団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

仕事と人間関係について思うこと

2022年06月20日 | 人間関係

仕事というのは生活の手段、そういうふうに割り切って考える人

もいるだろうし、仕事そのものが生きがいという人もいるだろう、

一度しかない人生だから、できるだけ自分にふさわしい仕事を選

びたいと誰もが思っている。

 

ただ企業の目標は利益の追求である、その目的のために十人十色

の人間が集まる集団、時間的に制約も多い、中には相性の悪い人

間もいる、そういう時は生活のためと割り切り付き合うしかない

場合もある。

 

それでも仕事の達成感が支えになるときがある、そして職場とい

うのは仕事だけでなく人間関係を学ぶ場所でもある、なぜかとい

うと職場での悩みの多くは私の経験では人間関係だと言ってもい

い、それだけ仕事のなかで人間関係は大切だと思っている。

 

 

 


高齢者が抱えるお金の不安

2022年06月19日 | 老後のお金

高齢者が抱える不安のなかで健康、そしてお金と答える人が圧

倒的に多い、特にお金については、いつまで生きるかわからな

いだけに難しい問題である。

 

生きていくためにお金は必要である、お金は生活に必要なもの、

食べ物、住居、医療、趣味、旅行とお金があれば解決できるこ

とが多いし、お金があれば不幸をある程度回避できることも確

である、そして高齢者にとっての収入は働かない限り大半の

は公的年金が収入源である。

 

さらに老後は若い頃と違った出費も覚悟しなければならない、

予期せぬ病気で医療費が増えたり、老親の介護の問題、家の

フォームの問題、そしてなんといっても自分や配偶者が介護

態になったらどうするか、自宅介護か、それとも高齢者施設か、

その費用は年金だけでは無理だから貯金を取り崩すしかないが

どれだけかかるのだろうかという不安は当然あるそう考える

と老後に抱える不安のなかでお金の問題は重要であることは間

違いない。


ただ人がいる場所にいたいと思うとき

2022年06月18日 | 人間関係

齢を重ねるにしたがって人との関わりが増えていくものである、

そんな人の中に会うと元気になる、気分が上がる、無理に話そ

うとしなくても場がもつ、いわゆるウマがあう人がいる。

 

その人といると気がつかなかった自分の感情、願望が引き出さ

れる居心地のいい友人、それでも人との関係は流動的でいつの

まにか疎遠になってしまった、今はコロナ禍もあり、ほとんど

人と会うこともなくなった

 

それでも時々人とつながっていたいと思うときがある、魂にふ

れあいたい、誰かと話したいというわけではない、雑踏の中で

耳にする人々のさりげない会話をきくだけでもいい、ただ人が

る場所にいたい、そんなことを思う時がある。


父親の介護認定から亡くなるまで

2022年06月17日 | 介護

ピンピンころりがいいと思ってもそう上手くいかないのが現実、

長生きすれば誰でも介護を受ける側になる、私の父が介護認定

を受けたのが今から12年前、父が85歳の時だった、当時実

家で母と二人暮らしだったが、「誰かが侵入してきた、預金通

帳がない」等明らかに言動がおかしいと母から連絡があったが

その時はそれほど深刻にとらえなかった

 

翌日、大学病院の精神科に行き検査の結果、レビー小体型認知

症と診断された、薬をもらい、その足で市役所に行き、介護認

定の申請をした、1週間後認定調査員が自宅にきて私が同席、

父と面談、1ヵ月後、要支援2(日常生活の一部に手助けが必

要)と判定された。

 

それから地域包括センターから連絡がありケアマネジャーのY

さんが担当となった、ディサービスには不定期に通ったが認知

症の症状は日を追うごとに悪化、母への暴言、夜昼構わず私の

ところに支離滅裂な内容の電話が頻繁にくるようになった、半

年後には持病も悪化、体力も衰え呼吸も出来ない状態になり老

人病院に入院、人口呼吸器を装着した状態で5ヵ月、最期は多

臓器不全で亡くなった、結局父が望んでたピンピンコロリとは

いかなかった、ただこの時の経験で私自身介護認定の一連の流

れを理解できて、8年後母が認知症になり介護認定をうける時

に生かされたと思っている。


シニア男性が人生で後悔してることは

2022年06月16日 | シニア男性

50代以上の読者が語る人生の後悔、プレジデントオンライン

会員約600人にアンケートを実施した結果、人生でもっとも

無駄だたと思うことの中でベスト3を見ると出世競争(30

%)、験戦争(19%)、結婚(16%)という回答だった、

そんなシニア男性の声を集めてみた。

 

■卑法な上司の下に配属されてしまったのが運の尽き、その後

転職したがいまだに当時の事は無駄だったと思っている

 

■出世にあたり実績よりも飲み会の参加率を重視する社風だっ

 

■大学受験だけのための努力は無駄だった、受験する本質的な

理由がわからないまま機械的な努力を続けた結果、当時学んだ

内容が大人になったらすっぽり抜けていることに今さら気づい

 

■結婚は相手を見る目がなかった、一緒にすごした時間を考え

だけで腹が立つので思い出はすべて無駄だった

 

■配偶者の借金を肩代わりしてあげた、そのうえ赤字企業だっ

配偶者の親の会社も私財で援助するなどしてきたのに結

離婚した。

 

エピソードの年齢が明記されてないが、やはり仕事に費やす時

間が多いだけに出世に絡む人間関係のエピソードが多い、そし

て受験競争では人生で使える知識にならなかった後悔、最後の

結婚については600人中100人ほどが無駄だったと回答し

てることは意外だった。

 


諦めてできることに希望を

2022年06月15日 | 老後の生き方

自分の力で変えられること、自分の力で変えられないことがある、

変えられることは変える努力をすればいいし、どうにも変えられ

ないことは執着しないであきらめることも必要だと私は思ってい

る。

 

諦めるとは精一杯やったことを明らかに認め、諦めるというのが

語源といわれている、だから決してネガティブだとも思えない、

誰かを羨ましく思ってもその地位や名誉が自分の裁量でどうにか

できるわけでもない、自分の力でえられないものにはとらわれ

てはいけない、それが幸福への近道のような気がする。

 

私の場合大腸に持病を抱えてる、大好きな肉類を食べれない、

に数回の痛みを回避するには我慢するしかない、事や生活習

を変えることで、なんとか乗り切れてる、残念だが食べたいもの

諦めることで体調を維持することができてる、の中100%

自分の思いどうりになるなんてことはない、それ諦めてでき

ることがあるはず、そのめてできることに希望を見出したい。


人生の面白さと充実感とは

2022年06月14日 | 生き方

この年になって、ああそういうことかと何かがわかることがあ

る、どうして今までわからなかったんだろう、こんなこともわ

からないで今まで過ごしきたんだ、それと同時にまだ自分の知

らない自分に出会うことがあるものだ。

 

こんなことで喜ぶ自分がいるんだ、こんなことで感動する自分

がいるんだ、そういう発見が時々あってこれからもまだ続くよ

うな気がする、人間は毎日生きていく上で何か新鮮味とか目新

しい刺激があると生きる張り合いになるものだ。

 

今まで知らなかったことを知り得た喜び、本や音楽から受ける

感動、草花を見ての癒し、TVドラマを見ての共感、いつまでも

感覚や感情を大切にしたい、そんな小さな積み重ねが人生の面

白さと充実感につながると思っている。


幸福な人とはどんな人?

2022年06月13日 | 幸福

何をもって幸福とするかの価値観は人それぞれである、お金が

あれば幸福、お金がなければ不幸という人もいる反面、どんな

贅沢な暮らしをしてもその人の心が満たされてなかったら、そ

んなものは幸福でないという意見もある。

 

例えばロシアのウクライナ侵攻でのウクライナの住民を考える

とわかりやすいかもしれない、戦時下の過酷な状況で家族を失

い、家を失い、いつ終わるかわからない戦争に耐え忍んでる人

たちのことを思うと、今ある自分の悩みなんて小さなものなん

と痛感する人は多いだろう。

 

そう考えると幸福な人というのはどういう人かというと、歩け

る、手足が動く、眼が見える、耳が聴こえる、三食食べれる等

自分の身近にささやかな歓びを感じる人かもしれない、それは

さやかな歓びであるけれど最大の歓びであるといえるような

気がする。

 


年金生活78歳女性の後悔とは

2022年06月12日 | 年金生活

先日新聞の投稿記事で78歳女性の「調べる重要性、年金で痛感

」という記事に注目した、14年前ご主人が亡くなり遺族年金の

受給資格を得たので社会保険事務所に行って事情を話すと、それ

までの老齢年金と支給額は同じくらいと言われ変える必要もない

と思いそのままにした。

 

数年後、所得税や住民税がかかる老齢年金に比べ遺族年金は非課税

だと初めて知った、計算すると遺族年金にした方が給付額が多かっ

た、最初に遺族年金が非課税だと教えて欲しかったし、大事な年金

について自分が調べるべきだったことを後悔してるという内容だっ

た。

 

きっとこの女性は働いてた時期があり、老齢基礎年金と老齢厚生年

金を受給資格があったと思われる、ご主人が亡くなった場合、ご主

人の老齢厚生年金の3/4が遺族厚生年金として受給できるが奥様

の老齢厚生年金かどちらかを選択できる、仮に遺族厚生年金、奥様

の老齢厚生年金ともに8万5千円だったとしよう、老齢基礎年金

(満額6万5千円)と合わせると月額15万円、遺族厚生年金は非

課税なのでこのケースだと所得税、住民税も取られない。

 

しかし遺族年金を選択しないとこのケースだと所得税(1万1千円)

、住民税(3万2千円)合計で年間4万3千円徴収されることにな

る、14年間だと約60万、これからも生きてる限り続いていく、

今後の生活を考えると大きい損失である、それだけに新聞に投稿す

る後悔と怒りの気持ちが痛いほど伝わってくる内容だった。


報われる努力と報われない努力

2022年06月11日 | 生き方

運というものが人生を大きく左右することは間違いない、運よ

りも努力を信じて生きたいけれど人間の世界ではどんなに頑張

っても成就しないことがある。

 

結果がすべての社会に生きていると努力には報われる努力と報

われないがあることは確かである、そもそも努力は美徳とされ

ている、私たちは学校では努力することはいい事だと教えられ

てきた、例えばスポーツの世界でオリンピックで金メダルをと

ったアスリートの言葉として「努力したから夢が叶った」「こ

の日のために頑張ってきた、努力は裏切らなかった」金メダル

を取ったからこそ説得力もあり感動を与える、まさに報われる

努力である。

 

一方期待されながらもメダルに届かなかったアスリートの言葉

は聞こえてこない、本当はメダリストと同じ努力をしたのかも

しれないが努力と言う言葉は封印されてしまってる、努力すれ

ば必ず報われるものではないが運も味方しなかったかもしれな

い、でも報われなかった努力だけど無駄な努力ではなかったは

ずである、人生は長いこれからだとエールを送りたいものだ。