京都にある直指庵というお寺には悩みなどを自由に綴ってよい
ノートが置いてあって寺を訪れる多くの人がそこに文章を書い
て自分を見つめるそうです、これまで書かれたノートの冊数は
5千冊ほど。
誰が読むかわからないし、書いたからといってリアクションが
あるわけでもない、それでも、それぞれの人が思いを言葉にし
て書いていく、書いた人には誰かに読んで欲しい、誰かに伝え
たいという気持ちもあるのだろうと思います。
これは作家の星野智幸氏が「言葉の力」と言うテーマで講演し
たときの内容である、私が共感できたのは私自身、自分の本心
を探りながらブログを通じて自分の人生観を伝える、それは誰
かに読んで欲しい、誰かに伝えたいという思いがあるからで、
お寺にあるノートに書く人と同じ気持ちで誰の心にもあるよう
な気がする。