すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

軽度の認知症状

2007-03-19 19:48:01 | ひとりごと
 最近、父もキヨちゃんも何となく「初期の認知症状」を疑わせる事がある。まあ、天然のキヨちゃんの場合、判断は難しいのだが、最近とみに勘違いが多い。
 父に到っては、時々「幻視」「幻聴」があるらしい。まだおかしなことがあるという自覚があるから、完全な「認知症」ではなさそうだ。
 昨日久しぶりに体調が良かった父を、早番で戻った私が入浴させた。お通じもあり、食欲もひさしぶりにあった。
 「この分やと、父ちゃん、また元気になるな」
と本人も機嫌が良かったのだ。
 そして、本日は本人も
 「久しぶりに母屋に行きたい。」
というので、介助して母屋に。犬も猫も久しぶりの父に大甘え。私は安心して「夜勤の前に整体」に行く予定だった。
 ところが、いざ出掛けようとしたら、玄関で大声。行けば父が転倒している。自分一人では歩けないのに、一人で外へ出ようとしたらしい。
 よく聞けば「玄関にたくさんのお客がきた」との幻覚が襲ったらしい。
 そのまま、病院で「CT」とレントゲン。幸いただの打ち身だったが、痛みはひどく、鎮痛剤が必要なほどだ。メンテナンスが必要な腰で介助したため、私の腰も限界で、実のところ今から夜勤に行くのが不安である。でも、いじっちゃうと返って仕事中危ないので、今は治療できない。
 歩こうとしたということは、少しは元気になったということなのかもしれないが、痛み分け・・・である。もしふたりして、本格的な認知になったらどうしようかと考えてしまう。正念場だぞぉ~。


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コメント (3)
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