昨日、宮崎監督の「風立ちぬ」を観てきた。実は最近テレビを観る事が少なくなった私は、情報がなかったのだが、くりりんが詳しくて早くから「観たい」と言っていたのだ。
公開前の番組宣伝の特集を二人で見て、少し情報があった。主人公 堀越二郎の声を当てた監督の庵野秀明さんだが、意外に・・と言っては失礼だが、とても雰囲気があった。寡黙で飛行機以外の事に無頓着な生真面目な性格に、押さえた演技がいい感じだった。
声優さんと俳優さん、タレントさん、色んな方がアフレコをするが、声優オタクだった私としては、やはり職人芸には職人芸のすごさがある。それは「画」がなくても、アフレコの声だけで十分伝わるからだ。
今回、堀越二郎の声が「画」なしで伝わるかは分からない。しかし、あの映像と彼の声はとても自然で素敵だった。
作品はゼロ戦の設計者の話である。世の中が戦争に突き進んでいく中で、ただただ「美しい飛行機」を作りたかった主人公。その末路を知っている現代の私たちには、とても切なかった。
同時進行する菜穂子との恋。ネタばれになることは書けないが、この二人の恋も切なくて美しく悲しかった。でも、くりりんと
「ふたりで観られて良かったね。」
と話した。静かに手を取り合いたくなる映画だった。
激しい慟哭も無い。ドラマは静かに進んでいく。大笑いするとか、大泣きするとかではなく、胸を打たれて涙がこぼれた。
是非劇場へどうぞ。
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公開前の番組宣伝の特集を二人で見て、少し情報があった。主人公 堀越二郎の声を当てた監督の庵野秀明さんだが、意外に・・と言っては失礼だが、とても雰囲気があった。寡黙で飛行機以外の事に無頓着な生真面目な性格に、押さえた演技がいい感じだった。
声優さんと俳優さん、タレントさん、色んな方がアフレコをするが、声優オタクだった私としては、やはり職人芸には職人芸のすごさがある。それは「画」がなくても、アフレコの声だけで十分伝わるからだ。
今回、堀越二郎の声が「画」なしで伝わるかは分からない。しかし、あの映像と彼の声はとても自然で素敵だった。
作品はゼロ戦の設計者の話である。世の中が戦争に突き進んでいく中で、ただただ「美しい飛行機」を作りたかった主人公。その末路を知っている現代の私たちには、とても切なかった。
同時進行する菜穂子との恋。ネタばれになることは書けないが、この二人の恋も切なくて美しく悲しかった。でも、くりりんと
「ふたりで観られて良かったね。」
と話した。静かに手を取り合いたくなる映画だった。
激しい慟哭も無い。ドラマは静かに進んでいく。大笑いするとか、大泣きするとかではなく、胸を打たれて涙がこぼれた。
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