
この本には、日常いろいろな場面を
「算数的論理思考」で考える
方法が載っていて、すごく楽しいです。
でも、私が苦手とするのも、
この、「算数的論理思考」なんですよね。
たとえば、
AKBグループの「2ヶ月で7人卒業」は
多すぎかどうか、とか、
分数で割るとき、なぜ分母と分子を
ひっくり返してかけるのか、とか、
駅のホームで聞く、「黄色い線まで
お下がりください」は、黄色い線を
含むのか、とか
「ずつ」と「それぞれ」の違い、とか。
他にもたくさん、「算数的論理思考」で
考える、気になる日常の言葉や数字の
考え方が載っているんですよ。
でも、私が一番気になったのは、
今の教育現場では、そういう
日常の「算数的論理思考」の楽しみ方を
教えない、ということなんです。
興味のある方は、ぜひ一読を。