団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

定年後に友人と呼べる人は

2020年10月17日 | 定年後の生活

ある雑誌の「シニアの生活意識調査」によると友人の数の平均は

60代で15人、70代で18人、会社時代の同僚との付き合い

は激減したかわりに地域に友人ができたという声が多かった。

 

どれだけ実態を反映してるかは定かではないが、私からみると、

予想以上に数が多いのに驚いた、地域に友人ができたというけれ

ど、現実問題として簡単なことではない。

 

友人はいたほうがいい、かといっていなくても生きていける、心

理的負担になるような友人ならいらない、日々人間関係は変化す

るものだし永続的に保証された友人関係はないものだと私は思っ

ている。

 

さらに今はネットの時代、わからないことがあればネットで検索、

情報源にアプローチでき解決することが多い、逆にネットがなか

ったら、きっと友人を求めもっと濃密な交流ができたのかもしれ

ない。

 

確かにリアルな世界でのふれあいも大切であるが、今は便利な世

の中、ひとりで楽しめるものが多い、だからこそ煩わしい交流で

あれば友人にこだわる必要などないというのが、定年後もうすぐ

10年、私の偽らざる心境である。

 


年金世代にとって医療費の出費は大きい

2020年10月16日 | 健康

老化というのは刻々と変化している、年とともに何かしら病気に

なるし障害も起きる、長く生きれば生きるほど病気も多くなって

いく。

 

一人あたり一年間にかかる医療費を見ると、60代前半で35万

円、60代後半で45万円、70代前半で61万円、70代後半

で77万円、80代前半で92万円と個人差はあるものの高齢に

なればなるほど医療費の負担が増えることは間違いない。

 

 

自己負担は3割、2割、1割と高齢者でも負担割合は違うものの

入院という事態になれば出費は多くなる、年金世代ならではの出

費でどの家庭でも多くなりがちなのが医療費だということを覚悟

する必要がある。


幸せを感じる心

2020年10月15日 | 幸福

「幸せを手にいれるんじゃない、幸せを感じることができる心を

手に入れるんじゃ」「生活と人生は違う、質素な生活豊かな人生」

ザ・ブルーハーツで一世を風靡したミュージュシャンの甲本ヒロト

さんの言葉である。

 



人は何かが足りないと不幸せだとか不幸せなのを環境のせいにする

しかし幸せを感じることができればそれで幸せ、自分の心次第とい

うメッセージのような気がする、この甲本さんの言葉は相田みつを

さんの言葉と相通じるものがある。



 

「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」、そして幸せの多く

はふだん当たり前だと感じてることのなかに存在する、意外とそれ

に気づかない、幸福感は根拠のないもの、根拠がなくても実感でき

ればそれが幸福の本質かもしれない。



実際心の持ち方ひとつで世の中の景色がずいぶん違って見えるもの、

例えば円満の心をもってみれば円満にみえるし、不満の心をもって

みれば不満にみえる、そう考えると確かに幸せを感じる心は自分の

心次第ということになる。

 

 

 


結婚と人生は似ているかもしれない

2020年10月13日 | 夫婦

夫婦といえども元は他人、問題がない時はお互いに穏やかな気持ち

で生活していけるが、何か事が起こると今までの真価が問われてし

まう、そこで壊れていく夫婦も少なくない。

 

恋愛は相手の本当の姿を見ないで美化してしまう傾向がある、しか

し結婚生活はどんなに錯覚しても美化してもメッキがはがれ実像が、

はっきりしてくるものである。

 

結婚生活は人生の一部、結婚と人生はよく似ているかもしれない、

ともに必ずし楽しいものだけではない、失意がある、断絶がある、

幻滅もある、それでも人生と同じようにお互い乗り越えることで光

を放つような気がする。


ブログで大切な伝えること

2020年10月12日 | ブログ

人間は思ったことは言葉で表現できるけれど、思ったことを書け

と言われるとなかなか書けない、ブログをもつことで自分の考え

を発信できる、しかし私がいつも悩むのは言葉である、表現する

言葉を持たないと伝えることができない。

 

また言葉には人生を左右する力がある、誰かの一言が時間を超

てその人に力を与えることがある、ブログの一つの言葉が心に

り自分を支えてくれたり自分が反省するための視点となることだ

ってあるはずである。

 

 

だからブログを書いて何かを伝えるには自分と向き合わないと書

い、自分の本心を探りながら伝えるというのは自分との対話

ら生まれるものだと私は信じたい。

 


定年後の天気は「うす曇り」

2020年10月11日 | 定年後の生活

定年退職して9年半、特別変わってないように感じる、暇である

退屈ということもない定年後の生活、それは齢を重ねて生きる

ことに慣れたからかもしれない。

 

社会的事件は覚えているものの自分の過ごした定年後の時間を振

返って見ると、これといって思い出せるようなことがあんまり

ないような気がする、けれど何にも変化を感じない、特別思い出

すことが思いつかない生活ほどありがたいことはないと思ってい

る。

 

先日ある人に「定年後の生活は天気でいうとどんな感じですか?」

と聞かれたので、快晴でもないし、かといって雨降りでもないし、

時々光が射し込んでくる「うす曇り」と答えたけど、そのとうり

だと思っている。

 

大体、老後が楽しくて最高で輝く人生だとは思えない、それでも

自由な定年後の生活「うす曇り」であっても、私にとっては、そ

れなりに心地よい日々であることは間違いない。


定年後はひとり行動が大切

2020年10月08日 | 定年後の生活

現役時代は仕事も含め、他人と一緒に行動することが多い、ランチ

飲み会、カラオケ、ゴルフ、群れて行動する仲間はほとんど仕事が

らみの人間関係、そういう意味では会社は居心地のいい仲間社会か

もしれない。

 

 

そして単独行動はきわめて少ない、そんな自分に何の疑問も感じな

いのが現役時代である、しかし定年になって会社がらみの人間関係

がほぼ途絶えてしまい、新しい人間関係の構築が必要になるけれど、

そう簡単にはいかない。

 

どう生きるべきか、自分で悩み苦しんで苦しんで見つけるしかない

正直定年後9年経っても正解など見つからない、ただ一人の時間が

多く自分と向き合う時間が多いのが定年後、それだけにひとり行動

のクセをつけることが大切であるかことは確かである。