団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

コロナ禍の1年を振り返って

2020年12月30日 | 生き方

もうすぐ2020年も終わろとしている、新型コロナウイルス

感染拡大で社会の存在も歴史すらも変わるような年だった、

さにコロナで始まりコロナで終わる1年といえるだろう。

 

コロナで日常が変わった人も大勢いるかと思う、私自身は定年

退職後人との交流は激減したので日常生活が変化したという実

感は正直あまりない、ただ春に母が亡くなったことが私にとっ

て大きな出来事だった。

 

2年前に認知症になりひとり暮らしから高齢者施設に入居、そ

大腸がんに罹患、亡くなる2ヵ月前は痛みで苦しんだもの

の最後は病院で静かに息を引き取った、コロナ禍で身内だけの

葬式、その後手続き関係で、市役所、銀行、年金事務所、法務

局と駆けずりまわり、空き家となった実家の解体、売却とあわ

ただしい1年であった。

 

母が亡くなっての喪失感と葬儀、実家の処分を完了した解放感

心の中で何度も往復するなんともいえない気持ちが渦巻いた

この1年、世の中が大きく変わった2020年、決して忘れら

れない年になると思っている。