劣等感というのは誰でも持つ感情で劣等感を持ってる人のほうが
持たない人より、はるかに多いことは確かである、容姿、貧困、
学歴、職業など、あるゆる現象が劣等感の暗い穴で私たちを引き
ずりこもうとしている。
本当はこんなものないほうがいい、どちらかというと自分に責任
のないことで苦しめられることが多い、経済的貧困や肉体的条件
がそうだ、ただ劣等感というものは個人差の大きい心の働きの問
題でもある、例えば若い頃は劣等感で悩んでたことが齢を重ねる
にしたがって気にならないということがあるものだ。
例えば何かの点で人より劣ってて、自分は駄目だと感じたときは、
まず人と比較するのをやめたほうがいい、要は自分に自信が持て
ないから悩むわけだが、その基準はどこにもない、他人と比べる
のをやめると楽な気持ちになる時がある、劣等感は心の働きの問
題、自分だけに都合のいい人生などあるはずがない、逆に劣等感
をバネとして生きることこそ大切なのかもしれない。