団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

75歳以上が自ら生死を選べたら

2022年06月21日 | 

先日カンヌ映画祭で早川監督の「PLAN 75」が特別表彰をう

けた、少子高齢化が進み、75歳以上が自ら生死を選べる制度

が導入された内容である、そして近未来の日本が舞台で主演の

倍賞千恵子さん(80歳)が制度を利用すべきか悩む78歳の

女性を演じている。

 

私たち高齢者にとっては関心のある話題であるが、5年前今は

亡き脚本家の橋田壽賀子さんが著書「安楽死で死なせて下さい

」のなかで、治療しなければ罪という文化の見直しを、日本中

の家族の負担だらけになる前に死に方を選ぶようにしておくべ

きですと提言している。

 

延命措置を行わないで自然に死を迎える尊厳死、人間を苦痛か

ら解放してあげるために薬物療法などにより死に至らせる安楽

死、いずれも日本の法律では認められてない、しかし他人に面

倒をかけたくない、そうなる前に死に方とその時期の選択ぐら

い自分で選択できないものかと思うのは私だけではないような

気がする、そう意味で話題を呼んでる今回の「PLAN 75」

は興味深いものがある。