TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

すかうと大作戦

2003-09-20 00:07:13 | インポート
そうそう、公園といえばおもしろいの見ちゃった。

以前TABIが通ってたフライのクラスでアシスタントコーチやってた人が、自分の
ボストンテリアを連れて来た。ほかの犬飼いにまじることなく、ムササビ型
のフリスビーで犬とひたすら遊ぶ。たしか先週も一度見かけた。
これまでこの公園を訪れたことなかったのに?

「あ、そうか、スカウトよ!」夫に耳打ち。
チームの名前イラストが背中や胸にでかでかとついたTシャツを着てる。
先週はやはり同様のポロシャツだった。さりげなく宣伝しつつ、公園で遊ぶ犬を
観察して使えそうなやつがいるか物色している。

ハイト・ドッグにできそうな体高の低い犬、俊足犬…
すかうと・うーまんの目は鷹のよう。

でも残念ながら、今日の収穫はゼロだと思うよ。


ZOE The Bully ?

2003-09-19 15:24:02 | インポート
今日は公園が犬だらけ。

今日も水泳リハビリに行ったのだが、川ではレガッタの練習やっててコーチの
ボートがびゅんびゅん走っててまきこまれそうなので、早めに切り上げる。
そのうちワラワラと犬仲間が集まってきた。

またZOE The Bullyの話題になる。
あのグレートデーン事件のあと、ボーダーコリーと一騎打ちがあったんだそうだ。
その次の日はたしか、若いオーストラリアンシェパードがやられたんだっけ。
でもしばらく彼女の姿を見かけないけど?

「あの子は当分出て来られないよ」とJason。
とうとうムショ入りか?犬版鑑別所みたいところへ送られたのかね。
安楽死処分という可能性も高いな。

状況からいって、それも仕方あるまい。
最も道理にかなった方法といえば、それしかない。
犬をあんなふうにしてしまった人間の責任は、重い。


TABIのにっき

2003-09-17 10:53:49 | インポート
ぼくは ゆうびんやさんが だ?いすき

どこにいても なにをしてても ゆうびんの
とらっくは みのがさない
あかと あおの しましまを みると
うきうきする

ぼくが こいぬのころの ゆうびんやさんは
おひげのある おおきな おじさんだった
おむかえに でると 「おすわりが できるかい」
と きくから おすわりしてみた
そしたら くっきーを くれたんだ!

それから まいにち おじさんを たのしみに
まつように なったんだよ

あたらしい ゆうびんやさんは くっきーを
くれないけど いぬが だいすきな おじさん
いつも あそんでくれるよ

パパは ゆうびんきょくには おじさんや
とらっくが たくさん いるって いう
いいなあ いってみたいなあ
ゆうびんきょく


Don't worry, be happy!

2003-09-14 11:19:06 | インポート
犬の手作りエサについて語り合うMLで、おもしろい質問。

愛犬のグレイハウンドに、毎日朝ごはんとしてミルクと砂糖入りのコーヒー、
それにピーナツバターを塗ったトーストをあげてきたという女性。もともと
この犬はドッグレースの選手だったのだが、引退して彼女が引き取るまで
育った犬舎で同じような朝食をとっていたそうだ。

10年もそうしてきて何も問題がなかったのだが、最近になってある人から
「パンにはイースト菌が入っているから、犬が鼓腸症になるおそれがある」と
忠告され、ビビってしまった。

私は思わず大笑い。
こーゆー人ってけっこういるんだよな。10年も犬が楽しみにして食べてて
何でもないなら、べつに心配することないんじゃない?これって例えば
110歳のおじいちゃんに「じいちゃん、タバコは毒だよ良くないよ、タバコ
止めないと長生きできないよ!」って言うようなものだ。

だいたいトースト一切れのイーストで鼓腸症って(爆)
飼い主の留守中に冷凍クロワッサン生地6ポンド食って、胃切開したエアデールが
いたが、これはまあ緊急措置しないとヤバイ。胃の中はあたたかく、イースト菌が
増えるのに最適だから、パン生地はどんどんふくらんでしまう。

鼓腸症の原因はいろいろ言われるけど、結局誰にもよくわかってない。
何食っても病気になる犬もいれば、何食ってもケロっとしてる犬もいる。
Purdue大学が鼓腸症の研究やってるけど↓
http://www.vet.purdue.edu/epi/bloat.htm

飼い主と一緒にコーヒーとトーストの朝食楽しむなんて、幸せなわんこだよ。


See you in the ring again!

2003-09-13 01:35:15 | インポート
アジリティクラスのみんなにご挨拶してきた。

今年の秋・冬は、TABIは足の養生のため練習をお休みしなければならない。
来年復帰するころには、クラスメイトはもっと上のクラスに進級しているはず。
だから、今度会えるのは来春の競技会だ。

今日から始まった秋のコースでは、TABIは次のクラスに進級する予定だった。
クラスの面々を見ると、カナディアン・チャンピオンシップに出てテレビの
Top Dogsでも見かけたハンドラーがちらほら。用意されたコースは、どうやら
チャンピオンシップのコースらしい。トレーナー3人ともちょうど先月にBCで
開催されたチャンピオンシップから帰ったばかりだから、生徒にもチャレンジ
させるということだろう。クラスの難易度が上がってる。

「よ?く治して、また会おうね!」とクラスメイトに激励されつつ練習場を去る。
みんないい仲間で良かった。人間のスポーツの世界だと、怪我をすると「あいつは
もうダメだ」とか噂を立てられ周囲の態度が急変したりする。これまで我が子の
ようにかわいがってくれたコーチまで手のひらを返したように冷たくなり、
「怪我の痛みよりも、見捨てられた悲しさで病院のベッドで泣いた」という選手も
多い。華やかなスポーツの世界は、裏を返せばこんなダークな現実だ。

犬スポーツも似たような側面が、もちろんある。
トップクラスのハンドラーのなかには、多少の怪我(犬の)はひた隠しにして
どんどん走らせるものがいる。彼らにとって犬のタイトルはハンドラー自身の
レジュメであり、犬のピーク時に第一線を抜けることなど考えられない。
当然、犬は遅かれ早かれ若くして使い物にならなくなることがあるが、それまでには
新しく子犬をアスリートとして育成し競技にデビューさせるから、ハンドラー自身は
常に第一線に身をおくことができる。犬は、単なる道具だ。

私たちもそうした「トップクラス」のハンドラーと、道具としての犬の栄枯盛衰を
見てきた。人のことはどうでもいいが、私たち夫婦にとっては愛犬は大切な家族だ。
タイトルなどどうでもよいし、TABIには健やかで幸せな犬生をおくってほしい。
だから今無理させてあとで後悔するよりも、じっくり休養させることを選んだ。

TABIもわかってくれたと思うよ。