難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性患者に頼まれて殺害し
たとして医師2人が今月嘱託殺人罪で起訴された、女性は病気に
苦しみSNSに安楽死を望む書き込みをしてたいうが日本では安楽
死(積極的安楽死)は認められてない。
この事件に関しては「もし安楽死が合法だったら私も書類にサイ
ンしていたかもしれない」「生きて苦しむか、死んで苦しみから
解放されるかの二者択一に陥り思いつめたのではないか、病を抱
えながら充実した生活を送る第三の選択肢、患者同士の交流があ
れば結末は違ったのではないか」という同じ病を抱えてる二人の
体験談が掲載された記事が印象に残ってる。
10年前に亡くなった私の父は晩年、気管切開をして人口呼吸器
につながれ、手にはミントがはめられた状態、痰がつまらないよ
う数時間ごとに痰を吸引、最後に対面したときは苦悶の表情の父、
さぞかし苦しかったのではと今でも延命治療を選択したことを後
悔してる、私自身72年も生きてると多くの死を見てきた、安ら
かな旅立ちが理想だけれど、私の経験ではそういう人は極めて少
なかった、賛否両論あるかと思う、しかし最期に苦しみから逃れ
る選択肢があってもいいのではないかと私自身は思っている。