TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

愛の賞味期限

2009-02-15 16:47:20 | インポート
今日はバレンタインでしかも土曜日。

夫はどこかロマンチックなレストランへ連れて行くつもりだったらしいが、
こんな夜はきっとどこも満杯だろう。「私が美味しいものを作るから、うちで
ゆっくり過ごしましょうよ」と提案し、夫はロゼのシャンパンとチョコレート
付きのテディベアを買ってきてくれた。

ベジタリアン素材のなんちゃって鶏肉にクランベリーと山羊乳のチーズを
はさんだカツレツ、そして「ヤンソンの誘惑」と呼ばれるポテト料理。
スウェーデンの家庭料理だが、めっちゃ簡単で旨い!アンチョビがいい味を
出している。デザートは、やっぱバレンタインなのでチョコレートケーキ。
このケーキは、生地とアイシングにほぼ1ポンドのバターを使う。すごく
美味しいけど、こんなのしょっちゅう食べたら体に悪そうだ。でも、リッチ
な味わいが、う?ん、たまらないしクセになりそう。

おうちでご飯は正解だった。どれも美味しかったし。外は雪、暖炉の前で
シャンパンとチョコレートケーキを夫婦で味わう幸せ。

こないだ滞在先のホテルで見たテレビで、おもしろいことを言っていた。
男女間の愛情は、数年で薄れるというのがこれまで定説だった。我々生き物は
種族保存の目的のためだけに出会い、子を作り、それが済むと別れていくのが
生物として当たり前のこと、みたいな理論だ。他の異性に目が移るのも生物
として当然のこと、とかも言われていた。

しかし、最近の研究で「そうとも限らない」ということがわかったらしい。
従来の定説どおりに愛情が薄れて別れたり浮気に走る人もいれば、そうならず
にずっと愛情が持続する人もおり、脳の中で起きていることが違うのだそうだ。
ビール飲みながら見てたので細かいこと忘れちゃったが、スキャンしたイメージ
を見せながら博士が説明していた。

従来の定説は、浮気性の人が周囲を納得させるのに好都合だった。が、やっぱり
純愛派だって存在するのだし、生物として必ずしもそういうグループが異端
とは、もはや言えない。愛の賞味期限は、ずっとずっと長いのかもしれない。