TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

動物愛護も

2009-02-06 14:52:17 | インポート
行過ぎると大変なことに。

今日は、昨年私たちアジリティ仲間で結成したクラブの会合。
協議事項の他に話題となったのは、このところ各地で発生しているPETA
(動物愛護団体のひとつ)による犬殺傷事件。

過激な行動で知られる彼らのモットーは、「動物は全てフリーであるべき」。
つまり、家畜を始めペットの動物なども野生に帰すべきだという。人間は動物
を飼ってはいけないのだそうだ。

最近の彼らは、ドッグショー会場にあらわれては人目を盗んでクレート・エリア
に忍び込み、クレートを開けて中の犬を追い出し、建物の外へと追いやる。
当然、犬達は駐車場を自由に走り回り、道路へ飛び出すものも出る。そのうち
車に轢かれて死んだり、重症をおう犬が出る。それに関してPETA側は、
「犬は自由意志で車に轢かれて死んだのだから、本望だ」と言う。
そんな滅茶苦茶な…。

ショーだけでなく、アジやフライなど犬スポーツ競技が行われる場所の駐車場
にも彼らは出没するそうだ。あと、ペットOKのホテルの駐車場でも同様に、
車の窓ガラスをぶち割って中にいる犬を出したり(彼らの言い方によれば「解放」)
するのだそうだ。

被害者が犬なので、今のところ警察はとくに取り締まる気はないらしい。
だけど、車を壊されたら器物破損じゃないの?ま、ガラスなんか修理できる
けど、大事な犬が迷子になったり死んだりしたら、取り返しがつかない。
どこが「愛護」なのか、私にはよくわからない。

もう気軽に犬を連れて外出できない世の中になってしまった。