すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

トラップ???

2007-09-05 01:18:58 | うちのキヨちゃん
 キヨちゃんと暮らしていると、いろいろ驚かされるが、時々罠にはまる事がある。もちろん、本人には自覚がない。お客さんを庭先まで見送った僅かな時間に、鍵を掛けられた話は前に紹介した。そんな環境なのだから、トラップなど日常茶飯事だ。
 まず、電話が鳴る。私がその場にいたら、私がとるのだが、留守や近くにいなければ当然キヨちゃんがとる。
 外に出ているときに鳴ったとする。電話を正面からではなく反対側からとる。話した後、受話器を元通りにしてくれれば良いのだが、大抵は逆に置いてしまう。すると、今度とった私がコントのように受話器を逆さまにもってしまうのだ。
 もう一つ、外から急いでとったとする。キヨちゃんは畑仕事の最中だ。手を洗う暇もなく「もしもし」とやる。次にとった私が、泥をもらう羽目になる。
 洗い物の最中に電話が鳴ったとする。話し終えた頃には洗った物とそうでない物の境界線が曖昧になる。後で乾燥機の中から、カチカチに乾いてしまった汚れた包丁やマグカップと遭遇する事になる。これ、落ちにくいのだ。一旦乾いてしまうと・・・。
 先日こんな事があった。私は洗濯物を干していた。両親は食事中。電話が鳴り、彼女がとったものの、ひどく困惑している様子。どうやら、セールスの電話らしい。私が代わってきっぱりとお断りした。そして、私は豆腐を掴まされる事となる。
 教えて欲しい!どうやったら、受話器に豆腐がつくの???
コメント (6)
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