団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

老いは孤独と隣り合わせ

2024年02月19日 | 孤独

老いると病気になること死ぬことから逃れることはできない、

そして老いは孤独と隣り合わせでもある、私の両親の晩年が

そうだった、少しずつ無気力、無関心、無口、無感動になっ

た、大好きなテレビも新聞もみなくなった。

 

まさに認知症の前兆だった、そこから壊れていく親の姿に、

なす術もなかった、だから他人の介護を受けざるを得ない老

人と日常の生活をなんとか自分でできる老人との差は雲泥の

差があることを知った。

 

人間いつかは死ぬ、それ以上のことは誰にもわからない、み

んなひとりひとり違う道を歩いている、両親が認知症だった

だけに不安はあるけれど生きてみなければ明日のことなどわ

からない、老いは孤独と隣り合わせ、それでも今はただ残り

の人生を精一杯生きることに集中するだけだと思っている。


70代夫婦の年金生活は月13万円

2024年02月18日 | 夫婦

ある雑誌に掲載された投稿記事の70代夫婦は二人で飲食店

経営していたが阪神淡路大震災で家屋と店舗は倒壊してしま

生活は激変してしまった、蓄えもつきてしまうなかで生活は

しかった。

 

現在夫婦二人暮らし、子供はいない、年金は夫婦で月13万円、

税金、社会保険料をひいた手取りの可処分所得は12万円、た

だ将来年金だけでは暮らせないと思い、生活が苦しくても個人

年金を積み立てを続けてきたことがよかった、その年金が少な

いけど今の生活を支えているという。

 

車、携帯電話、クレジットカードは持ってない、家計の中で家

賃が4.5万円とウエイトが高い、それでも切り詰めた生活の

なかで旅行費用として毎月1万円を積み立てしてる、阪神淡路

大震災を経験、苦労を共にしてきて友だちのようなきょうだい

のような夫婦だというお二人の言葉に苦難を乗り切ってきた夫

婦の愛情を感じる記事だった。


ネットの匿名性から見える妬みの感情

2024年02月17日 | ブログ

人は誰でも心の中に闇を抱えてる、ネットの匿名掲示板を見れ

ば一目瞭然である、でも大半の人は闇を隠して生きている、匿

名だから好きなことが言える、ツイッターやブログも同様で、

中にはこれでもかというほど誹謗中傷がひどいものがある、そ

れは匿名性からくる自由と解放感、そして妬みの感情が過激な

発言につながってると言える。

 

 

「生贄さがし」の著者中野信子氏によると実際、そういう人と

会うと物静かで謙虚な人で完全に別人格化してしまうらしい、

この匿名の自由と解放感は車の運転で人格が変わる人、酒を飲

むと気が大きくなって本音が出る感覚と似ているかもしれない。

 

ネットは匿名性が高い場所ほど、妬みの感情があからさまに表

されている、つまり妬みとは実名を見せたくない感情だといえ

るような気がする。


76歳からの生きかたを考える

2024年02月16日 | 老後の生き方

人生には思うようにいかなかったこと、つらかったこと、悲し

かったこと、羨ましく思ったこと、やり残したことなど数えあ

げたらきりがないほどあるものだがそういうことは誰にでもあ

ること、人生とはそういうものかもしれない。

 

大切なのはたとえ失敗や悔しい思いがあったにしても自分なり

に精一杯やてきた、だからよかったことも悪かったことも、こ

れが自分の人生なのだと納得すること、自分の運命を受け入れ

ることだと思っている。

 

そして自分の過去を冷静に検証することで、これからの自分に

何が必要で何を支えにどう生きていけばいいかという現実が見

えてくるような気がする、私自身なんとか76歳まで生きて来

た、これからも生きていく、この先何があるかわからないけれ

ど、そんな気持ちで76歳からをを生きていきたい。


シニア女性にとって年金生活の意識と実態

2024年02月15日 | 年金生活

雑誌ハルメクで4年前シニア女性(50歳~79歳)274名

の読者を対象に行った年金生活に関する意識と実態、実際年金

生活に対して不安を感じてるシニア女性は6割だった。

 

不安の原因としては長生きリスクで老後費用が読めないこと、

公的年金がこんなに少ないとは思わなかった、個人年金をして

ればよかった、貯金が少ない、また病気や介護などの不測の事

態で出費が大きく年金だけでは生活できないなどの声が多かっ

た。

 

一方不安を感じてないシニア女性が4割弱、年金だけでは生活

できないと思っており貯金を取り崩して生活する覚悟でいると

いう声が多かった、その証拠に不動産を除く世帯の資産、いわ

ゆる貯蓄額が3千万円以上が3人に1人、5千万円以上が1割

、それだけハルメクの読者層は老後の生活に備えて貯金をして

きた人が少なからずいるというアンケート結果だった。


松本人志問題の行方は?

2024年02月14日 | 生き方

松本人志氏から性的被害をうけたという女性の証言を週刊文春

報じて1ヵ月半、TVでは連日報道され擁護する人、批判する

人、騒動が収まる気配がない状況である

 

事実であれば悪質な内容であるが松本氏が事実無根といって週

刊文春を提訴、そして休業宣言しかし女性側が警察に被害

出したわけでもない、ただ不愉快な思いをしたと事の顛末を週

刊文春に話した、そのことに過敏に反応した。

 

なぜ松本氏が記者会見をしなかったんだろうか?お笑い界のレ

ジェンドでMCをやるほどの人が沈黙を貫く真意がわからない、

事実なら「不愉快な思いをさせて申し訳なかった」と謝罪、

実無根なら、その説明をしてればここまでの騒動にならないで

違った開になったのではというのが私の個人的な見解である。

 

 

 


遺品整理はプロにまかせたほうがいい

2024年02月13日 | 実家

私が両親の実家じまいを始めたのは一人暮らしの母が認知症で

高齢者施設に入居したときだった、なにしろ築50年の家で転

居もなかったので荷物は多かったがとりあえず冷蔵庫の中を処

分から始めた。

 

家の片付けよりも、実家の処分するには家屋を相続しないと処

分できない、母親が認知症だったため売却はできない、それか

2年後母がなくなり、法務局に申請する書類の作成、遺産分

割協議書、戸籍謄本、印鑑証明、親の戸籍謄本(出生から死亡

までの連続した戸籍謄本)が必要でこれが思いのほか時間がか

かった。

 

それから不動産業者、解体業者、遺品整理業者との打ち合わせ、

建物は価値がなく土地で350万円、遺品整理に30万円、建

の解体費用に200万円かかった、そして思ったことは家を

処分するのであれば片付けはプロに任せたほうがいいというこ

とだった、かなりの量を2間ですべて処分してくれて30万

円、そう考えるとそんなに早くから断捨離をしなくてもいいこ

とを実感した。

 


80代女性の悩みは「嫁が意地悪」

2024年02月12日 | 嫁と姑

80代女性の悩みは嫁姑の関係、夫は30年以上前に他界、

その後結婚した長男夫婦と同居、60代の嫁は不親切で夕食

だけは作ってくれますけど口をきいてくれません、毎月6万

円を渡してますが少額で不満なのでしょうか?無口で意地悪

な嫁と上手くやる方法はないでしょうかという相談内容だっ

た。

 

嫁の不機嫌の相談は思いのほか多いです、嫁の不機嫌のもと

は嫁の立場です、お嫁さんは30年以上嫁であり続けてきま

した、ぎくしゃくするのは当たり前です、嫁姑を意識しなく

て済む横の人間関係を豊かにして外の地域活動に参加してく

ださいという回答内容だった。

 

長男の嫁という立場、そして365日常に一緒だとぎくしゃ

くするのは当然かもしれません、地域活動もいいですがほか

の子どもさんのところに遊びにいくとか日常に変化をつける

ことを考えることもお嫁さんに歩み寄れるチャンスなのでは

と思います、嫁姑問題は昔も今も変わらず難しいことは間違

いない


孤独であることは悪いことではない

2024年02月11日 | 孤独

雑誌プレジデントの特集「ひとりで生きる老後戦略」の中の

読者アンケートで「ひとりでいることは好きですか」という

質問に約9割の人が好きですと回答しているが、果たしてそ

んなに多だろうか?

 

一般的にはみんなでわいわい楽しくやろうという人が多数派、

そういうのを嫌うのが少数派である、そういう人を無理に誘

て仲間にいれようとする同調圧力、会社でも飲み会に誘わ

たら自分ひとりだけ断るわけにいかない、同僚たちが雑談

盛り上がっていたら自分もかかわらないと協調性がないと

われるといった居心地の悪さ、嫌われてもいいじゃないか

いうのはリタイアした今だから言えることかもしれない。

 

仕事を辞めれば友人がいなくなるのは自然の流れ、友人がい

いことは決して恥ではない、友人がいない老後は不幸だと

いうのは世間の思い込み、必要のない友人はわざわざ増やす

ことはない、人数が増えれば自由はそれだけ制限されるし、

相手が誰であってもで気を遣うことになる。

 

孤独はみじめめなのではなく、孤独はみじめだ思い込んでる

人の固定観念に原因があるからだと思う、だから孤独を肯

定する気持ちがあれば孤独であることは決して悪いことでは

ないというのが76歳の私の実感である。

 


年の瀬・妻の救急搬送➂

2024年02月10日 | 病気

妻が退院して、ほっとしたのも束の間、今度は私が腹痛に襲わ

れた、持病の大腸憩室炎は2年間治まっていたが再発してしま

った、絶食して休み明けの月曜日に車を運転して向かった先は

先月胆嚢摘出手術で妻が入院した総合病院だった、受付で紹介

状がなければ選定療養費として7千7百円とられますと言われ

たが了解済みである。

 

診察が始まった、早朝から並んで待ってたので早かった、担当

医は以前にも診察してもらった医師だった、開口一番「かかり

つけ医から紹介状もらってくれないと困るよ」そのことは周知

してたが、休日だったこと、かかりつけ医は血液検査が外注で

翌日にならないとわからないこと等話したが、高圧的な態度で

ある、むっとしたが患者の立場は弱い、とにかく痛みで力が入

らない。

 

血液検査、尿検査、腹部のレントゲン検査、CT検査、そして再

度診察と2時間以内で終わる迅速な対応、結果は大腸憩室炎だ

ったが入院するほどの炎症ではないと言われ一安心、紹介状が

なかったので会計で1万2千円とられたが仕方がない、それに

しても妻は入院中に誕生日、私は通院中に誕生日とは皮肉なも

のだ、ただ大事に至らなくてよかった。