すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

キヨちゃん、大学病院受診。

2013-07-08 20:53:37 | うちのキヨちゃん
 キヨちゃんに限らず、何故かお年寄りは病院が好きである。大体、病院嫌いで困るお年寄りか、病院好きで困るお年寄りしかいないのではないかと思ってしまう。
 まあ、キヨちゃんの場合、医者の判断さえ間違ってなければ、やたらに薬を貰いたがったりしないので、その辺は安心だが、やたらと心配するというか、病気に酔ってしまうところがある。
 それはそれで、病気を見過ごすよりはいいと思うので、キヨちゃんが調べたいといえば協力するのは全然構わないのである。
 今日は、大学病院の眼科を受診した。右目の眼球に脂肪の塊が出来たのだ。これ自体は地元の眼科でも、
 「悪いものではないし、置いておいても問題ないですが、気になるなら取ってもいいでしょう。でも、ここでは出来ないので、大学病院で。」
と言っていた。だから受診。
 しかしキヨちゃんにしてみたら、「大学病院で無いと出来ない」病気・・・では?となってしまう。あれほど、ただの脂肪だといっても、
 「癌かも・・・。」
と言う始末。結局眼下ヘルニアという、「脂肪ですよ」というよりは納得のいく「病名」を貰ったので、一応納得したらしい(って同じなんだけど)。
 今朝は気になっていたのと、寝苦しかったので1時間おきに目が覚め、くりりんも同じ。結局朝は4時半スタート。ご飯を食べてちゃちゃっと玄関掃除して6時半に出発。くりりんは留守番しながらお片づけ。
 8時40分に病院について、それから検査。眼科の受診は予約していたといっても流石に大きい病院なので時間がかかる。しかも、今後手術を希望したので内科的な検査もすることになり、会計が終わる頃には14時をかるく過ぎていた。
 お昼は検査の途中で大急ぎでうどんを食べたが、さすがのキヨちゃんもお腹が空いたのか、久しぶりにうどんとおにぎりをぺろり。それで二人で笑ってしまった。
 病院の都合とあわせて、結局来月手術を予約した。簡単な手術で日帰りで出来るらしい。地元の病院で「取りたければとってもいいよ~」的な扱いで、キヨちゃんが希望したのに、
 「忙しいなあ。いけるだろうか。ほんで手術はしても大丈夫だろうか。」
と今度は自分が決めておいて、そんな事を言う。
 「・・・。別にやめたけりゃやめていいよ。」
 私がそういうと、それはそれで困るらしい。
 夜親戚から心配して電話があった。キヨちゃんは心配してもらって嬉しそうに、
 「電話もろた~。」
と言っていた。
 「心配ないって言うといた。手術はせないかんけど、簡単じゃけんって。」
と結局手術は「せないかん」にはなっていたが。
 まあ、気持ち悪い物は治しておいていいだろう。お付き合いしますわ、おか~さま。

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コメント (2)
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