読売新聞の「人生案内」相談者は60代主婦、定年退職した夫
は毎日テレビを見て過ごしている、そのくせ、洗いものの水は
こまめに止めろ、あそこが汚いなどと口うるさい、文句を言わ
ない日はなく、自分の家なのにくつろげない、こんな老後が続
くかと思うとゾッとする、姑化した夫にうんざりという内容で
あった。
この相談について回答者は定年退職後の夫は多くの部下を失っ
て家庭で指示命令できるのは妻一人、夫の上司化である、黙っ
ていては夫は変わらない、長年の働きに感謝しつつこれからの
後半の人生に夫に対する希望を、たとえ一騒動があったとして
も話しましょうという回答だった。
私の場合定年退職前に妻から家事の分担についての希望があっ
た、1年間は助走期間で教えてもらうことが多かった、そのお
かげで今では食事については1週間の交替制で10年間経過し
てる、そのほか部屋、トイレ、風呂の掃除と役割分担を決めな
がら今までやってきた、やはり妻が上司と思い、指導されなが
らやってきたことが少なからず、夫婦円満につながるような気
がする。