Dream Gate ( 中野 浚次のブログ )   

本日はようこそ開いてくださいました!お芝居のことグルメを語ります!


          

京都・イノダのコーヒー

2009-12-08 | グルメ



「私の朝は、イノダのコーヒーから始まります。もう、長い間の習慣で、イノダのコーヒーをのまないことには、一日が始まりません」

京都の或る商家の老主人が、そう言ったそうです。


「イノダのコーヒー」の旨さは、日本人の舌に合う旨さだということだけはわかる。
私も京都へいくたびに、かならず一度はイノダに立ち寄る。
コーヒー好きで有名だった池波正太郎さんが『むかしの味』(新潮社)にそう書いています。

わたしは、堺町通りにあるイノダの本店に一度だけ行った。
今でこそ珍しくないが、酒蔵を改造したクラシカルなカフェ。それだけでも当時は人気があったようです。


本店のほかに、いくつもの支店を出していますが、どこへ行っても、本店と少しも替らぬコーヒーをのませてくれます。
わたしが頻繁に利用するのが、京都駅地下にあるポルタ店(↑画像)。

後述の清水店には2~3回ほど行ったことがあります。
清水寺へ向う産寧坂にその支店があるのですが、青龍苑の中にあって、庭の眺めがすこぶるよろしい。
京都では、おススメのスポットです。
それにステンドグラスからは、やわらかい光が射し込むなど、老舗の格調が看てとれるのです。






イノダのコーヒーは格別に特種な味わいがするのではない。

しかし理屈なしに旨い。

いつ来ても、この店のコーヒーは旨い。

この日はブレンドコーヒーとフレンチトースト。
トーストのこの厚み!! それでいてサクサク感は抜群!!




           「イノダ」のコーヒー豆は仕入れ、その挽き方、いれ方、出し方。
           これが、いまや一つの伝統になってしまった感じがするのです。



 



      ↑画像は「イノダコーヒー」のグッズ。
      蒐めています・・ワタクシ。いまのところ2点だけですが・・・(←コレ、お店でくすねて来た
      のではありまシェン!!)。


       ● 京の朝食 ●





二日目。
京のホテルで朝寝坊して、朝食をとらずに「イノダ」の清水店に直行。

定番モーニングは、京の朝食(1050円)をオーダー。

コーヒーはアラビアの真珠、
フレッシュオレンジジュース、焼きたてのクロワッサン、プレートにはふわふわのスクランブルエッグ、
サラダはアスパラやポテトサラダなど。
そして、ボンレスハムが絶品だ。
ほどよい塩加減、やわらかさ。
なんでも湘南・茅ヶ崎にあるハム工房ジローに保存料を使用しないよう特別に発注しているそうです。

サラダは別添えの「イノダオリジナルドレッシング」をかけていただきました。



   やっぱり、「平塚」は湘南じゃない!!

   
「イノダ」のボンレスハムが湘南は茅ヶ崎のハム工房でつくらせていると、お話しました。
そうです。茅ヶ崎はあきらかに「湘南」です。なにびとも否定しません。
では「平塚」はどうなんだ?  ということです。

中西哲生さんが出演している「サンデーモーニング」(TBS 12月6日放送)で、またまた「平塚」が話題になりました。
ことの発端は、J1に昇格が決まった「湘南ベルマーレ」のサッカーチーム。
元は「平塚ベルマーレ」だったのが、最近「湘南ベルマーレ」に改名しました。
(画像は「湘南ベルマーレ」のイメージキャラクター)

出演していた大沢親分「平塚は湘南じゃないよ!! だれが改名したんだ!!」

中西哲生さん「平塚は湘南じゃないですか!!」

時間枠がありましたので、喧喧囂々にはなりませんでしたが、またもや「平塚」の湘南論議が再燃しました。

祇園の鮨「まつもと」のご主人は平塚出身。詳しいことはこちらを見てください。

「どうして、そんなに平塚にこだわるの?」

ワタクシって、そうゆう”キャラ”なんです、とだけ申し上げておきましょう。

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