TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

クリッカー・ベーシックス

2006-04-25 06:22:55 | インポート
早朝からセミナー。

昨夜遅く晩餐会から帰宅して、ドレスも靴もマスター・バスルームに置いたまま、
ネイルも落とす気力がなかった。拵えだけはトレーニング・ウエアの上下という
犬トレーニング定番で、シマーの入ったゴージャス・マニキュアがちょっと
浮いたかんじ(笑)。でもしょうがないよね。

さて、言ってみると知った顔がちらほら。
私を除き、みんなプロのトレーナーである。必然的に内容は予想していたより
高度なものとなり、ハッキリ言って私は消化するのが大変。だけどみんな
親切で、いろいろ手助けしてくれた。

TABIはここでも講師を初めみんなの人気者で、デモンストレーションにもよく
使ってもらった。おやつもたくさんもらったし、あの子も楽しんだようだ。

「本当にこの子はいい子ね」と言ってもらったが、それがあながちお世辞だけ
でなく、心から言っているように感じたのは親の欲目だろうか。
やんごとなき純血チャンピオン犬の飼い主が、こんな雑種などどうでもいい
だろうに、機会があるごとにTABIと遊びたがる。こういうことはこれまで
あちこちで経験してきたが、もしかしたらこの人たちは、本当はお茶目で健康な
そのへんの雑種と暮らしたいのに、プロとしてのプライドが許さなくて気難しい
純血犬を飼っているのかもしれない。考えてみれば、自分の犬が他人や他犬を
攻撃しないよう常に神経をピリピリさせているのは、疲れること。それより
どこへ連れて行っても安心な、明るくてフレンドリーな雑種と暮らしたほうが
どれだけ楽か。

「あなたは本当にラッキーよ」とみんなに言われたが、そうなのかもしれない。
TABI、お前と暮らせてママはとても幸せだよ。


晩餐会の夜

2006-04-25 06:05:52 | インポート
政府関係の晩餐会。

夕方6時半からカクテルが始まるので、朝からバタバタ。
出かける前にTABIを散歩に出して運動させ、ご飯をあげなければならない。
こういう時に限って、あの子は近所の家の農薬を撒いたばかりの芝生でゴロゴロ
ころがったりする。うちに帰って、即、お風呂で丸洗いだ。

前に住んでいたカナダの地区では農薬禁止令があったから、散歩も楽だった。
だけどこのあたりのアメリカ人は、自分のとこに幼い子供がいても全く気に
せずバカスカ芝生や垣根に農薬を撒く。どうりで病人が多いわけだよ。
病院の建設ラッシュだもの、この辺は。

ところで今夜の晩餐会は、400人ほどの出席者プラス、カナダ政府からのゲスト
という、ま、こじんまりしたパーティーだった。私たちのテーブルには、なんと
第二次世界大戦で従軍したという紳士がいて、そのカクシャクぶりに驚いた。

メニューは美味しそうだったのに、食事はいまいちどころかハッキリ言って
私の方が料理は上手だぞ、といったかんじ。「シェフはアメリカ人だからなあ」
とぼやいているカナダ人がいたが、でも去年ホテルであった晩餐会はお食事が
とっても美味しかったよ。予算の問題かもしれない。
とにかく芸がないというか、お皿には残りものがたくさんだったところを見ると
みんな食事には不満だったようだ。

トーストのあとソーシャルの時間があったが、私たちは早めに帰宅する。
今週末はセミナーなのだ。早めに、といってもやはり夜中を過ぎる。
おとなしくお留守番のTABIに、お散歩のご褒美。