すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

キヨちゃんのおつかいパニック

2013-07-24 20:53:17 | うちのキヨちゃん
 今日はくりりんが「親孝行旅行」から帰ってくる日だった。だから、その時間まで残業して頑張ろうと思っていたのだ。
 ところが、昼にキヨちゃんから留守電。
 「今日な~、病院行ったんよ。お薬外で(調剤薬局)もらうの大変じゃけん、院内で出してって頼んでな。ちょうど、近所のネエやんがおったけん、一緒にタクシー呼んだんよ。ほしたら、薬は取り寄せがあって、12時過ぎなんだら届かんて言うけん。待てませんって帰ってきた。娘が夕方か明日の朝か取りに来ますと言うてある。病院6時半までじゃけん。すまんけど、行けたら取りに行ってくれるか~?ほんで、買い物も何にもできてない。」
 (なぜ院内かと言うと、その病院は近くに調剤薬局が無く、私の車ならいいのだがキヨちゃんの場合、自分でバスに乗って行くか、途中下車するしかないのだ。他の病院や前の病院は隣にあったのだ。)
さらに、ダメ押しの電話が午後仕事中にある。取ると同じ内容。これはもう行けでしょう。
 とにかく、大忙しの仕事をバタバタと片付けて、精一杯やっても仕事が6時前までかかった。車に向かいながら病院に電話。
 「すいません。○○キヨ子の娘です。お薬を取りに行きますが、30分ほどかかります。」
 「え~と、うちは6時までですが。」
・・・・。おい、キヨちゃん。
 「でも、2階の詰め所に預けておきますから通用口からどうぞ。」
 親切な看護師さんがそう言ってくれたので、とにかく急いだ。途中くりりんからメール。30分くらいバスが早く着くみたいとのことだが、待たせたらごめんとほぼ平かなで返した。ま、急いでいたので。
 病院についてお薬を貰うと、何だか少ない。よく見るとキヨちゃんと一文字違いの他人の物だ。
 「あの・・・キヨ子です。」
 「え?ちよこさんじゃなくて?」
となり、それから更に確認作業。ようやく薬が届いたら、1包化されてないわ、薬は増えているわで、更に確認作業。そうなのだ、今まで院外だったので1包化は伝わってなかったのだ。
 結局、薬の1包化を頼んで、明日取りに行く事になった。えっと、この時間ロスは何のため・・・。
 まあ、痛みわけでくりりんを早く迎える事はできた。家に帰ってキヨちゃんに事情を話すと、
 「仕事精一杯頑張った上に、ほんまに大変だったなあ・・・。」
とねぎらってくれた。
 ん?ってか、キヨちゃんの用事じゃないか???


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コメント (2)
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