ビギナー・クラスを見学していて「言ってることとやってることが違うじゃん」と思った。
オリエンテーションでもテキストでも、かなりの容量をかけて「早い時期から
犬を様々な環境や人、犬に慣れさせ、社会化に努力しましょう」みたいなこと
を言っている。まあ確かにそれは大切だろう。
しかし、実際にクラスでは犬同士の間隔は最低5フィートは空けなければならず、
犬同士の接触は厳禁とされている。ちょっとでも犬同士が触れそうになると、
リードを引いて離れさせる。「犬は常に飼い主に注目してなければならない」
からだそうだ。それではどこで「社会化」するのかというと、「犬連れで
入れるペットショップや公園」だそうだ。
吹き出しそうになるのを止めるのに苦労したよ。
クラスで社会化の練習ができなかったら、外でうまくできるわけがない。
訓練クラスは外の刺激物から隔離され、見慣れた人や犬だけで構成されている
から犬同士慣れさせるのに絶好だ。トレーナーだって何人も見ているから、
諍いが始まった場合でもすぐに対処できるはず。犬が同種であるよその犬に興味を
持つのは全く自然なことで、接触すること自体を止めるほうが不自然だ。
犬に「正しいご挨拶の仕方」を学習させ、それから飼い主に注目するよう教え
ればよいのだ。
クラスの中で犬同士の接触が厳禁なのは、明らかに訓練センター側の都合だ。
諍いなど何かあった場合、飼い主から損害賠償を請求されるのを防ぐためだ。
トレーナーが、そういったケースを未然に防止する自信がないのだ。
従って生徒たちは、高いお金を払ってクラスでは「お座り」などのコマンドを
習うだけで(こんなの家でもできるのに)、最も大事な社会化の実践については
会得する機会がなく終わる。そして「うちの子、クラスに通ったのにダメ」と
なげくのである。トレーナーは「テキストにも書いてあるでしょう、社会化が
大事だって。公園などに連れてって練習しましたか?」とつき返せば済む。
このようにして、犬ビジネスは展開し、金を産んでいく。
気の毒なのは、無垢で愛犬のためを思ってお金を払う犬飼い初心者である。
でもいずれ彼らも、真実を見極める力を身につけ、私のようにスレた犬飼いに
なるのでしょう(爆)
オリエンテーションでもテキストでも、かなりの容量をかけて「早い時期から
犬を様々な環境や人、犬に慣れさせ、社会化に努力しましょう」みたいなこと
を言っている。まあ確かにそれは大切だろう。
しかし、実際にクラスでは犬同士の間隔は最低5フィートは空けなければならず、
犬同士の接触は厳禁とされている。ちょっとでも犬同士が触れそうになると、
リードを引いて離れさせる。「犬は常に飼い主に注目してなければならない」
からだそうだ。それではどこで「社会化」するのかというと、「犬連れで
入れるペットショップや公園」だそうだ。
吹き出しそうになるのを止めるのに苦労したよ。
クラスで社会化の練習ができなかったら、外でうまくできるわけがない。
訓練クラスは外の刺激物から隔離され、見慣れた人や犬だけで構成されている
から犬同士慣れさせるのに絶好だ。トレーナーだって何人も見ているから、
諍いが始まった場合でもすぐに対処できるはず。犬が同種であるよその犬に興味を
持つのは全く自然なことで、接触すること自体を止めるほうが不自然だ。
犬に「正しいご挨拶の仕方」を学習させ、それから飼い主に注目するよう教え
ればよいのだ。
クラスの中で犬同士の接触が厳禁なのは、明らかに訓練センター側の都合だ。
諍いなど何かあった場合、飼い主から損害賠償を請求されるのを防ぐためだ。
トレーナーが、そういったケースを未然に防止する自信がないのだ。
従って生徒たちは、高いお金を払ってクラスでは「お座り」などのコマンドを
習うだけで(こんなの家でもできるのに)、最も大事な社会化の実践については
会得する機会がなく終わる。そして「うちの子、クラスに通ったのにダメ」と
なげくのである。トレーナーは「テキストにも書いてあるでしょう、社会化が
大事だって。公園などに連れてって練習しましたか?」とつき返せば済む。
このようにして、犬ビジネスは展開し、金を産んでいく。
気の毒なのは、無垢で愛犬のためを思ってお金を払う犬飼い初心者である。
でもいずれ彼らも、真実を見極める力を身につけ、私のようにスレた犬飼いに
なるのでしょう(爆)