ある雑誌に掲載されていた一人暮らしのシニア女性の投稿記事、
御主人を亡くして20年以上たつ人、独身を通した人、持病を
抱えながらも前向きな生き方をしている人、60代、70代、
80代の女性の声を集めてみた。
■主人が亡くなって22年、その間、タンスや扉の金具を直し、
網戸や障子も張り替え、陶芸でいろんなものをこしらえました、
天国の主人に「どんなもんだい」と言ってやりました(76歳)
■独身を通しました、何か才能があるわけでもなし、自分の出来
ることを地道にし、美しいものを見て、おいしいものを食べて健
康でいられることに感謝しています(81歳)
■5年前に母を、一昨年に父を見送りました、少しずつですが、
父の物の片付けをしているところです、昨年夢だった鉄印帳の旅
を始めました、今年は宿泊旅に挑戦しようと思います(63歳)
■「二人もいいけど一人もいいよ」が私のスタイルです、山行、
パッチワークなどやることがあり、仲間がいます、明日のことは
くよくよせず、今できることをしたいです(78歳)
■来年、主人の二十三回忌を行う予定です、私も入退院を繰り返
すようになり、元気でできるかどうか、健康には注意して最後に
なるであろう法要を営みたいと願っています(76歳)