「私は力だ、力の結晶だ、何ものにも打ち克つ力の結晶だ、だ
から何ものにも負けないのだ、病にも運命にも、否あらゆるす
べてのものに打ち克つ力だ、そうだ!強い強い、力の結晶だ」
これは昭和の実業家、思想家である中村天風氏(1876~1
976)の著書「運命を拓く」のなかの言葉である、運命も健
康も自分の心の思い、考え方でよくも悪くもなる、言葉は人生
を左右する力がある、積極的な言葉を使う習慣をつけよう、例
えば頭が痛い、耳が痛い、痛いのは痛いでいい、そのあとがよ
くない、痛くてしょうがない、もうだめだ、これがよくない、
消極的な言葉だと斬り捨ててる。
天命はどうすることもできない、男に生まれた、女に生まれた、
現代に生まれた、昔に生まれた、しかし宿命は人間の力で打ち
開いて行くことができるという天風氏、大リーグで大活躍の大
谷翔平が愛読してる理由がわかるような気がする、きっと自分
を鼓舞するためにも必読書なのだろう。