すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

ふと、老後を思う時

2022-07-27 21:06:00 | ひとりごと
 この仕事をしていると、否が応でも自分のこれからを考えさせられる。流石に若い時はそうでもなかったが、徐々に「老後」が見えるようになると、早いうちから準備をした方がいいのだろうな・・・と考える。
 「子供がいたって当てにはならないよ。」
と子供のいる人は言うけれど、やはり、いればその子たちが良くも悪くも何とかしてくれる・・・と思うのである。
 先日ふと保険の見直しをしようかと思いついた。別に保険金殺人が起きるような、大きな保険に入っているわけでもないが、逆にこの些細な掛け金が、今後まだ払えるのか?と考えたりする。
 キヨちゃんの事もあるし、仕事を定年退職までとは考えていない。なので、普通にお給料が入らない生活も考えられるわけで、その時の掛け金は「惜しい」。
 で、保険を見直すために郵便局で話を聞いてもらっている時に、ふと気になった。
 独身時代、保険金の受け取りはキヨちゃんにしていた。しかし、よほどのことが無い限り、この先キヨちゃんが私の死亡保険を受け取ることは無いだろう。で、くりりんに変えるわけだが、逆はどうなのだ?と考えた。
 私たちには子供がいない。もし私が死んだら、くりりんが受け取る。そしてくりりんが死んだら、くりりんのお金は兄弟とか甥っ子とかに行くのだろう。
 でも、年齢準備くりりんが先に死んで、私が受け取った場合、私の死亡保険は誰に行くのだ?
 それを聞くと、保険金と遺産とは考え方が違うのだということが分かった。つまり遺産なら、順番に血縁を手繰っていって相続させるが、保険金はある程度の所で止まり、後は相談とかなんとか・・・。
 ということは、自分が残したい相手をちゃんと決めて変えておかなくてはならないのだろうな。
 そして、そのためには「自分が正気のうちに」色々手続きをするとか、後見人や保佐人を決めておかなくてはならないのだろうな・・・と。
 ま、死んじゃえば、どうでもいい事だけど・・・。


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コメント (3)
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