損で訴えられたが、東京地裁は請求を棄却。
つまり、裁判所は夫が元暴力団だった事実を認定しているということだ。
山口 
夫がかつて反社会的勢力の一員だった人物が、岸田政権で少子化担当大臣を務めている。それでも、ほとんどの大手メディアはダンマリを決め込んでいる。
安倍さんや高市さんが同じような問題を抱えていたら、連日ワイドショーで取り上げるはずです。
ちなみに野田さんは総裁選期間中、夫のことを質問されて「夫を信じている。歯を食いしばって頑張りたい」と答えた。そんな回答で済むなら何でもありですよ(笑)。
高山 
鳩山由紀夫の「トラスト・ミー」を彷彿させる(笑)。
この稿続く。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土地売却に安倍が関与していないことはわかっているはずなのに、朝日のご機嫌をとるために自ら「負け犬」になろうとしたわけだ。

2021年10月27日 17時52分11秒 | 全般

昨日発売された月刊誌WiLLは当然ながら毎日配達されている全国紙とは発行部数は段違いに少ない。
だが、それはノーベル賞を受賞するような人たちは頻繁にマスメディアに登場したりする人達では全くない、言わば、ごく少数派であるのと同様なのである。
つまり本当の研究を為している人達、本物の知性は、ごく少数の中にいるのである。
昨日発売された月刊誌WiLLに掲載されている高山正之と山口敬之の対談特集は、10月31日に投票を控えている日本国民全員のみならず世界中の人たちが必読。
日本国民は、投票する前に、この対談特集を読まなければならない。
本欄の読者の方々は、出来るだけ多くの周囲の人たちに、伝えて下さい。
以下は前章の続きである。
「安倍の傀儡」なのか
高山 
岸田の閣僚人事と党幹部人事についても聞いてみたい。
山口 
2パターンの報じ方がありました。一つ目が「岸田政権は安倍の傀儡」というもの。二つ目が「岸田と安倍に不協和音」というもの。
朝日や毎日など左派メディアは前者、ロイターや日経など比較的ニュートラルなメディアは後者のスタンスで報じていました。
高山 
どっちが正しいんだろう。
山口
間違いなく後者です。岸田政権の人事が「安倍の傀儡」だなんて、妄想にすぎません。ロクに取材していないはずです。
朝日は「萩生田官房長官」という大誤報を出して政治部長が謝罪に行ったくらい、取材力が劣化しています。
高山 
田原総一朗も「岸田は安倍のイエスマン」と評していた。
山口 
田原さんは「生きた化石」みたいな人ですから(笑)。
彼らは岸田政権に「安倍・麻生の傀儡」とレッテル貼りして、総選挙で野党を有利にしようと考えているんです。
その証拠に、共産党の機関紙・赤旗には、「あんまりだ 安倍・菅直系―岸田政権 露骨な岸田新総裁は安倍・菅直系―何から何まで路線継承」といった見出しが躍っていました。
高山 
安倍が岸田の組閣人事に不快感を示している、という記事もあった。
山口
その記事が正しい。さきほど述べたように、安倍さんは相当なリスクを冒して高市支持を表明し、そのおかげで岸田さんは勝利することができた。
つまり、安倍さんこそ岸田政権の生みの親にほかならない。ところが、岸田さんの人事には安倍さんの希望が反映されなかった。
甘利さんの幹事長をはじめ、麻生派が優遇されたことが安倍さんにとっては不満だったんです。
政調会長は閑職ではない
高山 
安倍は何を望んでいたんだろうか。
山口 
ズバリ、安倍さんが欲しかったのは幹事長ポストだと思います。
しかも、細田派なら誰でもいいわけではなく、安倍さんの意中の人は、最も信頼している萩生田光一さんだったでしょう。
官房長官に抜擢された松野博一さんは細田派ですが、高市さんではなく岸田さんに入れた。
国対委員長の高木毅さんも清和会でありながら岸田に投票しました。
さらに、派閥に縛られず自主投票を求める「党風一新の会」をつくって、事実上の派閥のオーナーである安倍さんに牙を剥いた福田達夫さんを総務会長という重要ポストに据えた。
高市出馬がなければ河野さんに勝てなかったはずの岸田さんが、高市さんを支持した連中を人事で排除した。
清和会の分断を深刻化させるような岸田人事こそ、安倍さんの不快感の根源です。
高山
高市が官房長官や外務人臣といった華やかなポストに就くんじゃないかと思っていた。
でも、フタを開ければ政調会長。安倍政権時代、高市はすでに政調会長を務めた経験がある。
人気のライバルを封じ込めるための「封じ込め人事」だとする意見もあるけど、どうなんだろう。
山口 
政調会長は、政策立案能力に秀でた高市さんに相応しいポストです。例えば、コロナ経済対策の補正予算も、政調会長がまとめて政府に持っていく。
霞が関が最も恐れる存在が政調会長。
保守派の反対に遭って頓挫したLGBT理解増進法にしても、高市さんが政調会長なら最初から潰されて議論にすらならなかったでしょう。
並の大臣より大きな権限を持っているんです。
高山
リベラルな岸田と保守の高市、二人の主張がぶつかることはないんだろうか。
山口 
岸田さんは宏池会の伝統を継承するリベラルで、分配政策に重きを置いている。他方、外交・安全保障分野で親中というわけではない。
皇位継承やジェンダー、LGBTでは岸田さんと高市さんは一致できるはずです。
野党のパワハラこそ検証せよ
高山 
岸田政権はイマイチ期待できない。
総裁選に立候補した直後、岸田は森友問題について「さらなる説明をしなければならない課題だ。国民が納得するまで説明を続ける」と発言した。
すぐに発言を撤回しだけど、これじゃあ朝日と野党の思うツボだ。
土地売却に安倍が関与していないことはわかっているはずなのに、朝日のご機嫌をとるために自ら「負け犬」になろうとしたわけだ。
山口 
朝日と真っ向勝負に挑んだ安倍さんや高市さんが特殊なだけで、岸田さんみたいな政治家がほとんどです。
高山 
やっぱりメディアから叩かれるるとツライんだろうか。
あの高橋洋一ですら、「さざ波」で袋叩きに遭って内閣官房参与を辞任したんだから(笑)。
山口 
正論を唱えたはずが、なぜかメディアにバッシングされて謝罪するーそんな光景はもう飽き飽きです。
高橋さんの「さざ波」発言は何ら問題ない。
菅さんは高橋さんを切り捨てましたが、安倍さんなら体を張って高橋さんを守ったはず。
「さざ波」騒動の頃から、菅さんの迷走は始まっていました。
高山 
せっかく安倍が戦後レジームの岩盤にドリルで穴を開けたんだから、その流れに続く政治家が現れてもいいんだけど……。
山口 
野党がまたぞろ持ち出した赤木文書には、「現場として森友学園を厚遇した事実はない」と書かれている。
追及されるべきは野党ですよ。
赤木さんが自殺した前日、立憲民主党の杉尾秀哉議員と小西博之議員がマスコミを連れて財務省に乗り込み、「決裁文書を出せ」と恫喝まがいの要求をしている。
高山 
つまり、野党が自殺に追い込んだということになる。
山口 
そこまで明言はできませんが、野党のパワハラと赤木さん自殺の因果関係こそ調査しなければならない。
少なくとも、野党議員が財務省に乗り込むパフォーマンスを演じた翌日に赤木さんが自殺したことは厳然たる事実です。
高山 
野田聖子も森友問題の解明チームを設置すると明言した。でも、野田には解明してもらわないといけない問題がある。
『週刊新潮』が、野田の夫は指定暴力団・会津小鉄会の構成員だったと報じた。『週刊新潮』は名誉棄損で訴えられたが、東京地裁は請求を棄却。
つまり、裁判所は夫が元暴力団だった事実を認定しているということだ。
山口 
夫がかつて反社会的勢力の一員だった人物が、岸田政権で少子化担当大臣を務めている。それでも、ほとんどの大手メディアはダンマリを決め込んでいる。
安倍さんや高市さんが同じような問題を抱えていたら、連日ワイドショーで取り上げるはずです。
ちなみに野田さんは総裁選期間中、夫のことを質問されて「夫を信じている。歯を食いしばって頑張りたい」と答えた。そんな回答で済むなら何でもありですよ(笑)。
高山 
鳩山由紀夫の「トラスト・ミー」を彷彿させる(笑)。
この稿続く。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

少なくとも、野党議員が財務省に乗り込むパフォーマンスを演じた翌日に赤木さんが自殺したことは厳然たる事実です。

2021年10月27日 17時50分55秒 | 全般

昨日発売された月刊誌WiLLは当然ながら毎日配達されている全国紙とは発行部数は段違いに少ない。
だが、それはノーベル賞を受賞するような人たちは頻繁にマスメディアに登場したりする人達では全くない、言わば、ごく少数派であるのと同様なのである。
つまり本当の研究を為している人達、本物の知性は、ごく少数の中にいるのである。
昨日発売された月刊誌WiLLに掲載されている高山正之と山口敬之の対談特集は、10月31日に投票を控えている日本国民全員のみならず世界中の人たちが必読。
日本国民は、投票する前に、この対談特集を読まなければならない。
本欄の読者の方々は、出来るだけ多くの周囲の人たちに、伝えて下さい。
以下は前章の続きである。
「安倍の傀儡」なのか
高山 
岸田の閣僚人事と党幹部人事についても聞いてみたい。
山口 
2パターンの報じ方がありました。一つ目が「岸田政権は安倍の傀儡」というもの。二つ目が「岸田と安倍に不協和音」というもの。
朝日や毎日など左派メディアは前者、ロイターや日経など比較的ニュートラルなメディアは後者のスタンスで報じていました。
高山 
どっちが正しいんだろう。
山口
間違いなく後者です。岸田政権の人事が「安倍の傀儡」だなんて、妄想にすぎません。ロクに取材していないはずです。
朝日は「萩生田官房長官」という大誤報を出して政治部長が謝罪に行ったくらい、取材力が劣化しています。
高山 
田原総一朗も「岸田は安倍のイエスマン」と評していた。
山口 
田原さんは「生きた化石」みたいな人ですから(笑)。
彼らは岸田政権に「安倍・麻生の傀儡」とレッテル貼りして、総選挙で野党を有利にしようと考えているんです。
その証拠に、共産党の機関紙・赤旗には、「あんまりだ 安倍・菅直系―岸田政権 露骨な岸田新総裁は安倍・菅直系―何から何まで路線継承」といった見出しが躍っていました。
高山 
安倍が岸田の組閣人事に不快感を示している、という記事もあった。
山口
その記事が正しい。さきほど述べたように、安倍さんは相当なリスクを冒して高市支持を表明し、そのおかげで岸田さんは勝利することができた。
つまり、安倍さんこそ岸田政権の生みの親にほかならない。ところが、岸田さんの人事には安倍さんの希望が反映されなかった。
甘利さんの幹事長をはじめ、麻生派が優遇されたことが安倍さんにとっては不満だったんです。
政調会長は閑職ではない
高山 
安倍は何を望んでいたんだろうか。
山口 
ズバリ、安倍さんが欲しかったのは幹事長ポストだと思います。
しかも、細田派なら誰でもいいわけではなく、安倍さんの意中の人は、最も信頼している萩生田光一さんだったでしょう。
官房長官に抜擢された松野博一さんは細田派ですが、高市さんではなく岸田さんに入れた。
国対委員長の高木毅さんも清和会でありながら岸田に投票しました。
さらに、派閥に縛られず自主投票を求める「党風一新の会」をつくって、事実上の派閥のオーナーである安倍さんに牙を剥いた福田達夫さんを総務会長という重要ポストに据えた。
高市出馬がなければ河野さんに勝てなかったはずの岸田さんが、高市さんを支持した連中を人事で排除した。
清和会の分断を深刻化させるような岸田人事こそ、安倍さんの不快感の根源です。
高山
高市が官房長官や外務人臣といった華やかなポストに就くんじゃないかと思っていた。
でも、フタを開ければ政調会長。安倍政権時代、高市はすでに政調会長を務めた経験がある。
人気のライバルを封じ込めるための「封じ込め人事」だとする意見もあるけど、どうなんだろう。
山口 
政調会長は、政策立案能力に秀でた高市さんに相応しいポストです。例えば、コロナ経済対策の補正予算も、政調会長がまとめて政府に持っていく。
霞が関が最も恐れる存在が政調会長。
保守派の反対に遭って頓挫したLGBT理解増進法にしても、高市さんが政調会長なら最初から潰されて議論にすらならなかったでしょう。
並の大臣より大きな権限を持っているんです。
高山
リベラルな岸田と保守の高市、二人の主張がぶつかることはないんだろうか。
山口 
岸田さんは宏池会の伝統を継承するリベラルで、分配政策に重きを置いている。他方、外交・安全保障分野で親中というわけではない。
皇位継承やジェンダー、LGBTでは岸田さんと高市さんは一致できるはずです。
野党のパワハラこそ検証せよ
高山 
岸田政権はイマイチ期待できない。
総裁選に立候補した直後、岸田は森友問題について「さらなる説明をしなければならない課題だ。国民が納得するまで説明を続ける」と発言した。
すぐに発言を撤回しだけど、これじゃあ朝日と野党の思うツボだ。
土地売却に安倍が関与していないことはわかっているはずなのに、朝日のご機嫌をとるために自ら「負け犬」になろうとしたわけだ。
山口 
朝日と真っ向勝負に挑んだ安倍さんや高市さんが特殊なだけで、岸田さんみたいな政治家がほとんどです。
高山 
やっぱりメディアから叩かれるるとツライんだろうか。
あの高橋洋一ですら、「さざ波」で袋叩きに遭って内閣官房参与を辞任したんだから(笑)。
山口 
正論を唱えたはずが、なぜかメディアにバッシングされて謝罪するーそんな光景はもう飽き飽きです。
高橋さんの「さざ波」発言は何ら問題ない。
菅さんは高橋さんを切り捨てましたが、安倍さんなら体を張って高橋さんを守ったはず。
「さざ波」騒動の頃から、菅さんの迷走は始まっていました。
高山 
せっかく安倍が戦後レジームの岩盤にドリルで穴を開けたんだから、その流れに続く政治家が現れてもいいんだけど……。
山口 
野党がまたぞろ持ち出した赤木文書には、「現場として森友学園を厚遇した事実はない」と書かれている。
追及されるべきは野党ですよ。
赤木さんが自殺した前日、立憲民主党の杉尾秀哉議員と小西博之議員がマスコミを連れて財務省に乗り込み、「決裁文書を出せ」と恫喝まがいの要求をしている。
高山 
つまり、野党が自殺に追い込んだということになる。
山口 
そこまで明言はできませんが、野党のパワハラと赤木さん自殺の因果関係こそ調査しなければならない。
少なくとも、野党議員が財務省に乗り込むパフォーマンスを演じた翌日に赤木さんが自殺したことは厳然たる事実です。
高山 
野田聖子も森友問題の解明チームを設置すると明言した。でも、野田には解明してもらわないといけない問題がある。
『週刊新潮』が、野田の夫は指定暴力団・会津小鉄会の構成員だったと報じた。『週刊新潮』は名誉棄損で訴えられたが、東京地裁は請求を棄却。
つまり、裁判所は夫が元暴力団だった事実を認定しているということだ。
山口 
夫がかつて反社会的勢力の一員だった人物が、岸田政権で少子化担当大臣を務めている。それでも、ほとんどの大手メディアはダンマリを決め込んでいる。
安倍さんや高市さんが同じような問題を抱えていたら、連日ワイドショーで取り上げるはずです。
ちなみに野田さんは総裁選期間中、夫のことを質問されて「夫を信じている。歯を食いしばって頑張りたい」と答えた。そんな回答で済むなら何でもありですよ(笑)。
高山 
鳩山由紀夫の「トラスト・ミー」を彷彿させる(笑)。
この稿続く。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤木さんが自殺した前日、立憲民主党の杉尾秀哉議員と小西博之議員がマスコミを連れて財務省に乗り込み、「決裁文書を出せ」と恫喝まがいの要求をしている。

2021年10月27日 17時48分02秒 | 全般

昨日発売された月刊誌WiLLは当然ながら毎日配達されている全国紙とは発行部数は段違いに少ない。
だが、それはノーベル賞を受賞するような人たちは頻繁にマスメディアに登場したりする人達では全くない、言わば、ごく少数派であるのと同様なのである。
つまり本当の研究を為している人達、本物の知性は、ごく少数の中にいるのである。
昨日発売された月刊誌WiLLに掲載されている高山正之と山口敬之の対談特集は、10月31日に投票を控えている日本国民全員のみならず世界中の人たちが必読。
日本国民は、投票する前に、この対談特集を読まなければならない。
本欄の読者の方々は、出来るだけ多くの周囲の人たちに、伝えて下さい。
以下は前章の続きである。
「安倍の傀儡」なのか
高山 
岸田の閣僚人事と党幹部人事についても聞いてみたい。
山口 
2パターンの報じ方がありました。一つ目が「岸田政権は安倍の傀儡」というもの。二つ目が「岸田と安倍に不協和音」というもの。
朝日や毎日など左派メディアは前者、ロイターや日経など比較的ニュートラルなメディアは後者のスタンスで報じていました。
高山 
どっちが正しいんだろう。
山口
間違いなく後者です。岸田政権の人事が「安倍の傀儡」だなんて、妄想にすぎません。ロクに取材していないはずです。
朝日は「萩生田官房長官」という大誤報を出して政治部長が謝罪に行ったくらい、取材力が劣化しています。
高山 
田原総一朗も「岸田は安倍のイエスマン」と評していた。
山口 
田原さんは「生きた化石」みたいな人ですから(笑)。
彼らは岸田政権に「安倍・麻生の傀儡」とレッテル貼りして、総選挙で野党を有利にしようと考えているんです。
その証拠に、共産党の機関紙・赤旗には、「あんまりだ 安倍・菅直系―岸田政権 露骨な岸田新総裁は安倍・菅直系―何から何まで路線継承」といった見出しが躍っていました。
高山 
安倍が岸田の組閣人事に不快感を示している、という記事もあった。
山口
その記事が正しい。さきほど述べたように、安倍さんは相当なリスクを冒して高市支持を表明し、そのおかげで岸田さんは勝利することができた。
つまり、安倍さんこそ岸田政権の生みの親にほかならない。ところが、岸田さんの人事には安倍さんの希望が反映されなかった。
甘利さんの幹事長をはじめ、麻生派が優遇されたことが安倍さんにとっては不満だったんです。
政調会長は閑職ではない
高山 
安倍は何を望んでいたんだろうか。
山口 
ズバリ、安倍さんが欲しかったのは幹事長ポストだと思います。
しかも、細田派なら誰でもいいわけではなく、安倍さんの意中の人は、最も信頼している萩生田光一さんだったでしょう。
官房長官に抜擢された松野博一さんは細田派ですが、高市さんではなく岸田さんに入れた。
国対委員長の高木毅さんも清和会でありながら岸田に投票しました。
さらに、派閥に縛られず自主投票を求める「党風一新の会」をつくって、事実上の派閥のオーナーである安倍さんに牙を剥いた福田達夫さんを総務会長という重要ポストに据えた。
高市出馬がなければ河野さんに勝てなかったはずの岸田さんが、高市さんを支持した連中を人事で排除した。
清和会の分断を深刻化させるような岸田人事こそ、安倍さんの不快感の根源です。
高山
高市が官房長官や外務人臣といった華やかなポストに就くんじゃないかと思っていた。
でも、フタを開ければ政調会長。安倍政権時代、高市はすでに政調会長を務めた経験がある。
人気のライバルを封じ込めるための「封じ込め人事」だとする意見もあるけど、どうなんだろう。
山口 
政調会長は、政策立案能力に秀でた高市さんに相応しいポストです。例えば、コロナ経済対策の補正予算も、政調会長がまとめて政府に持っていく。
霞が関が最も恐れる存在が政調会長。
保守派の反対に遭って頓挫したLGBT理解増進法にしても、高市さんが政調会長なら最初から潰されて議論にすらならなかったでしょう。
並の大臣より大きな権限を持っているんです。
高山
リベラルな岸田と保守の高市、二人の主張がぶつかることはないんだろうか。
山口 
岸田さんは宏池会の伝統を継承するリベラルで、分配政策に重きを置いている。他方、外交・安全保障分野で親中というわけではない。
皇位継承やジェンダー、LGBTでは岸田さんと高市さんは一致できるはずです。
野党のパワハラこそ検証せよ
高山 
岸田政権はイマイチ期待できない。
総裁選に立候補した直後、岸田は森友問題について「さらなる説明をしなければならない課題だ。国民が納得するまで説明を続ける」と発言した。
すぐに発言を撤回しだけど、これじゃあ朝日と野党の思うツボだ。
土地売却に安倍が関与していないことはわかっているはずなのに、朝日のご機嫌をとるために自ら「負け犬」になろうとしたわけだ。
山口 
朝日と真っ向勝負に挑んだ安倍さんや高市さんが特殊なだけで、岸田さんみたいな政治家がほとんどです。
高山 
やっぱりメディアから叩かれるるとツライんだろうか。
あの高橋洋一ですら、「さざ波」で袋叩きに遭って内閣官房参与を辞任したんだから(笑)。
山口 
正論を唱えたはずが、なぜかメディアにバッシングされて謝罪するーそんな光景はもう飽き飽きです。
高橋さんの「さざ波」発言は何ら問題ない。
菅さんは高橋さんを切り捨てましたが、安倍さんなら体を張って高橋さんを守ったはず。
「さざ波」騒動の頃から、菅さんの迷走は始まっていました。
高山 
せっかく安倍が戦後レジームの岩盤にドリルで穴を開けたんだから、その流れに続く政治家が現れてもいいんだけど……。
山口 
野党がまたぞろ持ち出した赤木文書には、「現場として森友学園を厚遇した事実はない」と書かれている。
追及されるべきは野党ですよ。
赤木さんが自殺した前日、立憲民主党の杉尾秀哉議員と小西博之議員がマスコミを連れて財務省に乗り込み、「決裁文書を出せ」と恫喝まがいの要求をしている。
高山 
つまり、野党が自殺に追い込んだということになる。
山口 
そこまで明言はできませんが、野党のパワハラと赤木さん自殺の因果関係こそ調査しなければならない。
少なくとも、野党議員が財務省に乗り込むパフォーマンスを演じた翌日に赤木さんが自殺したことは厳然たる事実です。
高山 
野田聖子も森友問題の解明チームを設置すると明言した。でも、野田には解明してもらわないといけない問題がある。
『週刊新潮』が、野田の夫は指定暴力団・会津小鉄会の構成員だったと報じた。『週刊新潮』は名誉棄損で訴えられたが、東京地裁は請求を棄却。
つまり、裁判所は夫が元暴力団だった事実を認定しているということだ。
山口 
夫がかつて反社会的勢力の一員だった人物が、岸田政権で少子化担当大臣を務めている。それでも、ほとんどの大手メディアはダンマリを決め込んでいる。
安倍さんや高市さんが同じような問題を抱えていたら、連日ワイドショーで取り上げるはずです。
ちなみに野田さんは総裁選期間中、夫のことを質問されて「夫を信じている。歯を食いしばって頑張りたい」と答えた。そんな回答で済むなら何でもありですよ(笑)。
高山 
鳩山由紀夫の「トラスト・ミー」を彷彿させる(笑)。
この稿続く。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岸田政権の人事が「安倍の傀儡」だなんて、妄想にすぎません。ロクに取材していないはずです。

2021年10月27日 17時45分43秒 | 全般

昨日発売された月刊誌WiLLは当然ながら毎日配達されている全国紙とは発行部数は段違いに少ない。
だが、それはノーベル賞を受賞するような人たちは頻繁にマスメディアに登場したりする人達では全くない、言わば、ごく少数派であるのと同様なのである。
つまり本当の研究を為している人達、本物の知性は、ごく少数の中にいるのである。
昨日発売された月刊誌WiLLに掲載されている高山正之と山口敬之の対談特集は、10月31日に投票を控えている日本国民全員のみならず世界中の人たちが必読。
日本国民は、投票する前に、この対談特集を読まなければならない。
本欄の読者の方々は、出来るだけ多くの周囲の人たちに、伝えて下さい。
以下は前章の続きである。
「安倍の傀儡」なのか
高山 
岸田の閣僚人事と党幹部人事についても聞いてみたい。
山口 
2パターンの報じ方がありました。一つ目が「岸田政権は安倍の傀儡」というもの。二つ目が「岸田と安倍に不協和音」というもの。
朝日や毎日など左派メディアは前者、ロイターや日経など比較的ニュートラルなメディアは後者のスタンスで報じていました。
高山 
どっちが正しいんだろう。
山口
間違いなく後者です。岸田政権の人事が「安倍の傀儡」だなんて、妄想にすぎません。ロクに取材していないはずです。
朝日は「萩生田官房長官」という大誤報を出して政治部長が謝罪に行ったくらい、取材力が劣化しています。
高山 
田原総一朗も「岸田は安倍のイエスマン」と評していた。
山口 
田原さんは「生きた化石」みたいな人ですから(笑)。
彼らは岸田政権に「安倍・麻生の傀儡」とレッテル貼りして、総選挙で野党を有利にしようと考えているんです。
その証拠に、共産党の機関紙・赤旗には、「あんまりだ 安倍・菅直系―岸田政権 露骨な岸田新総裁は安倍・菅直系―何から何まで路線継承」といった見出しが躍っていました。
高山 
安倍が岸田の組閣人事に不快感を示している、という記事もあった。
山口
その記事が正しい。さきほど述べたように、安倍さんは相当なリスクを冒して高市支持を表明し、そのおかげで岸田さんは勝利することができた。
つまり、安倍さんこそ岸田政権の生みの親にほかならない。ところが、岸田さんの人事には安倍さんの希望が反映されなかった。
甘利さんの幹事長をはじめ、麻生派が優遇されたことが安倍さんにとっては不満だったんです。
政調会長は閑職ではない
高山 
安倍は何を望んでいたんだろうか。
山口 
ズバリ、安倍さんが欲しかったのは幹事長ポストだと思います。
しかも、細田派なら誰でもいいわけではなく、安倍さんの意中の人は、最も信頼している萩生田光一さんだったでしょう。
官房長官に抜擢された松野博一さんは細田派ですが、高市さんではなく岸田さんに入れた。
国対委員長の高木毅さんも清和会でありながら岸田に投票しました。
さらに、派閥に縛られず自主投票を求める「党風一新の会」をつくって、事実上の派閥のオーナーである安倍さんに牙を剥いた福田達夫さんを総務会長という重要ポストに据えた。
高市出馬がなければ河野さんに勝てなかったはずの岸田さんが、高市さんを支持した連中を人事で排除した。
清和会の分断を深刻化させるような岸田人事こそ、安倍さんの不快感の根源です。
高山
高市が官房長官や外務人臣といった華やかなポストに就くんじゃないかと思っていた。
でも、フタを開ければ政調会長。安倍政権時代、高市はすでに政調会長を務めた経験がある。
人気のライバルを封じ込めるための「封じ込め人事」だとする意見もあるけど、どうなんだろう。
山口 
政調会長は、政策立案能力に秀でた高市さんに相応しいポストです。例えば、コロナ経済対策の補正予算も、政調会長がまとめて政府に持っていく。
霞が関が最も恐れる存在が政調会長。
保守派の反対に遭って頓挫したLGBT理解増進法にしても、高市さんが政調会長なら最初から潰されて議論にすらならなかったでしょう。
並の大臣より大きな権限を持っているんです。
高山
リベラルな岸田と保守の高市、二人の主張がぶつかることはないんだろうか。
山口 
岸田さんは宏池会の伝統を継承するリベラルで、分配政策に重きを置いている。他方、外交・安全保障分野で親中というわけではない。
皇位継承やジェンダー、LGBTでは岸田さんと高市さんは一致できるはずです。
野党のパワハラこそ検証せよ
高山 
岸田政権はイマイチ期待できない。
総裁選に立候補した直後、岸田は森友問題について「さらなる説明をしなければならない課題だ。国民が納得するまで説明を続ける」と発言した。
すぐに発言を撤回しだけど、これじゃあ朝日と野党の思うツボだ。
土地売却に安倍が関与していないことはわかっているはずなのに、朝日のご機嫌をとるために自ら「負け犬」になろうとしたわけだ。
山口 
朝日と真っ向勝負に挑んだ安倍さんや高市さんが特殊なだけで、岸田さんみたいな政治家がほとんどです。
高山 
やっぱりメディアから叩かれるるとツライんだろうか。
あの高橋洋一ですら、「さざ波」で袋叩きに遭って内閣官房参与を辞任したんだから(笑)。
山口 
正論を唱えたはずが、なぜかメディアにバッシングされて謝罪するーそんな光景はもう飽き飽きです。
高橋さんの「さざ波」発言は何ら問題ない。
菅さんは高橋さんを切り捨てましたが、安倍さんなら体を張って高橋さんを守ったはず。
「さざ波」騒動の頃から、菅さんの迷走は始まっていました。
高山 
せっかく安倍が戦後レジームの岩盤にドリルで穴を開けたんだから、その流れに続く政治家が現れてもいいんだけど……。
山口 
野党がまたぞろ持ち出した赤木文書には、「現場として森友学園を厚遇した事実はない」と書かれている。
追及されるべきは野党ですよ。
赤木さんが自殺した前日、立憲民主党の杉尾秀哉議員と小西博之議員がマスコミを連れて財務省に乗り込み、「決裁文書を出せ」と恫喝まがいの要求をしている。
高山 
つまり、野党が自殺に追い込んだということになる。
山口 
そこまで明言はできませんが、野党のパワハラと赤木さん自殺の因果関係こそ調査しなければならない。
少なくとも、野党議員が財務省に乗り込むパフォーマンスを演じた翌日に赤木さんが自殺したことは厳然たる事実です。
高山 
野田聖子も森友問題の解明チームを設置すると明言した。でも、野田には解明してもらわないといけない問題がある。
『週刊新潮』が、野田の夫は指定暴力団・会津小鉄会の構成員だったと報じた。『週刊新潮』は名誉棄損で訴えられたが、東京地裁は請求を棄却。
つまり、裁判所は夫が元暴力団だった事実を認定しているということだ。
山口 
夫がかつて反社会的勢力の一員だった人物が、岸田政権で少子化担当大臣を務めている。それでも、ほとんどの大手メディアはダンマリを決め込んでいる。
安倍さんや高市さんが同じような問題を抱えていたら、連日ワイドショーで取り上げるはずです。
ちなみに野田さんは総裁選期間中、夫のことを質問されて「夫を信じている。歯を食いしばって頑張りたい」と答えた。そんな回答で済むなら何でもありですよ(笑)。
高山 
鳩山由紀夫の「トラスト・ミー」を彷彿させる(笑)。
この稿続く。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

政策もない、頭も悪い、統治能力もない。何が2大政党だというのが国民の判断だった。

2021年10月27日 17時33分11秒 | 全般

昨日発売された月刊誌WiLLは当然ながら毎日配達されている全国紙とは発行部数は段違いに少ない。
だが、それはノーベル賞を受賞するような人たちは頻繁にマスメディアに登場したりする人達では全くない、言わば、ごく少数派であるのと同様なのである。
つまり本当の研究を為している人達、本物の知性は、ごく少数の中にいるのである。
昨日発売された月刊誌WiLLに掲載されている高山正之と山口敬之の対談特集は、10月31日に投票を控えている日本国民全員のみならず世界中の人たちが必読。
日本国民は、投票する前に、この対談特集を読まなければならない。
本欄の読者の方々は、出来るだけ多くの周囲の人たちに、伝えて下さい。
以下は前章の続きである。
無私の政治家
山口
総裁選を通じて、安倍さんが無私の政治家であることを再認識しました。
高市さんを支援しても、安倍さんにとって利益がないどころか、派閥分裂という大きなリスクを孕(はら)んでいた。
政治生命を左有しかねない危険なカケだったんです。 
高市さんは2011年、町村祐孝さんが清和会の領袖になるという派閥の決定に従うことを潔しとせず、17年にわたり所属した清和会を飛び出した。
そのとき、清和会の現会長・細田博之さんを含む幹部と少なからぬ軋轢(あつれき)を残した。
それでも、高市さんの政策立案能力を高く評価していた安倍さんは、無派閥議員の彼女を政調会長や総務大臣といった要職に登用した。
いずれも女性としては初のポストで、大抜擢といえる。
高山 
細田派の幹部連中は苦々しく思っていただろうか。
山口 
おっしゃる通り。「オレたちは雑巾がけも厭わず派閥に貢献しているのに、後足で砂をかけて派閥を出ていった高市ばかりが良い思いしやって」―そんな怨嗟の感情が渦巻いていたんです。そんななか、高市支持を表明する決断は容易ではなかった。
たとえ安倍さんが無派閥の高市さんを全力で担いでも、清和会の多くがソッポを向いたら、高市さんは総裁選の第一回投票で惨敗する可能性がある。
そうしたら、メディアは安倍さんに「安倍の時代は終わった」と烙印(らくいん)を押したことでしょう。    
高山 
それでも安倍が高市を支援した理由は何だったのか。
山口 
自民党が保守政党でなくなってしまう、という危機感にほかなりません。
高市さんを擁立しなければ、岸田文雄、河野太郎、石破茂、野田聖子……リベラルの品評会みたいな総裁選になっていた。
高山 
もはや立憲民主党と区別がつかないね(笑)。
山口 
そして何より、最有力だった河野さんの票を切り崩すためです。
高市さんが出馬しなければ、河野さんは第一回投票の時点で過半数を得ていた可能性が高い。
高山 
安倍こそ、岸田を勝利に導いた最大の功労者だったわけか。
派閥=悪という印象操作
高山 
今回の総裁選で、投票先を一本化した主要派閥は宏池会(岸田派)くらい。
清和会は高市支持と岸田支持に分かれたし、河野の所属派閥・志公会(麻生派)も甘利明など岸田支持を明言する連中もいた。
志帥会(二階派)も一枚岩ではなかった。こんなに派閥がバラバラになった総裁選も過去に例がない。
山口 
これをキッカケに派閥を再編すればいいんです。
高市さんを支持した議員からなる保守派の「新・清和会」と、岸田さんを支持した議員からなる中道リベラルの「新・宏池会」の二大派閥で切磋琢磨すれば、一般国民にも自民党内の政策論議が理解しやすい。
「派閥」という呼び方は古いイメージがあるから、理念をともにする「政策集団」と呼ぶべきかもしれませんが。
高山 
河野を支持した連中はどこに行けばいいんだ。
山口 
今回、河野さんと岸田さんは血で血を洗う激闘を繰り広げました。敗北を喫した河野さんは潔く志公会を出るべきです。
それに、河野さんは中国に近すぎて宏池会=中道リベラルには相応しくない。親中派を集めて第三のグループをつくればいいんじゃないですか(笑)。
高山 
総裁選でテレビカメラが各陣営を映していたけど、高市陣営からは「草の根」感がひしひしと伝わってきた。
他候補に比べて、本陣がそこらの町会の事務室みたいで、報道記者も机と机の間の通路に立って取材していた。
どこかの大ホールを借り切るでなし、昔の勝手連の即席事務室みたいでその手づくり感が微笑ましかった(笑)。
山口 
岸田陣営は綿密な計画と戦略の下、選挙戦を進めました。
対して、咼市陣営は保守的な理念だけで勝手連的に集まってきた人たちからなる。
二階派からも衛藤晟一さん、片山さつきさん、小林鷹之さんら保守派が高市さんの推薦人に名を連ねた。
権謀術数に優れているわけではないけど、明確な理念を共有する筋肉質な集団です。
高山
「新・清和会」ができたら、高市さん自身がその中心になるんだろうか。
山口 
高市さんは一匹狼で群れないタイプだから、派閥内の権力闘争とは距離を置くかもしれない。
ただ、清和会がよりピュアな政策集団として脱皮するためには、高市さんの存在が必要不可欠。
細田会長をはじめとする、清和会幹部たちと和解してくれることを期待します。
高山 
朝日は自民党の派閥を忌み嫌っていて、今回の選挙でも「派閥=古き悪しき慣習」みたいに報じていた。
これまでも、自民党内で首相の椅子を回すのは不健全で、政権交代可能な二大政党制こそ必要だと叫んできた。
山口 
二大政党制といえば、イギリスやアメリカが思い浮かびます。
たとえばアメリカは、小さな政府を志向する共和党と、大きな政府を唱える民主党が互いに政権交代を繰り返す。
とはいえ、共和党も民主党も「アメリカを良い国にしたい」という思いは共通している。
その点、日本には日の丸や君が代に反対したり、日本の国柄そのものといえる皇室の解体を企んだりしている共産党がそれなりの議席を持っていて、共産党との選挙協力を打ち出す野党第一党がある。
そんななか自民党内の派閥が実質的な政党の役割を果たしてきました。
高山 
こちらは社会部記者だったから現役のころから国会マターは傍観者でいたけれど、戦後からの歴史を振り返るとわかるようにGHQが議会に介入しては対立政党をつくろうとした。
獄中にいた共産党員を出して選挙区を変えたり定員を変えたりして、要するにズルして共産党議員をつくった。 
そんなことしても結局、中庸を心得た議員は自民党という大きな傘の下に集まって、そこで幾つかの政策グループに分かれて論争し、政策を競った。
それぞれが党として機能し、合従連衡があった。
野党はあったが、GHQ製の共産党や社民党に見るようにいずれ消えていくか精々盲腸的に残るくらいの存在でしかない。
だから日本の国会は派閥という名の多数党が政権運営をしてきたのが実像に近い。
それがGHQに魂を売った朝日や消えゆく野党には気に食わない。
派閥は悪だ、二大政党制がいいと吹き込み続け、国民をその気にさせて登場したのがあの”悪夢の民主党”だった。
政策もない、頭も悪い、統治能力もない。何が2大政党だというのが国民の判断だった。
だから自民はバカなメディアを恐れず健康な派閥を再建することを真剣に考えた方がいいように個人的には思っている。
この稿続く。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

だから自民はバカなメディアを恐れず健康な派閥を再建することを真剣に考えた方がいいように個人的には思っている。

2021年10月27日 17時31分29秒 | 全般

昨日発売された月刊誌WiLLは当然ながら毎日配達されている全国紙とは発行部数は段違いに少ない。
だが、それはノーベル賞を受賞するような人たちは頻繁にマスメディアに登場したりする人達では全くない、言わば、ごく少数派であるのと同様なのである。
つまり本当の研究を為している人達、本物の知性は、ごく少数の中にいるのである。
昨日発売された月刊誌WiLLに掲載されている高山正之と山口敬之の対談特集は、10月31日に投票を控えている日本国民全員のみならず世界中の人たちが必読。
日本国民は、投票する前に、この対談特集を読まなければならない。
本欄の読者の方々は、出来るだけ多くの周囲の人たちに、伝えて下さい。
以下は前章の続きである。
無私の政治家
山口
総裁選を通じて、安倍さんが無私の政治家であることを再認識しました。
高市さんを支援しても、安倍さんにとって利益がないどころか、派閥分裂という大きなリスクを孕(はら)んでいた。
政治生命を左有しかねない危険なカケだったんです。 
高市さんは2011年、町村祐孝さんが清和会の領袖になるという派閥の決定に従うことを潔しとせず、17年にわたり所属した清和会を飛び出した。
そのとき、清和会の現会長・細田博之さんを含む幹部と少なからぬ軋轢(あつれき)を残した。
それでも、高市さんの政策立案能力を高く評価していた安倍さんは、無派閥議員の彼女を政調会長や総務大臣といった要職に登用した。
いずれも女性としては初のポストで、大抜擢といえる。
高山 
細田派の幹部連中は苦々しく思っていただろうか。
山口 
おっしゃる通り。「オレたちは雑巾がけも厭わず派閥に貢献しているのに、後足で砂をかけて派閥を出ていった高市ばかりが良い思いしやって」―そんな怨嗟の感情が渦巻いていたんです。そんななか、高市支持を表明する決断は容易ではなかった。
たとえ安倍さんが無派閥の高市さんを全力で担いでも、清和会の多くがソッポを向いたら、高市さんは総裁選の第一回投票で惨敗する可能性がある。
そうしたら、メディアは安倍さんに「安倍の時代は終わった」と烙印(らくいん)を押したことでしょう。    
高山 
それでも安倍が高市を支援した理由は何だったのか。
山口 
自民党が保守政党でなくなってしまう、という危機感にほかなりません。
高市さんを擁立しなければ、岸田文雄、河野太郎、石破茂、野田聖子……リベラルの品評会みたいな総裁選になっていた。
高山 
もはや立憲民主党と区別がつかないね(笑)。
山口 
そして何より、最有力だった河野さんの票を切り崩すためです。
高市さんが出馬しなければ、河野さんは第一回投票の時点で過半数を得ていた可能性が高い。
高山 
安倍こそ、岸田を勝利に導いた最大の功労者だったわけか。
派閥=悪という印象操作
高山 
今回の総裁選で、投票先を一本化した主要派閥は宏池会(岸田派)くらい。
清和会は高市支持と岸田支持に分かれたし、河野の所属派閥・志公会(麻生派)も甘利明など岸田支持を明言する連中もいた。
志帥会(二階派)も一枚岩ではなかった。こんなに派閥がバラバラになった総裁選も過去に例がない。
山口 
これをキッカケに派閥を再編すればいいんです。
高市さんを支持した議員からなる保守派の「新・清和会」と、岸田さんを支持した議員からなる中道リベラルの「新・宏池会」の二大派閥で切磋琢磨すれば、一般国民にも自民党内の政策論議が理解しやすい。
「派閥」という呼び方は古いイメージがあるから、理念をともにする「政策集団」と呼ぶべきかもしれませんが。
高山 
河野を支持した連中はどこに行けばいいんだ。
山口 
今回、河野さんと岸田さんは血で血を洗う激闘を繰り広げました。敗北を喫した河野さんは潔く志公会を出るべきです。
それに、河野さんは中国に近すぎて宏池会=中道リベラルには相応しくない。親中派を集めて第三のグループをつくればいいんじゃないですか(笑)。
高山 
総裁選でテレビカメラが各陣営を映していたけど、高市陣営からは「草の根」感がひしひしと伝わってきた。
他候補に比べて、本陣がそこらの町会の事務室みたいで、報道記者も机と机の間の通路に立って取材していた。
どこかの大ホールを借り切るでなし、昔の勝手連の即席事務室みたいでその手づくり感が微笑ましかった(笑)。
山口 
岸田陣営は綿密な計画と戦略の下、選挙戦を進めました。
対して、咼市陣営は保守的な理念だけで勝手連的に集まってきた人たちからなる。
二階派からも衛藤晟一さん、片山さつきさん、小林鷹之さんら保守派が高市さんの推薦人に名を連ねた。
権謀術数に優れているわけではないけど、明確な理念を共有する筋肉質な集団です。
高山
「新・清和会」ができたら、高市さん自身がその中心になるんだろうか。
山口 
高市さんは一匹狼で群れないタイプだから、派閥内の権力闘争とは距離を置くかもしれない。
ただ、清和会がよりピュアな政策集団として脱皮するためには、高市さんの存在が必要不可欠。
細田会長をはじめとする、清和会幹部たちと和解してくれることを期待します。
高山 
朝日は自民党の派閥を忌み嫌っていて、今回の選挙でも「派閥=古き悪しき慣習」みたいに報じていた。
これまでも、自民党内で首相の椅子を回すのは不健全で、政権交代可能な二大政党制こそ必要だと叫んできた。
山口 
二大政党制といえば、イギリスやアメリカが思い浮かびます。
たとえばアメリカは、小さな政府を志向する共和党と、大きな政府を唱える民主党が互いに政権交代を繰り返す。
とはいえ、共和党も民主党も「アメリカを良い国にしたい」という思いは共通している。
その点、日本には日の丸や君が代に反対したり、日本の国柄そのものといえる皇室の解体を企んだりしている共産党がそれなりの議席を持っていて、共産党との選挙協力を打ち出す野党第一党がある。
そんななか自民党内の派閥が実質的な政党の役割を果たしてきました。
高山 
こちらは社会部記者だったから現役のころから国会マターは傍観者でいたけれど、戦後からの歴史を振り返るとわかるようにGHQが議会に介入しては対立政党をつくろうとした。
獄中にいた共産党員を出して選挙区を変えたり定員を変えたりして、要するにズルして共産党議員をつくった。 
そんなことしても結局、中庸を心得た議員は自民党という大きな傘の下に集まって、そこで幾つかの政策グループに分かれて論争し、政策を競った。
それぞれが党として機能し、合従連衡があった。
野党はあったが、GHQ製の共産党や社民党に見るようにいずれ消えていくか精々盲腸的に残るくらいの存在でしかない。
だから日本の国会は派閥という名の多数党が政権運営をしてきたのが実像に近い。
それがGHQに魂を売った朝日や消えゆく野党には気に食わない。
派閥は悪だ、二大政党制がいいと吹き込み続け、国民をその気にさせて登場したのがあの”悪夢の民主党”だった。
政策もない、頭も悪い、統治能力もない。何が2大政党だというのが国民の判断だった。
だから自民はバカなメディアを恐れず健康な派閥を再建することを真剣に考えた方がいいように個人的には思っている。
この稿続く。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

だから日本の国会は派閥という名の多数党が政権運営をしてきたのが実像に近い。それがGHQに魂を売った朝日や消えゆく野党には気に食わない。

2021年10月27日 17時29分37秒 | 全般

昨日発売された月刊誌WiLLは当然ながら毎日配達されている全国紙とは発行部数は段違いに少ない。
だが、それはノーベル賞を受賞するような人たちは頻繁にマスメディアに登場したりする人達では全くない、言わば、ごく少数派であるのと同様なのである。
つまり本当の研究を為している人達、本物の知性は、ごく少数の中にいるのである。
昨日発売された月刊誌WiLLに掲載されている高山正之と山口敬之の対談特集は、10月31日に投票を控えている日本国民全員のみならず世界中の人たちが必読。
日本国民は、投票する前に、この対談特集を読まなければならない。
本欄の読者の方々は、出来るだけ多くの周囲の人たちに、伝えて下さい。
以下は前章の続きである。
無私の政治家
山口
総裁選を通じて、安倍さんが無私の政治家であることを再認識しました。
高市さんを支援しても、安倍さんにとって利益がないどころか、派閥分裂という大きなリスクを孕(はら)んでいた。
政治生命を左有しかねない危険なカケだったんです。 
高市さんは2011年、町村祐孝さんが清和会の領袖になるという派閥の決定に従うことを潔しとせず、17年にわたり所属した清和会を飛び出した。
そのとき、清和会の現会長・細田博之さんを含む幹部と少なからぬ軋轢(あつれき)を残した。
それでも、高市さんの政策立案能力を高く評価していた安倍さんは、無派閥議員の彼女を政調会長や総務大臣といった要職に登用した。
いずれも女性としては初のポストで、大抜擢といえる。
高山 
細田派の幹部連中は苦々しく思っていただろうか。
山口 
おっしゃる通り。「オレたちは雑巾がけも厭わず派閥に貢献しているのに、後足で砂をかけて派閥を出ていった高市ばかりが良い思いしやって」―そんな怨嗟の感情が渦巻いていたんです。そんななか、高市支持を表明する決断は容易ではなかった。
たとえ安倍さんが無派閥の高市さんを全力で担いでも、清和会の多くがソッポを向いたら、高市さんは総裁選の第一回投票で惨敗する可能性がある。
そうしたら、メディアは安倍さんに「安倍の時代は終わった」と烙印(らくいん)を押したことでしょう。    
高山 
それでも安倍が高市を支援した理由は何だったのか。
山口 
自民党が保守政党でなくなってしまう、という危機感にほかなりません。
高市さんを擁立しなければ、岸田文雄、河野太郎、石破茂、野田聖子……リベラルの品評会みたいな総裁選になっていた。
高山 
もはや立憲民主党と区別がつかないね(笑)。
山口 
そして何より、最有力だった河野さんの票を切り崩すためです。
高市さんが出馬しなければ、河野さんは第一回投票の時点で過半数を得ていた可能性が高い。
高山 
安倍こそ、岸田を勝利に導いた最大の功労者だったわけか。
派閥=悪という印象操作
高山 
今回の総裁選で、投票先を一本化した主要派閥は宏池会(岸田派)くらい。
清和会は高市支持と岸田支持に分かれたし、河野の所属派閥・志公会(麻生派)も甘利明など岸田支持を明言する連中もいた。
志帥会(二階派)も一枚岩ではなかった。こんなに派閥がバラバラになった総裁選も過去に例がない。
山口 
これをキッカケに派閥を再編すればいいんです。
高市さんを支持した議員からなる保守派の「新・清和会」と、岸田さんを支持した議員からなる中道リベラルの「新・宏池会」の二大派閥で切磋琢磨すれば、一般国民にも自民党内の政策論議が理解しやすい。
「派閥」という呼び方は古いイメージがあるから、理念をともにする「政策集団」と呼ぶべきかもしれませんが。
高山 
河野を支持した連中はどこに行けばいいんだ。
山口 
今回、河野さんと岸田さんは血で血を洗う激闘を繰り広げました。敗北を喫した河野さんは潔く志公会を出るべきです。
それに、河野さんは中国に近すぎて宏池会=中道リベラルには相応しくない。親中派を集めて第三のグループをつくればいいんじゃないですか(笑)。
高山 
総裁選でテレビカメラが各陣営を映していたけど、高市陣営からは「草の根」感がひしひしと伝わってきた。
他候補に比べて、本陣がそこらの町会の事務室みたいで、報道記者も机と机の間の通路に立って取材していた。
どこかの大ホールを借り切るでなし、昔の勝手連の即席事務室みたいでその手づくり感が微笑ましかった(笑)。
山口 
岸田陣営は綿密な計画と戦略の下、選挙戦を進めました。
対して、咼市陣営は保守的な理念だけで勝手連的に集まってきた人たちからなる。
二階派からも衛藤晟一さん、片山さつきさん、小林鷹之さんら保守派が高市さんの推薦人に名を連ねた。
権謀術数に優れているわけではないけど、明確な理念を共有する筋肉質な集団です。
高山
「新・清和会」ができたら、高市さん自身がその中心になるんだろうか。
山口 
高市さんは一匹狼で群れないタイプだから、派閥内の権力闘争とは距離を置くかもしれない。
ただ、清和会がよりピュアな政策集団として脱皮するためには、高市さんの存在が必要不可欠。
細田会長をはじめとする、清和会幹部たちと和解してくれることを期待します。
高山 
朝日は自民党の派閥を忌み嫌っていて、今回の選挙でも「派閥=古き悪しき慣習」みたいに報じていた。
これまでも、自民党内で首相の椅子を回すのは不健全で、政権交代可能な二大政党制こそ必要だと叫んできた。
山口 
二大政党制といえば、イギリスやアメリカが思い浮かびます。
たとえばアメリカは、小さな政府を志向する共和党と、大きな政府を唱える民主党が互いに政権交代を繰り返す。
とはいえ、共和党も民主党も「アメリカを良い国にしたい」という思いは共通している。
その点、日本には日の丸や君が代に反対したり、日本の国柄そのものといえる皇室の解体を企んだりしている共産党がそれなりの議席を持っていて、共産党との選挙協力を打ち出す野党第一党がある。
そんななか自民党内の派閥が実質的な政党の役割を果たしてきました。
高山 
こちらは社会部記者だったから現役のころから国会マターは傍観者でいたけれど、戦後からの歴史を振り返るとわかるようにGHQが議会に介入しては対立政党をつくろうとした。
獄中にいた共産党員を出して選挙区を変えたり定員を変えたりして、要するにズルして共産党議員をつくった。 
そんなことしても結局、中庸を心得た議員は自民党という大きな傘の下に集まって、そこで幾つかの政策グループに分かれて論争し、政策を競った。
それぞれが党として機能し、合従連衡があった。
野党はあったが、GHQ製の共産党や社民党に見るようにいずれ消えていくか精々盲腸的に残るくらいの存在でしかない。
だから日本の国会は派閥という名の多数党が政権運営をしてきたのが実像に近い。
それがGHQに魂を売った朝日や消えゆく野党には気に食わない。
派閥は悪だ、二大政党制がいいと吹き込み続け、国民をその気にさせて登場したのがあの”悪夢の民主党”だった。
政策もない、頭も悪い、統治能力もない。何が2大政党だというのが国民の判断だった。
だから自民はバカなメディアを恐れず健康な派閥を再建することを真剣に考えた方がいいように個人的には思っている。
この稿続く。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そんなことしても結局、中庸を心得た議員は自民党という大きな傘の下に集まって、そこで幾つかの政策グループに分かれて論争し、政策を競った。

2021年10月27日 17時27分17秒 | 全般

昨日発売された月刊誌WiLLは当然ながら毎日配達されている全国紙とは発行部数は段違いに少ない。
だが、それはノーベル賞を受賞するような人たちは頻繁にマスメディアに登場したりする人達では全くない、言わば、ごく少数派であるのと同様なのである。
つまり本当の研究を為している人達、本物の知性は、ごく少数の中にいるのである。
昨日発売された月刊誌WiLLに掲載されている高山正之と山口敬之の対談特集は、10月31日に投票を控えている日本国民全員のみならず世界中の人たちが必読。
日本国民は、投票する前に、この対談特集を読まなければならない。
本欄の読者の方々は、出来るだけ多くの周囲の人たちに、伝えて下さい。
以下は前章の続きである。
無私の政治家
山口
総裁選を通じて、安倍さんが無私の政治家であることを再認識しました。
高市さんを支援しても、安倍さんにとって利益がないどころか、派閥分裂という大きなリスクを孕(はら)んでいた。
政治生命を左有しかねない危険なカケだったんです。 
高市さんは2011年、町村祐孝さんが清和会の領袖になるという派閥の決定に従うことを潔しとせず、17年にわたり所属した清和会を飛び出した。
そのとき、清和会の現会長・細田博之さんを含む幹部と少なからぬ軋轢(あつれき)を残した。
それでも、高市さんの政策立案能力を高く評価していた安倍さんは、無派閥議員の彼女を政調会長や総務大臣といった要職に登用した。
いずれも女性としては初のポストで、大抜擢といえる。
高山 
細田派の幹部連中は苦々しく思っていただろうか。
山口 
おっしゃる通り。「オレたちは雑巾がけも厭わず派閥に貢献しているのに、後足で砂をかけて派閥を出ていった高市ばかりが良い思いしやって」―そんな怨嗟の感情が渦巻いていたんです。そんななか、高市支持を表明する決断は容易ではなかった。
たとえ安倍さんが無派閥の高市さんを全力で担いでも、清和会の多くがソッポを向いたら、高市さんは総裁選の第一回投票で惨敗する可能性がある。
そうしたら、メディアは安倍さんに「安倍の時代は終わった」と烙印(らくいん)を押したことでしょう。    
高山 
それでも安倍が高市を支援した理由は何だったのか。
山口 
自民党が保守政党でなくなってしまう、という危機感にほかなりません。
高市さんを擁立しなければ、岸田文雄、河野太郎、石破茂、野田聖子……リベラルの品評会みたいな総裁選になっていた。
高山 
もはや立憲民主党と区別がつかないね(笑)。
山口 
そして何より、最有力だった河野さんの票を切り崩すためです。
高市さんが出馬しなければ、河野さんは第一回投票の時点で過半数を得ていた可能性が高い。
高山 
安倍こそ、岸田を勝利に導いた最大の功労者だったわけか。
派閥=悪という印象操作
高山 
今回の総裁選で、投票先を一本化した主要派閥は宏池会(岸田派)くらい。
清和会は高市支持と岸田支持に分かれたし、河野の所属派閥・志公会(麻生派)も甘利明など岸田支持を明言する連中もいた。
志帥会(二階派)も一枚岩ではなかった。こんなに派閥がバラバラになった総裁選も過去に例がない。
山口 
これをキッカケに派閥を再編すればいいんです。
高市さんを支持した議員からなる保守派の「新・清和会」と、岸田さんを支持した議員からなる中道リベラルの「新・宏池会」の二大派閥で切磋琢磨すれば、一般国民にも自民党内の政策論議が理解しやすい。
「派閥」という呼び方は古いイメージがあるから、理念をともにする「政策集団」と呼ぶべきかもしれませんが。
高山 
河野を支持した連中はどこに行けばいいんだ。
山口 
今回、河野さんと岸田さんは血で血を洗う激闘を繰り広げました。敗北を喫した河野さんは潔く志公会を出るべきです。
それに、河野さんは中国に近すぎて宏池会=中道リベラルには相応しくない。親中派を集めて第三のグループをつくればいいんじゃないですか(笑)。
高山 
総裁選でテレビカメラが各陣営を映していたけど、高市陣営からは「草の根」感がひしひしと伝わってきた。
他候補に比べて、本陣がそこらの町会の事務室みたいで、報道記者も机と机の間の通路に立って取材していた。
どこかの大ホールを借り切るでなし、昔の勝手連の即席事務室みたいでその手づくり感が微笑ましかった(笑)。
山口 
岸田陣営は綿密な計画と戦略の下、選挙戦を進めました。
対して、咼市陣営は保守的な理念だけで勝手連的に集まってきた人たちからなる。
二階派からも衛藤晟一さん、片山さつきさん、小林鷹之さんら保守派が高市さんの推薦人に名を連ねた。
権謀術数に優れているわけではないけど、明確な理念を共有する筋肉質な集団です。
高山
「新・清和会」ができたら、高市さん自身がその中心になるんだろうか。
山口 
高市さんは一匹狼で群れないタイプだから、派閥内の権力闘争とは距離を置くかもしれない。
ただ、清和会がよりピュアな政策集団として脱皮するためには、高市さんの存在が必要不可欠。
細田会長をはじめとする、清和会幹部たちと和解してくれることを期待します。
高山 
朝日は自民党の派閥を忌み嫌っていて、今回の選挙でも「派閥=古き悪しき慣習」みたいに報じていた。
これまでも、自民党内で首相の椅子を回すのは不健全で、政権交代可能な二大政党制こそ必要だと叫んできた。
山口 
二大政党制といえば、イギリスやアメリカが思い浮かびます。
たとえばアメリカは、小さな政府を志向する共和党と、大きな政府を唱える民主党が互いに政権交代を繰り返す。
とはいえ、共和党も民主党も「アメリカを良い国にしたい」という思いは共通している。
その点、日本には日の丸や君が代に反対したり、日本の国柄そのものといえる皇室の解体を企んだりしている共産党がそれなりの議席を持っていて、共産党との選挙協力を打ち出す野党第一党がある。
そんななか自民党内の派閥が実質的な政党の役割を果たしてきました。
高山 
こちらは社会部記者だったから現役のころから国会マターは傍観者でいたけれど、戦後からの歴史を振り返るとわかるようにGHQが議会に介入しては対立政党をつくろうとした。
獄中にいた共産党員を出して選挙区を変えたり定員を変えたりして、要するにズルして共産党議員をつくった。 
そんなことしても結局、中庸を心得た議員は自民党という大きな傘の下に集まって、そこで幾つかの政策グループに分かれて論争し、政策を競った。
それぞれが党として機能し、合従連衡があった。
野党はあったが、GHQ製の共産党や社民党に見るようにいずれ消えていくか精々盲腸的に残るくらいの存在でしかない。
だから日本の国会は派閥という名の多数党が政権運営をしてきたのが実像に近い。
それがGHQに魂を売った朝日や消えゆく野党には気に食わない。
派閥は悪だ、二大政党制がいいと吹き込み続け、国民をその気にさせて登場したのがあの”悪夢の民主党”だった。
政策もない、頭も悪い、統治能力もない。何が2大政党だというのが国民の判断だった。
だから自民はバカなメディアを恐れず健康な派閥を再建することを真剣に考えた方がいいように個人的には思っている。
この稿続く。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする