TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

AKC show

2006-02-21 07:26:17 | インポート
この州で最大のドッグショーに行く。

プレジデント・デイの連休に毎年開かれる四日間にわたるショーで、
コンフォメーション、アジリティ、服従、ラリー競技会、そしてフライのデモ
がある。なにより犬グッズを売るブースが星の数ほど出店され、Ninaが
「お買い物するなら絶好のチャンスよ!」とすすめてくれたので、クレジット
カードを握り締めて出かけたわけ。

ショー会場はAKC登録犬しか入場できないので、TABIは夫とアジリティ会場で
お留守番。ショーはリングが一階と二階に複数設置され、ものすごい数の人と
犬とでごったがえしている。お店も混雑をきわめ、見て回るだけで一苦労、
年末のアメ横(昔の)のようだ。確かにありとあらゆる犬グッズが買えるが、
ネットでの値段と比べて安いかというとそうでもない。送料を払ってもネット
やカタログで買ったほうが安いと思えるものがたくさんだ。結局、私は犬本を
買った。TABIになにか、と思ったが、純血犬グッズはいらないしオヤツも
近所の店のほうが安い。

最後にラリー・オビディエンスを夫と見学。
ラリーはカナダでWendyが教えているクラスがアジリティのとなりだったので
見たことがある。服従とアジの中間のようなかんじで、服従競技ほど緊張感が
ないし、アジリティほど犬のスピードや敏捷な判断力を求められないので
とっつきやすいスポーツだ。夫は「つまんねーな」と言って椅子に座ったまま
寝てしまったが、私はおもしろいと思ったよ。うちもTABIが年とってアジを
引退したら(あの子が13歳くらいになったら)ラリーをやってみたい。
まだ犬が若いうちは、飽きちゃうかも。


さよなら、Mac

2006-02-17 15:20:02 | インポート
知人のウェスティの訃報がメールで届く。

スコティッシュだから当然だが、Macという名のウェスティはたくさんいて、
ごく親しい友達の犬でもカナダに一頭、アメリカに一頭いる。
今日お星になったのは、アメリカのMac、享年13歳。

昨年の夏、アメリカに引っ越してすぐ遊びに来てくれたのが最後となった。
TABIとも仲良く遊んでたのに。小型で13歳は若すぎる。彼は初めてのドッグ
ショーでジャッジに咬みつき、その場で引退したというエピソードの持ち主。
数年前にもガンで生死をさまよい(たしかワクチンを打ったとこに腫瘍が
できたんだった)、昨年暮れにはパンをのどに詰まらせ入院したりと、なにかと
病院と縁が深かった。数日前に非常に悪性のガンが見つかり、とうとうあの世に
いってしまったという。

さよなら、Mac。もう痛い思いはしなくていいんだよ。

さて、カナダのMacはまだまだ元気のようである。今年たしか13歳くらいだと
思うが、母犬と一緒にベテランクラスでアジリティ競技会に出ている。
飼い主からのクリスマスカードによると、今年はBCで行われるチャンピオンシップ
に参加すべく、地区大会めざしてがんばっているそうだ。ボーダーコリーの
PIPERより早いタイムを出した彼だもの、きっと大丈夫だろう。
生食をしている犬というのは、まことに丈夫で長寿である。


ヤバイ犬用おやつ

2006-02-17 07:20:18 | インポート
http://www.cnn.com/2006/US/02/14/dangerous.dogtreat/index.html

グリーニーの危険性はここ数年いろいろな犬リストで取り上げられていて、
うちを含め自然食を食べさせている飼い主は愛犬にこれを与えることはしない。
従って、この記事を読んでも「またかよ」としか思わないし、死んだ犬には
かわいそうだが、なんで発売禁止にするとか改良するとかしないのかな、と
疑問である。

だが、このグリーニー、今では日本でも発売されているらしく、「歯磨きガム」
とか言われて犬にも飼い主にも好評のようである。これを薦める獣医もいると
聞く。日本のごく親しい犬友達には「食わせるなよ」と警告したことがあるが、
果たして効果はどうだったか。在米・在加の日本人も、英文ニュースに疎い
連中は、これまでさんざん報道されているのに全く気づいていないことが多い。

ま、いずれ日本でも死亡事故ケースが増えるにつれ事実が公開され、多少
気をつける犬飼いが出てくるだろう。死ぬ犬には本当に気の毒と思うが、
大きな悲劇を通過しないことには人間は学習しないのが常である。


カウントダウン

2006-02-14 16:56:34 | インポート
街でやたらとバラの花とかピンクの箱入りが目に付くと思ったら、明日バレンタイン。

宝石店など、最後の追い込みってかんじでクリスマスよりすごい売り出しだ。
世の女というのは、やはり光ものに吸い寄せられるのだろう。私はあんまし
興味ないが。シャネル女史と同じで、アクセサリーは別に本物でなくても
きれいならいいと思ってるから、ダイヤモンドも欲しいと思わない。
夫がもし婚約指輪としてダイヤをくれてたら、まず100%それを身につけず
売ったお金でなにか欲しいものを買ってただろう。どんな高価なものでも、
いらないものはいらないのだ。

宝石とならんで女に人気なものといえば、毛皮。
うちの姑なんかクローゼットにずら?とならべている。だけどさ、いまどき
毛皮着るほど寒いかどうか?ま、ケベックは寒いけど、移動は車だし、そんな
マタギじゃあるまいし動物の毛を着こんで暖をとらずともいいと思うが。
それに手入れが大変だよ。私も二十歳のとき親が買ってくれたブルーフォックスが
実家に置いてあるが、今じゃまず着ないのに手入れはしないといけない。
それよりゴアテックスのスキージャケットとかのほうが、ずっと実用的だ。

それにいまどきのフェイクファーは、すごくよくできてる。
こないだ11ドルという破格値で買ったシュラグは、触れば一発でバレるが
遠くから見たらミンクそのもの。しかもですよ、洗濯機で洗える!
こうでなくっちゃあ!ま、私なら手洗いするが、こういう気軽に着られる
ゴージャスがいいよね。今度の晩餐会には、ドレスの上にこれで行こう。