「群れの中の一匹の羊より、孤独な狼でありたい」は蝉しぐれ、
たそがれ清兵衛等で知られる人情小説家で有名な藤沢周平氏
(1927~1997)の言葉である、人生の本質はつらく、
人間は孤独であると自らの体験から出た人生観である。
また「生きている痕跡をだんだんに消しながら、やがてふっと
消えるように生涯を終えることが出来たら、しあわせだろうと
時どき夢想する」という言葉を残している。
郷土山形県鶴岡市をこよなく愛しつづけた藤沢周平氏、彼の人
間性が下記の藤沢家の6ヵ条に如実に表われており私にとって
共感できる大切な言葉である。
1 普通が一番
2 挨拶は基本
3 いつも謙虚に感謝の気持ちを忘れない
4 謝るときは素直に非を認めて清く謝る
5 派手なことは嫌い、目立つことはしない
6 自慢はしない