TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

FDAの陰謀

2003-09-11 12:03:25 | インポート
FDAが新しい避妊ピルを認可。
http://cnn.netscape.cnn.com/news/story.jsp?floc=FF-APO-1500&idq=/ff/story/0001%2F20030907%2F235766710.htm&sc=1500&related=off

このピルを服用することにより、毎月の生理がなくなり年にたったの4回に
減るという。避妊効果そのものよりも、うっとおしい日を少しでも減らすために
このピルを飲む、というようなニーズも期待が持てるらしい。

しかしどーしてこんなものを開発し、認可するんだろう?
女性の体は、潮の満ち引きや月の満ち欠けと同じサイクルを持っている。
毎月きちんと生理が来るのは、体のリズムが正常な証拠だ。それをわざわざ
薬で崩してまで得られるものは?長期服用による副作用は怖くないのか。

ちょうど今日、CBCラジオの番組Ideasのある日のテーマ、Manufacturing Patients
について、Anneと話をしたところだ。医師や薬品会社がグルになり
いかに「患者市場」を開拓していくか。医師らの内部告発的レポートがこれまで
たくさん出版されている。健康な人間に「病気」を売り込むことで、薬品会社は
マーケットを拡大し利潤を追求する。必要のないものを買わせるには、それなりの
緻密な広告作戦が必要なのだ。だがそのツケを払うのは、いつもわれわれ消費者。

たとえば、更年期女性むけのホルモン療法。これを飲めばあなたも若いときと
同じように快適に過ごせますよ、更年期のいやな症状がなくなりますよ…
という売り言葉で人気を得たが、20年たった今、乳ガンとの関連性がクローズアップ
されている。ではこれまで医者の言うことを聞いてホルモン剤を飲んできた女性は
どうするのか?この責任は誰が?

数年前から人気の抗菌グッズだってそうだ。あんなもの使わなければ生きて
いけないとしたら、人類は破滅の道まっしぐらだ。ある程度バイキンと共存
できてこそ、真の健康体だ。でも、「身の回りには怖いバイキンが一杯!」という
CMに人々は釣り込まれ、財布を開ける。このツケはきっといつか…

このconspiracyの裏にあるものは何か?やはり彼らか…?
そうだよな、巨大化学薬品会社っていったらやっぱし。


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