え~~、さてさて、
長らく引っ張ってまいりましたが、
無事、小説「雪の降る光景」の最終回を
アップすることができました。
この小説は、私にとっては、
他の小説以上の思い入れがあるので、
その思いを、しつこく語っていきたいと思います。
ここ数日、外では満月が綺麗に光っていましたが、
私は、満月が恐いという感覚があります。
月は綺麗だし、満月じゃないと素直に綺麗だな、と思うんですが、
男性でも女性でも、綺麗であまりにも整った顔つきの人を見て、
綺麗だな、とは思うけど、人間味溢れるあたたかな気持ちになれない、
というような感覚に似ていると思います。
いつ頃からそんなふうに感じるようになったかを考えてみると、
まだ小学校に入る前に、よく寝る前に読んでいた絵本の中で、
自転車で家に帰る時に出ていた月が、自分が家に帰るのを、
いつまでも見守ってくれている、という内容のものがあって、
その本を読むのが大好きでした。
その本では、「月が見守ってくれている」というニュアンスで、
けっして恐いものを連想するものではなかったのに、
いつの間にか私の中では、「月が行けども行けども追い駆けてくる」
というものに変わってしまっていたんですね。
今より感受性の強かった子供の頃は、
満月を見ただけで、全身鳥肌が立つような
感覚に襲われたことがあります。
あともう1つ、私が苦手なものは、人形やぬいぐるみ。
見たり、友人宅に置いてあるのは大丈夫なんですが、
自分の部屋に置けません。
なぜかというと、あの、目がダメなんです。
なんだか視線を感じちゃって、落ち着かないんですよね。
子供の頃に見た恐い夢か何かがトラウマになってるんでしょうか?
この小説の中では、「私」が最期を迎える時を
見届ける目として「満月」を表現しました。
それも、この世を怨んで死んで行ったユダヤ人の亡霊が
瞬き一つせず、「私」が死ぬのを待ち望んでいる目です。
良かったら、そんなことを踏まえて、
また読み返してみてくださいね。
長らく引っ張ってまいりましたが、
無事、小説「雪の降る光景」の最終回を
アップすることができました。
この小説は、私にとっては、
他の小説以上の思い入れがあるので、
その思いを、しつこく語っていきたいと思います。
ここ数日、外では満月が綺麗に光っていましたが、
私は、満月が恐いという感覚があります。
月は綺麗だし、満月じゃないと素直に綺麗だな、と思うんですが、
男性でも女性でも、綺麗であまりにも整った顔つきの人を見て、
綺麗だな、とは思うけど、人間味溢れるあたたかな気持ちになれない、
というような感覚に似ていると思います。
いつ頃からそんなふうに感じるようになったかを考えてみると、
まだ小学校に入る前に、よく寝る前に読んでいた絵本の中で、
自転車で家に帰る時に出ていた月が、自分が家に帰るのを、
いつまでも見守ってくれている、という内容のものがあって、
その本を読むのが大好きでした。
その本では、「月が見守ってくれている」というニュアンスで、
けっして恐いものを連想するものではなかったのに、
いつの間にか私の中では、「月が行けども行けども追い駆けてくる」
というものに変わってしまっていたんですね。
今より感受性の強かった子供の頃は、
満月を見ただけで、全身鳥肌が立つような
感覚に襲われたことがあります。
あともう1つ、私が苦手なものは、人形やぬいぐるみ。
見たり、友人宅に置いてあるのは大丈夫なんですが、
自分の部屋に置けません。
なぜかというと、あの、目がダメなんです。
なんだか視線を感じちゃって、落ち着かないんですよね。
子供の頃に見た恐い夢か何かがトラウマになってるんでしょうか?
この小説の中では、「私」が最期を迎える時を
見届ける目として「満月」を表現しました。
それも、この世を怨んで死んで行ったユダヤ人の亡霊が
瞬き一つせず、「私」が死ぬのを待ち望んでいる目です。
良かったら、そんなことを踏まえて、
また読み返してみてくださいね。