すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

キヨちゃん不調

2014-01-19 19:10:29 | うちのキヨちゃん
 元気印のキヨちゃんだが、歳のせいかちょくちょく不調を訴える。前から時々足の痛みはあったが、持病もあり、少しすれば回復したので本人も気にしていなかった。
 ところが、今回はしつこく、シャープな痛みの様で足を引きずってしまう。そこで昨日受診をしたら坐骨神経痛とのこと。
 それ自体はそれほど重いものではないのかもしれないが、本人が今まで元気だっただけに、動けないのはショックである。
 昨日も今日も安静にしているが、それでも私の留守中食事の用意や洗濯物の取り入れなど、どうしても動いてしまう。
 そのせいか、寒さのせいか、今日は血圧も高い。
 いつまでも元気でいて欲しいが、元気で何もかもこなすキヨちゃんのままではないはずだ。今後のことを真剣に考える時期かもしれない。

 *今日のお弁当



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リハビリ中のお弁当

2014-01-18 21:40:08 | ひとりごと
 参った・・・。右手の術後の動きが悪い。痺れは術前と変わらないし、術後なので力を入れる事が出来ないので、包丁をまだ十分に扱えない。
 パソコンを打つのは痛みもないので、仕事には支障が出ていないのが幸いだが、例えばお風呂のお湯をかき回すために棒を動かす程度の事で、指に電流が走るような痛みがある。服の脱ぎ着でも指を引っ掛けるととんでもない。
 私の中では、元凶である部位を切って解放した途端に痺れは嘘のように無くなる・・・と思っていた。勿論、切ったり縫ったりするのだから、当分は不自由な痛さがあるとは想像していたが、思いがけない痛みと不便さで困惑している。 
 これで痺れが治らず、痛みがこの状態なら前より悪いじゃないか。大丈夫かな・・・。

 で、リハビリ中のお弁当はなかなか大変である。
*昨日のお弁当



*今日のお弁当



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私の新年会

2014-01-17 21:54:40 | ひとりごと
今夜は会社の新年会だった。
残りの御馳走を持ち帰って、くりりんと二次会。
くじ引きでは米をゲットした。
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キヨちゃんとくりりんのお誕生祝い

2014-01-16 20:43:02 | ひとりごと
 今日私は抜糸した。抜糸してしまえば、何でも出来ると思っていたのだが、使わなかった1週間の間に思うように動かせなくなっていた。指もだが、手首が動かすと痛む。勿論、久しぶりに包丁を持ってみたが、圧を加えられない。しばらくはリハビリが必要だ。
 さて、今日は私も抜糸したし3人揃っていることもあまりないので、前倒しでくりりんとキヨちゃんのお誕生日をお祝いした。
 くりりんに何が食べたいか聞くと、
 「がっつり肉が食べたい。」
と言う。そこで一緒にお肉屋さんに。庶民にとっては「いい部類」のお肉を2種類。
 「1キロくらい食べられるけどな・・・。」
という声は当然無視。300グラム購入。
 キヨちゃんは普段あんまり肉を好まないので、サーモンも買った。



 しかし、柔らかくて美味しかったため、キヨちゃんも今日はぺろりと平らげてくれて、すごく嬉しかった。
 食事が終わってからプレゼントを渡した。キヨちゃんに似合うと思う可愛い時計。



 見よ、この笑顔。



 そして食後のデザート。



 キヨちゃんは感謝の言葉を言って、
 「父ちゃんおったら喜ぶのに。くりちゃん、これからも頼むね。」
と初めから泣きだしていた。
 キヨちゃんおめでとう。くりりんおめでとう。これからもよろしくね。


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嬉し恥ずかし混浴???

2014-01-14 21:47:13 | ひとりごと
 私が手を手術することになった時に、とにかく水が使えないし片手だしで、1週間をどうするか相談していた。大抵のことは片手で出来ると思っていたが、やはり不便なものだった。
 私の元担当様で脳梗塞後遺症で片麻痺の方がいた。その方は片手で主婦もこなしていたのだが、その人が入浴する時はボディブラシを使って身体を洗い、足の裏はブラシを置いて足を擦ったりするのだと言っていた。しかし、健側の腕だけは洗うのに困ると言われていた。
 実際やってみたら本当にそれは難儀だった。脇に挟んだり足に挟んだりして腕の方を擦りつけても、十分に力が入らない。
 シャンプーは片手で出来るが、長い髪をそのままに出来ないので、浴槽に入る時は束ねるのだが、これは片手では無理だ。
 それで、まだどういうものか分かっていない時期に、相談をしているとキヨちゃんが、
 「あんたら夫婦なんじゃけん、一緒に入ってくりちゃんに洗うてもろたらええでえ。」
と言いだした。
 「え~!ほれはちょっと恥ずかしい。」
と私。
 別にぶりっこ(死語)しているわけではない。夫婦で入浴が恥ずかしいと言うより、夫婦でも見たくない見せたくない事もあるのだ。ま、例えば無駄毛の処理とか・・・。
 それでも背に腹は代えられないので、そうして貰う事にしたのだが、その矢先にくりりんはインフルエンザに。だから、最初の二日はキヨちゃんが手伝ってくれた。
 さて、くりりんが回復してからついに「嬉し恥ずかし混浴」がスタートしたのだが、これがなかなか難儀だった。もちろん、介護しているくりりんの方が難儀だろうが、自分の手ではないもどかしさが私にもある。
 そして、うっかりしていたのだが、男の人は髪を結わえるなんてことをしたことがないのだ。だから、髪をまとめるなど出来ないのだ。
 「えっとねえ、お菓子の袋とかを輪ゴムでくくる感じでいいよ。」
と説明してみたが、加減が分からず数秒で髪は崩れて行き、あっという間に「お化け」である。
 そして、くりりんにはしばらくする必要がなかった「シャンプー」である。男性の洗い方はみんなあんな感じなのか分からないが、見事に髪の毛がからんでしまうのだ。
 女性がみんなどうかもしらないが、私は地肌をしっかり洗って、髪はごしごし洗わず流す。けれどくりりんは髪もしっかり「円を描くように」洗ってくれたので絡んだのだと思う。
 そんな混浴も明日が最後だ。これもまた、いい思い出かな??


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くろべえの出入り口

2014-01-13 18:14:55 | うちのキヨちゃん
 うちのくろべえは元々は私と寝ていた。しかし、結婚して離れに暮らし始めてからは、キヨちゃんと寝ている。
 くろべえは自由にしているので、自分の食べたい時に食べたいと訴え、出たい時に出たいと訴える。リュウなら無理ならあきらめるが、くろべえは通すまで訴え続ける。
 さて、困るのが夜中に出入りすることだ。私と寝ていた時も、夜中に出たいと訴えて窓から、もしくは裏口から遊びに行く。そして戻ってきたら、窓口で、
 「帰ったよ~。」
と鳴くのである。
 しかしキヨちゃんの場合、耳が遠いのでなかなかうまくいかない。出て行く時は近くで鳴いたり物を落としたり(私の時は、小さいものから最後は頭の上に目覚まし時計を落とそうとした)して、絶対に起こす。問題は帰りである。耳の遠いキヨちゃんの枕もとに外から鳴いても絶対聞こえない。
 そこで学習したくろべえは、行きはキヨちゃんを起こし、帰りは離れの私たちを起こす。で、私たちが中へ入れてやるのである。
 さて、ゆうべも明け方近くにくろべえは戻ってきた。その話を朝キヨちゃんがする。

 ゆうべお前らんとこに来たか?
 やっぱりか。母ちゃん何時やったかな、起こされたんじゃ。
 初めな、鳴っきょってな。ほれから(出窓の)おもちゃ(飾りのミニチュア)を落とし始めたんじゃ。
 あ~出ていくんじゃな~と思うて 窓開けたのに寒いけん出ていかんのよ。
 母ちゃんも寒いけん 知らんん顔しとったら、また物を落とす。
 また、窓を開けるのに出て行かん。 
 寒いけん、母ちゃんも腹立ってきてな。
 くろべえ ええかげんにせえよ 寒いけん早う出て行けやってな。
 体押したらびくともせん。
 母ちゃん、網戸にしとったわ。
 ほりゃ~出て行けんわな~。母ちゃんが悪かったごめんよ~って言うたんじゃ、アハハ。

 くろべえには気の毒だが、朝から大笑いの我が家であった。

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病欠後と術後の初仕事

2014-01-12 22:02:32 | ひとりごと
 インフルエンザから復活したくりりんと、術後休んだ私が、今日は揃って出勤した。
 くりりんの昼のメールでは、外勤ではなさそうだったので少し安心した。
 私は休んでいる間の仕事の整理から入って、認定調査へ。手の包帯が派手なので絶対会う人に聞かれるはずで、それならと指の出るタイプの手袋を用意していたが、考えてみたら手袋をしたままでは今度は失礼なので、結局そのままで仕事した。
 なので、会う人ごとに聞かれる始末。しかも、不便で痛い。パソコンは問題ない。指は使っても傷口には響かない。しかし、車のキーを回すとか、ドアノブを回すなどの捻りがいけない。歯磨きですら、蓋を開けるのも絞るのも磨くのも左である。
 とにかく力を加える作業は出来ない。うっかり立ち上がる時に右手を軽くつくなんてもってのほかだし、正直トイレで下着を下すのも辛い。
 十分気をつけて仕事をしていたが、昼過ぎには保護フィルムが包帯の下からでも外れてきたので、仕事が終わってから病院に直行した。
 事前にキヨちゃんに電話で説明はしていたが、手を使いすぎだと叱られた。
 しかし・・・。仕事だけではない、手を使わずにって難しい。

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手術の話

2014-01-11 14:19:28 | ひとりごと
 何とかパソコンが扱えるようになったので、これまでの話を。
 私の手術は9日に決まっていた。利き手ではあるが、簡単な手術とも聞いていたので自分で行って帰ってきても大丈夫くらいに思っていた。
 しかし、前回注射をした時にとんでもなく痛くて運転どころではなかったので、今回の手術はくりりんのお休みに合わせて組んでもらっていた。
 ところが、7日の朝からくりりんは高熱。その日のうちにインフルエンザが発覚。すぐに私は母屋に荷物を移して、くりりんと家庭内別居がスタートした。とにかくキヨちゃんにうつすわけにいかないし、私も仕事柄会社に持ち込むことも許されない。
 火曜日はとにかくマスクをして出社し、
 「すいません。主人がインフルエンザになりました。感染してないとは思いますが、マスクをして十分気をつけます。」
と各部署の上司に報告した。
 そして、家ではアイスノンを持って行ったり、食事や水分を運んだり熱を測ったりとお世話が続いた。幸い薬も効いて二日目には熱も下がり。3日目には平熱になった。が、しかしである。手術の後私は自分のこともろくに出来ない状態が一週間続く予定だった。その間、くりりんがサポートするはずだったので、キヨちゃんはパニック状態で前の記事の通り。
 すると、親友ナースが事情を聞いて、
 「私ちょうど9日に代休を取る予定だから、取れたら私が送ってあげるわ。」
と言ってくれた。友人は有難い・・・なんて、月並みな言葉では足りない。ここまでしてくれる人もないと思う。そして、あつかましくも私はその言葉に甘えることにした。
 手術は準備なども含めて1時間以内の予定。オペ自体は20分くらいと聞いていた。手術着に着替えて寝台に横たわると、腕から指先までを丁寧に消毒する。
 「緊張してる?」
 「はい。」
 「痛いことする時は言うから今は大丈夫だよ。」
先生は笑いながらそう言った。
 左手には点滴をするのだが、若い看護師さんはラインを取るのが下手だった。私はどの医者にも褒めてもらえるほど血管がよく出ていて、今まで点滴に苦労したことがない。それが、刺した時から痛いな~と思っていたら、案の定液漏れし刺し直し。
 さて、右手はというと消毒の後網目状のカバーをした上で手術部分を切り裂いた。何が痛いって、手術前の麻酔を掌に打つことだ。ただ、前回の手根幹症候群の注射よりはましだった。刺した瞬間ぐっと言うほど痛みがあったが、次第に効くのか慣れるのか痛みは薄らぐ。しかし油断していると最後に中指に電気が走るような痛みが走った。
 その後は、先生が押していることは分かるが切っているのか触っているのかも分からない状態。ただ、靭帯を切ったであろう時は、バッチンという音が鮮明に聞こえたので、
 「先生バチンって切った音ですか?」
と聞く。
 「そう、かなり固くなってたからね。普通はそんな音しないよ。」
と後で言われた。しかも、
 「手首の骨もね、結構痛んでるよ。」
とのこと。
 「老化ですか?」
 「・・・ふっ、うん。」
 「・・・・あ。」
 それから親友ナースのサポートで無事家に帰ってきた。本当は昨日は仕事の予定だったが、まともにパソコンを打ったり字を書ける状態でなかったので、上司に電話してお休みを貰った。
 そして、今日消毒。経過はイイらしいがしびれはまだ全然改善しない。抜糸の16日までは不便が続く。
 それでも、今日からくりりんとの別居生活を解消なので、お昼にくりりんはお風呂を済ませて待っていた。私は戻ってからとにかく洗濯と掃除である。リネンは全部換えたいし、そこらじゅうをアルコールで拭きたくもあった。そして、今その作業中である。
 さて、明日はちゃんと仕事しなきゃ。


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手術終了

2014-01-09 17:50:11 | ひとりごと
無事に手根幹症候群の手術が終わった。利き手なので不便。詳細はパソコン使えるようになってから。
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キヨちゃんパニック

2014-01-08 20:34:30 | うちのキヨちゃん
 うちのキヨちゃんは元気な年寄りだが、メンタルが弱い。
 さて、昨日の話である。くりりんがインフルエンザにかかってしまい、キヨちゃんはキヨちゃんなりに、あれこれ思い悩んだのだろう。
 まず、私の手術前である。本当はくりりんが私をサポートするはずだったが、出来なくなった。私がくりりんの世話をするのだが、手術をしたらそれも出来ない。そんなあれこれが心配だったのだろう。
 私が家に着いた時は普通だったのだが、私がお風呂から出てきたらまったく会話が成立しなくなっていたのだ。
 くりりんに夕飯を届けようと思い、まずすりリンゴを作った。それからキヨちゃんの作った物を運ぼうと思ったのだが、
 「母さん、くりりんに何を持って行ったらいい?」
すると、
 「くりちゃんもう食べたん?」
と言う。
 「いや、だから何を作ったん?」
 「へ~ありがとう。」
こんな感じで始まった。
 そこから、頓珍漢ワールドである。
 「だから、母さんは何を作ったん?」
 「作ってない。」
 「おかしいだろう。ほんなら私と母さんは何を食べるの?」
 「もう食べた。」
 「いやいや、食べてないし。」
 「食べた~。」
 「まだでよ。しっかりしてよ。」
 「ほ~、ありがとう。」
 これは参った。とりあえず、くりりんにご飯を届けて状況を伝え、それから母屋に戻るとすっかり炬燵も何も消して布団に入っている。ご飯は食べず薬は飲んでいる。
 そこからキヨちゃんを起こして、とにかく夕飯を食べさせた。しかし、今度は飲んだ薬を飲もうとする。
 「母さん薬は飲んだろ。」
そう言うと、薬のカレンダーを指差して、
 「いっぱいある~。」
 「いや、あれは明日からの分。」
 この状況、思い当ることが3つあった。一つは認知症。一つは飲酒。そして一つは一過性の脳貧血。というのも、以前同じような症状で救急搬送したことがあったからだ。それこそ、父が酩酊を疑ったが、脳貧血だったのだ。
 いくら話してもかみ合わないので、もしかしたら心配のあまりパニックになったか、認知症を引き起こしたかと真剣に心配した。第一飲酒だとしていつそんなになるほど飲んだのだという事になる。
 親友ナースに話したら、
 「今から行くわ。」
と言ってくれた。
 しかし、その後足元もおぼつかないままトイレに行ったキヨちゃん。心配して駆け付けると戸が開いたままで、覗いた私に笑いながら、
 「か~ちゃん、おしっこ~!」
と万歳したのだ。あ・・・これは、酒だな・・・。
 「母ちゃん何か飲んだ?」
 「へ~?う~ろんひゃ~(ウーロン茶)飲んだ。」
・・・。ウーロン茶のはずはないだろう。
 「焼酎か?」
 「うん。」
 「どのくらい?」
 「杯半分。」
 そこから何を聞いても頓珍漢なので、今朝になって話をした。少し心配もあったが、朝、
 「母ちゃん昨夜飲みすぎたな。」
という一言で心底ほっとした。
 「どのくらい飲んだ?」
 するとキヨちゃんは自分の大きな湯呑を指差して、
 「これに半分。」
・・・どこが杯じゃ・・・。

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